ゴエモンのつぶやき

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障害者作製の「スイーツ文具」 嘉麻のNPO、独自商品に

2016年02月05日 02時30分50秒 | 障害者の自立

 障害のある人が通いながら働くNPO法人誠愛学園(嘉麻市飯田)は、スイーツの形をしたキーホルダーや文具を作製、販売している。「よそにない魅力ある製品ができないか」と考えた職員がインターネットで作り方を調べ、オリジナル商品に仕上げた。

 誠愛学園は2013年に開所。独自の商品で売り上げを伸ばし、利用者の賃金アップなどにつなげようと、職員がスイーツ形の製品づくりを考案した。

 粘土を使った飾りの作り方はネットで検索。約1センチの飾りはドーナツ、イチゴ、ケーキ、アイスクリームなど約100種類に上る。歯ブラシを使った形成や色付けなどの作業は全て障害のある人が担当する。

 飾りはキーホルダーにしたり、ボールペンに付けたりしてオリジナル商品を作る。県が障害者の工芸品などをブランド化した「まごころ製品」にも登録している。

 学園に通う女性(24)は「スイーツが本物そっくりに出来上がった時がうれしい」と笑顔。サービス管理責任者の岡松直美さん(34)は「地域のイベントなどで出店もしている。今後、多くの人に広まってほしい」と話す。

ドーナツやショートケーキなどの飾りを付けた文具やキーホルダー

=2016/02/04付 西日本新聞朝刊=


少数者に目を向けた訓練を(東部)

2016年02月05日 02時26分12秒 | 障害者の自立

 伊豆の国市内で先日、聴覚障害者を対象とした119番通報訓練があった。聴覚障害者はファクスやメールを使って通報する。一連の流れを聴覚障害者と消防職員が確認するという目的だった。
 消防本部では通報のファクスなどを受信すると、出動を伝える返信をする。訓練を体験した女性は、「返信があるまでの3分ほどがとても長く感じた」と語った。健常者は会話を通じて心の動揺を抑えられる場合がある。健常者にはない、大きな不安の一つだろう。
 他にも救急隊員との円滑な意思疎通の方法など、さまざまな課題が出た。初実施だった田方消防本部にとっても気付きの多い機会だったに違いない。限られた対象にも目を向けた訓練をぜひ積極的に展開してほしい。

(2016/2/4    @S[アットエス] by 静岡新聞


「光とともに…」戸部けいこが遺したネームに河崎芽衣がペン入れをして完結

2016年02月05日 02時17分40秒 | 障害者の自立

本日2月3日発売のフォアミセス3月号(秋田書店)では、「『光とともに…』が遺したもの」と題した特集を展開している。これは2010年に逝去した戸部けいこのデビュー30周年を記念し、「光とともに…~自閉症児を抱えて~」とその関連作品をフィーチャーしたもの。

「光とともに…~自閉症児を抱えて~」は、2000年から月刊フォアミセスにて連載されていた、自閉症児とその家族が抱えるエピソードを描いた作品。2004年には文化庁メディア芸術祭マンガ部門で優秀賞を受賞し、テレビドラマ化もされて話題を呼んだ。

戸部の逝去により2010年5月号で連載終了となっていた同作だが、その後のストーリー2話分はネームの形式で遺され、単行本の最終15巻に収録。今号のフォアミセスではそのネームに河崎芽衣がペン入れを行い、正式な完結編として掲載された。戸部と同じく1985年に月刊プリンセス(秋田書店)でデビューし、それ以降もずっと交流を続けてきた河崎による「光とともに…」の完結エピソードに注目したい。今号には河崎による、戸部への思いを綴った2ページマンガも寄稿されている。

そのほか「光とともに…」特集として、河崎の「Happy Birthday 大丈夫、生まれておいで~『光とともに…』が遺したもの」を収めた別冊も付属。同作は単行本も発売されているが、この別冊に収録されている「姉弟編」の2話は単行本発売後にフォアミセスに掲載され、未収録となっていた。

また本誌には鳴母ほのかの読み切り「おしえて、先生!」が掲載。これは「光とともに…」が描きたかったという「障害者の就労」をテーマとし、知的障害者のための学習塾を舞台にした物語だ。

