ゴエモンのつぶやき

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「富山型」福祉あり方考える 富山で全国セミナー

2015年12月01日 03時11分43秒 | 障害者の自立

 高齢者だけでなく、子どもや障害者も利用できる「富山型デイサービス」を展開する人たちが福祉のあり方を考える「地域共生ホーム全国セミナーinとやま」が二十九日、富山市大手町の富山国際会議場で開かれた。全国の社会福祉や行政関係者ら約八百人が耳を傾けた。

 「富山型」に関わる人たちでつくる実行委員会が、サービスの普及を目指して隔年で開き、七回目。NPO法人「おらとこ」(富山市)の野入美津恵理事長ら、富山型を提供する福祉関係者七人による井戸端会議「私たちもんもんとしています!」などがあった。

 「介護離職ゼロ」を掲げた安倍政権の政策の一環とし、加藤勝信・一億総活躍担当相が国有地を安く特別養護老人ホームの事業者らに貸し出す考えを示したことについて、登壇者からは「欲しいのは施設より、人手や労働条件の改善」などと、福祉現場の実情を訴える声が上がっていた。 

富山型デイサービスを提供する福祉関係者7人による「井戸端会議」

2015年11月30日    中日新聞


イルミネーション:輝く光のアーチ 益田で集い /島根

2015年12月01日 03時05分35秒 | 障害者の自立

 益田市横田町の市障害者福祉センター「あゆみの里」で27日、イルミネーションの集いがあった。来年1月3日まで点灯される。

 地域交流の一環として8回目。今回は高さ約5メートルのクリスマスツリーや全長約5メートルのアーチなどに、地元の西益田小学校の児童が集め、アユや家族の顔などを描いた約1000本のペットボトルを取り付けた。イルミネーション全体では約1万個のLED電球を使っている。

 午後5時半からの点灯式では、横田中学校の吹奏楽部がクリスマスソングのメドレーなどを演奏。訪れた子どもたちにお菓子がプレゼントされた。

地域交流の一環として益田市障害者福祉施設「あゆみの里」で始まったイルミネーション=島根県益田市横田町で、横井信洋撮影

地域交流の一環として益田市障害者福祉施設「あゆみの里」で始まったイルミネーション

毎日新聞 2015年11月29日 


障害児施設スタッフが虐待 大阪市、行政処分を検討

2015年12月01日 02時56分20秒 | 障害者の自立

大阪市大正区の障害児向け学童保育施設「ビックハート」で、女性スタッフが施設を利用する児童らの頭をたたくなどの虐待をしたとして、市が行政処分を視野に調査を進めていることが29日、分かった。心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断された特別支援学校の男子生徒(15)もおり、府警に被害届を出すことを検討している。

 施設側の弁護士は「現段階ではコメントできない」としている。

 市によると、9月に「虐待がある」との情報提供があり、施設側や利用者の家族から聞き取り調査を実施。複数の目撃証言などから、女性スタッフが児童ら男女5人の頭部を平手でたたくなどしたと認定。


佐賀・玄海原発:3県防災訓練 73機関2200人が対応確認

2015年12月01日 02時53分07秒 | 障害者の自立

初の福祉施設入所者避難 佐世保、松浦市など /長崎

◇30キロ圏内、佐世保・松浦市など

 28日に長崎、福岡、佐賀3県であった九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)の重大事故を想定した防災訓練。移動に支援が必要な福祉施設入所者を避難させる初めての訓練もあり、関係者が非常時の対応を確認した。【峰下喜之、小畑英介】

 3県合同の訓練は4回目で、県内では原発から30キロ圏内にある佐世保市や松浦市などで73機関約2200人が参加した。玄海原発4号機で全ての電源が失われたため原子炉を冷却できなくなり、外部へ放射性物質漏れが起きたとの想定だった。

