障害者シンクロナイズドスイミングフェスティバルが10日、京都市左京区の市障害者スポーツセンターで開かれた。全国から集まったチームが音楽に合わせて生き生きと演技を披露した。
京都新聞社会福祉事業団などが主催し、今年で24回目。13都府県から21団体、計約260人が参加し、ソロやデュエット、チーム戦など6種目に分かれて演技した。
参加者たちは、ソーラン節や「レット・イット・ゴー」などのヒット曲とともに、水面をリズムよくたたいたり輪になって浮かんだりして、息の合った演技を繰り広げた。手足が不自由なチームメートを仲間が水中で支えたり、体を水面から担ぎ上げるリフトなどの大技も見られ、日ごろの練習の成果を存分に発揮していた。
ナイスシンクロ賞に、京都コスモス(京都)、セーラームーン(同)、ル・アマーミ(兵庫)の3チームが選ばれた。
チーム一丸となって演技を繰り広げる参加者たち(京都市左京区・市障害者スポーツセンター)
【 2015年05月11日 09時01分 】 京都新聞