なお秋田書店オンラインストアでは、「光とともに…~自閉症児を抱えて~」完結を記念し、同作の特製キャンバスパネルを期間限定で受注発売する。A5サイズのパネルに河崎によるイラストが描かれたもので、受け付けは2月4日から4月2日まで。

特集「『光とともに…』が遺したもの」告知画像。

2016年2月3日   コミックナタリー


神戸新聞広告賞 最優秀賞に電通西日本神戸支社

2016年02月05日 02時11分50秒 | 障害者の自立

 本紙に掲載された優れた広告に贈られる「神戸新聞広告賞」の表彰式が3日、神戸市中央区のホテルで開かれた。昨年1年間の広告が対象で、応募のあった118点の中から25点が受賞した。

 最優秀賞は、11月30日付朝刊に掲載された電通西日本神戸支社の「障がいのある私に、新しいハードルをありがとう。」が選ばれた。同支社は昨年に続き2年連続の受賞。障害者の自立をテーマに、全ての人が自分らしく笑顔で暮らせるまちづくりを訴えた。

 同社の清水真人神戸支社長は神戸新聞社の高士薫社長から表彰を受け、「できないことに向き合うのは、成長のチャンス。私たちもハードルを越え、よりよい社会の実現に貢献したい」と話した。

 審査委員長の難波功士関西学院大社会学部教授は最優秀賞について「キャッチフレーズも素晴らしく、ボディーコピーの文章にも説得力があった」と評価した。

 受賞作品は神戸新聞社のホームページで見ることができる。

神戸新聞広告賞の受賞者ら=神戸市中央区波止場町

2016/2/4     神戸新聞NEXT



泉田知事「他にもある可能性」

2016年02月05日 02時05分57秒 | 障害者の自立

障害福祉計画など未策定

 県が障害福祉計画と老人福祉計画、介護保険事業支援計画を策定していなかった問題で、泉田裕彦知事は3日の記者会見で「大変遺憾に思う」とした上で「他にも疑念を持たれかねない同様の事例もあるようだ」と述べ、なお未策定の計画がある可能性を明らかにした。日本海横断航路の貨客船購入が宙に浮いた問題に関しては言及を避けた。

 3計画は法律で策定が義務付けられているが、いずれも2009~14年度の6年分が作られていなかった。担当の福祉保健部は、県庁内の調整が付かなかったことを理由にしている。

 会見で知事は、計画が作られていなかったことを「知らなかった」と説明。「上位計画があり、実質的に策定されていたという認識が現場にあるようだ」との見方を示した。県監査委員に対し、他に未策定の計画があるかどうか調査を要請したことを明らかにした。

 一方、新潟港とロシア極東をフェリーで結ぶ日本海横断航路計画で、貨客船の購入をめぐって韓国企業と契約トラブルが起き、今春を目指した就航時期が17年度以降にずれ込む見通しとなったことについて、知事は「守秘義務が掛かっている」とし、言及を避けた。

 この問題では、県の第三セクターが買おうとした船の速度が想定より遅く、県側が受け取りを拒否。売り主の韓国企業は契約は成立したとして残額の支払いなどを求めているとみられる。計画を主導する県が損害を受ける恐れについて知事は「民間企業間の取引。なぜ損害を負うのか」と否定した。

■知事会見要旨
 障害者福祉計画などを策定していなかった問題をめぐる泉田裕彦知事の記者会見要旨は次の通り。

 -問題をどう受け止めるか。

 事態を招いたことと、是正されず長期間チェック機能が働かなかったことの二重の意味で大変遺憾に思う。疑念を持たれかねない同様の事例もあるようだ。チェックの必要があり、監査委員に対応を要請したところだ。

 -チェックはいつまでにするのか。

 まずは調べてみないと、期限は切れない。実態を見ながらどうするかを検討していくことになると思う。計画に常時見直しをかけながら更新していくというやり方もあると思う。

 -計画が策定されていないことは知っていたか。

 知らなかった。

 -策定されない状況になった経緯をどう考えるか。

 上位計画があり、実質的には策定されていたという認識が現場にあったようだ。監査委員の判断を踏まえて適切に対応していきたい。

2016/02/04    新潟日報