ゴエモンのつぶやき

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石破地方創生相が複合福祉施設を視察

2016年02月09日 01時58分24秒 | 障害者の自立

◆先駆的「シェア金沢」を評価

 石破地方創生相は7日、地方の雇用創出に向けて必要な課題や対応を考える政府の「地域しごと創生会議」の第3回会合に出席するために金沢市内を訪れた。先駆的な取り組みを行う市内の複合福祉施設を視察し評価。都会から地方への高齢者移住の受け皿を整備する政府の「日本版CCRC」構想に生かす意向を示した。

 視察先は、高齢者向け住宅や学生向け下宿のほか、児童福祉施設などが入る複合施設「シェア金沢」(同市若松町)。高齢者や若者、障害者らが一緒に生活する全国でも先駆的施設として知られる。馳文部科学相も同行し、入居者らと懇談した。視察後、石破地方創生相は「外から来ても楽しいだろうなという印象を持った。この事例を参考にして、どう法律に応用できるか考えたい」と述べた。

 この後、開催された会議は、「まち・ひと・しごと創生会議」(議長・安倍首相)の下部組織にあたり、この日は「地域の技の国際化」がテーマ。谷本知事らが、炭素繊維の活用領域拡大に向けた県の事業などを説明した。また事例報告後の自由討議では、岡山県西粟倉村で地域活性化に取り組む会社の担当者が「(他の地域でも)東京にいる潜在能力の高い人たちを積極的に受け入れ、地域のための人材として育てることが理想」と述べた。

2016年02月08日 Copyright © The Yomiuri Shimbun



<ひと物語>本好きの子どもと交流 「おひさま文庫」主宰・加藤寛子さん

2016年02月09日 01時52分07秒 | 障害者の自立

 農地が点在する上尾市南の住宅街に「おひさま文庫」と看板を掲げた小さなログハウスがある。「かんこおばちゃん」こと加藤寛子(ひろこ)さん(62)が一人で運営する家庭文庫だ。「一人で本を読んだり宿題をしたりする子がいれば、部活帰りに『泣かせて』と駆け込んできて、すっきりして帰って行った子もいます」。毎週二回、地域の子どもたちに開放し、交流を続けている。

 「ハリー・ポッター」「ファーブル昆虫記」などの児童書や絵本、「ヤングアダルト」と呼ばれる中高生向け小説、漫画も「ワンピース」など最近の人気漫画から表紙の黄ばんだ「ベルサイユのばら」まで幅広い。隣の自宅書庫も合わせ、蔵書は推定で一万冊近い。

 自身も根っからの本好き。小学校では図書室で子ども向けの文学全集などを読みあさった。短大を卒業後、教諭として勤めた横浜市内の私立幼稚園は絵本の読み聞かせに熱心だった。自身も他の教諭との研究会などを通じて、絵本の蔵書が自然に増えていった。

 家庭文庫を始めたのは退職して二児の母になっていた一九八七年。東京都目黒区の当時の自宅には本棚一杯に約五百冊もの絵本があったが、五歳の長女の友だちは誰も興味を示さない。悔しくなり、「読んであげるから聞いてよ」と週一回の読み聞かせを始めた。八八年から一年間、高校ドイツ語教諭の夫・隆さん(66)の研修でドイツに移住し中断したが、帰国後に再開し九二年に上尾市へ転居。新築の自宅一階を翌年から文庫として開放した。

 九九年春、転機が訪れる。乳がんと診断され、左胸にメスを入れた。「人間はいつどうなるか分からない。やりたいことはやっておこう」と思い直した。

 二カ月後、以前から親しかった視覚障害者の女性とともに「バリアフリー読書サークルYAクラブ」を設立。小説を読み上げて録音する「音訳」や、目の見えない読書好きと感想を話し合う活動を始めた。近所の上平北小や保育所には「読み聞かせをやります」と手紙を送り、今でも同小では活動を続ける。夢だったログハウス建設に着手したのも手術の後。二〇〇一年に完成した室内は、ドイツで親しまれている「カスパー少年」の人形劇の専用劇場にもなる。

 文庫を始めて足掛け三十年。最近では、常連だった子と成人式で再会し「もう新成人か」と驚くことも多くなった。「『こんな本もあるんだ』と目を向けてもらえるとうれしい。自分の楽しみでもあるから、これからも続けていきたい」 (谷岡聖史)

 <かとう・ひろこ> 1953年、東京都目黒区出身。おひさま文庫は月、木曜の午後3~6時に開放。毎月第3土曜午前11時からは人形劇を上演。休館時のログハウスは1人100円で各種の会合に貸し出している。おひさま文庫、「バリアフリー読書サークルYAクラブ」ともに、問い合わせは電子メール=kankokt@jcom.home.ne.jp=へ。

ドイツのカスパー少年人形を手に「お勧めの本を手に取ってもらえたときがうれしい」と話す加藤さん

2016年2月8日     東京新聞


「正義と被害」テーマに発表 茨大でセミナー

2016年02月09日 01時47分35秒 | 障害者の自立

 社会的弱者について考えるセミナーが七日、水戸市の茨城大で開かれ、法テラスの弁護士や特別支援学校の職員ら約七十人が参加、発表に耳を傾けた。

 茨城大人文学部の研究グループ「愛と傷つきやすさの研究会」と常磐大国際被害者学研究所(同市)が二〇一〇年から共同で開いている。今回は「正義と被害」をテーマに、それぞれの大学で、法学や被害者学について研究している教授や准教授四人が発表した。

 茨城大人文学部の石井智弥准教授(民事法学)は犯罪報道について講演した。「社会の実情を知り、防犯意識を高める意味で必要」と犯罪報道の必要性を認めながら、「裁判になる前から特定の人物を犯人視する報道は許されない」と主張。「犯罪報道がなされても、冤罪(えんざい)の可能性を頭の片隅に置くべきだ」と注意を喚起し、「推定無罪の認識を一般社会で共有すべきだ」と訴えた。

 このほか、障害者差別解消法や自死遺族の状況をテーマにした講演もあった。

2016年2月8日    東京新聞


障がい者支援 進める

2016年02月09日 01時42分49秒 | 障害者の自立

公明党障がい者福祉委員会の高木美智代委員長(衆院議員)と山本博司顧問(参院議員)は6日、滋賀県大津市内で開かれた「アメニティーフォーラム20」のシンポジウムにパネリストとして各党代表と共に出席し、見解を述べた。

同フォーラムは、障がいのある人たちとその家族が安心して暮らせる社会のあり方を考える場として毎年、同市で開催されている。

高木さんは、公明党として「障害者総合支援法」など多くの障がい者施策を推進してきたことを紹介。「法律というツールを使い、さらに一人一人の暮らしが充実し、個性が発揮できる道筋をつくっていく」と力説した。

山本氏は、障がい者が農業に携わる「農福連携」に触れ、「障がい者の就労支援をさらに進めていきたい」と述べた。

公明新聞    2016年2月8日