 玄海原発の南西約23キロにある松浦市御厨町の特別養護老人ホーム「青山(せいざん)荘」では、入所者を30キロ圏外の佐世保市内の施設へ移す訓練を初めて実施。92歳女性、80歳女性、78歳男性の入所者3人と、「寝たきり」役の男性県職員を、陸上自衛隊の災害派遣車と自前のリフト車に乗せて送り出した。移送先で必要になる介護記録や衛生用品、毛布などは軽ワゴン車で運んだ。施設長の朝永春郎さん(62)は「入所者68人のうち車椅子使用者が45人、寝たきりの方は14人で避難させる人員も車両も足りない。県と協議して態勢を整えたい」と気を引き締めた。

 県によると、30キロ圏内には高齢者施設が49、障害者施設が17あり、総定員は計1878人。ほかに22の医療機関がある。佐世保市で訓練を視察した中村法道知事は記者団の取材に対し「事故が発生した際に、スムーズに災害弱者が避難できるシステムを作る必要がある」と話した。

 この日は、壱岐市の住民が、海上自衛隊のミサイル艇で博多港(福岡市)へ避難する訓練も予定されたが、波が高く中止に。県は「船が使えないほど天候が悪い時の具体的な避難策は課題だ」としている。

〔長崎版〕  毎日新聞 2015年11月29日


視覚障害者向けヘッドセットを刷新--英慈善団体と共同開発

2015年12月01日 02時45分38秒 | 障害者の自立

 Microsoftが英国の慈善団体Guide Dogsと協力し、同社が提供する視覚障害者向け支援技術をアップデートした。新たにスマートヘッドセットとアプリをリリースし、音を使って視覚障害者が周囲を移動しやすくすることを目指す。

 この技術を使った最初のプロトタイプは2014年に公開されており、連続する音を出して装着者を正しい方向に導く仕組みになっていた。Microsoftによると、同技術の第2段階では設計も刷新されたと同社は述べている。

 Microsoftは、Guide Dogsとの協力により、視覚障害を抱える人々が自立し、外に出ても自信を持てるようにするため、同技術の潜在的な可能性を追求できるようになるとしている。

 Microsoftが当初この技術の開発に思い至った背景には、同社従業員Amos Miller氏の存在があった。自身も視覚障害を抱えるMiller氏は、娘の誕生をきっかけに、子どもと一緒に外出することができ、1人で新しい場所を探索するときに常に感じていたであろう恐怖心や不安を感じなくて済む人生にしたいと思うようになった。

 最初のフェーズのデバイスは、建物や電車の車両などの物体に取り付けられたセンサから、装着者のヘッドバンドに搭載されたレシーバに情報が返されることによって端末が作動した。

 Microsoftによると、同技術がアップデートされたのは、トライアルに参加した人たちが視覚に代わって音を頼りにしていることが分かったからだという。

 「灯台が光で先導するように、この技術は音を用いてガイドする。この技術デモンストレーションは音でイメージを作り出す」とMicrosoftは述べる。「あなたの周りに合成音(言葉や音の両方を)を空間的に配置することで、人間が理解可能な3D音の風景を作り出している」(Microsoft)

 装着者は新しい「Orientate」および「Look Ahead」機能を使用することで、自分の身の周りに何があるのかを瞬時に察知することができるほか、近づいてくるものが何かを詳しく知ることができる。それらに関する情報は、装着者からの距離が近いものから順に音で通知される。

 同ソフトウェアに加えられた新しい2つの操作により、ユーザーは音声または物理的なリモコンを使って周囲のランドマークについて尋ねたり、それらに関する詳細情報を聞いたりすることができる。この機能は、アプリ内のナビゲーションと並行して動作する。同アプリは、音声による方向指示を使って装着者を目的地やその周辺に案内するもので、頭の中でイメージを浮かべるのに役立つ。

 Microsoftはさらに、「CityScribe」と呼ばれる組み込みアプリケーションも開発した。CityScribeは、街中にある障害物にタブ付けできるようになっている。多くのマッピングサービスは、公園のベンチや突き出た縁石のほか、ごみ箱、電柱などの公共設置物をタグ付けの対象外としている。

 この技術は、英国政府が支援するFuture Cities Catapultセンターの取り組みの一環としてMicrosoftが取り組んでいる「Cities Unlocked」プロジェクトの1つとして誕生した。

CNET Japan     2015/11/30