ゴエモンのつぶやき

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自閉症の少年の自立描く 米映画、4月公開

2017年03月29日 02時33分11秒 | 障害者の自立

 自閉症の子が、ディズニーアニメを足掛かりに、コミュニケーションの力を伸ばし、自立へ歩んでいく姿を描いた米国のドキュメンタリー映画「ぼくと魔法の言葉たち」(ロジャー・ロス・ウィリアムズ監督)が各国で話題を呼んでいる。日本でも四月から東京、名古屋などで公開される予定で、支援者たちは「自閉症への理解と共感を高める作品」と期待している。

 映画の主人公・オーウェンは、二歳のときに突然、言葉を発しなくなった。医師から自閉症の診断を受け「一生言葉を話せないかもしれない」と告げられた。しかし、オーウェンが六歳のとき、彼の意味不明のつぶやきが、大好きなディズニーアニメ「リトル・マーメイド」のせりふであることに父親が気付いた。

 父親がアニメに出てくるオウムの声色で語りかけると、オーウェンが返事をし、数年ぶりの会話が実現した。オーウェンはディズニーアニメの全場面を記憶していた。家族との会話が増えていくうち、自分の気持ちを伝えたり、相手の思いを察することも少しずつできるようになった。すべてアニメのキャラクターのせりふや表情から学んだことだ。個別支援教育を受けて入った大学では、ディズニークラブを主宰。卒業後は、障害者用アパートに一人で暮らし、働き、恋する喜び、別れのつらさも経験した。

 有名なジャーナリストでもある父親の著書「ディズニー・セラピー 自閉症のわが子が教えてくれたこと」に感動したウィリアムズ監督が二年間かけて撮影し、ディズニーの許可を得て制作した。今年の米国アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門賞の候補にもなり、話題を呼んだ。

 オーウェンのように、突然言葉を発しなくなる症状は「自閉症の幼児の一部にみられる」と、辻井正次・中京大教授(発達臨床心理学)。映画の見どころについて「成長するにつれて新しい課題が出てくるが、社会の支援の仕組みがあることで、両親が安心して育てることができるし、オーウェンの前向きさが周りを元気にしている。アニメの逸話だけでなく、自立に向けた記録として見てほしい」と語る。

 映画は四月八日から全国各地で順次公開される。劇場や日程は、「ぼくと魔法の言葉たち」のホームページ(HP)で紹介されている。世界自閉症啓発デーの二日午前十時からは、名古屋市中区のセンチュリーシネマで特別先行上映がある。自閉症の子を育てる作家堀田あけみさんらのトークショーも。参加費千五百円。申し込みは市民団体「アスペ・エルデの会」のHP内のセミナー申し込みサイトから。

◆2日に啓発イベント

 同日は、東京タワーや名古屋・テレビ塔などが、自閉症の国際的なシンボルカラーの青にライトアップされるほか、自閉症の社会啓発を図るコンサートなどのイベントが各地である。

写真

映画「ぼくと魔法の言葉たち」の主人公・オーウェン

2017年3月28日   中日新聞


ヤマト運輸と群馬県、災害対策など9分野で連携

2017年03月29日 02時27分33秒 | 障害者の自立

群馬県とヤマト運輸は27日、県のブランドイメージ向上、災害対策など9分野で相互連携する協定を締結した。

協定では、ヤマト運輸が展開する国内外の宅急便ネットワークを活用し、群馬県の生産者や事業者の販路拡大を支援。同県公式通販サイト「CASAぐんま」を対象とした物流連携を強化し、県産品の販売促進につなげる。

また同県が推進する子育て家族優待事業「ぐーちょきパスポート」にヤマト運輸が協力、子供虐待防止活動「オレンジリボンキャンペーン」の広報協力として宅急便センター店頭で告知を行う。

ヤマト運輸はセールスドライバーが業務中に認知症高齢者の異変に気付いた場合は、警察などの関係行政機関に連絡・保護するとともに、障害者の積極的な雇用を行う。

このほか、観光振興・県のイメージアップ、環境問題対策、地域・暮らしの安全・安心の確保、災害対策、地域社会の活性化・県民サービスの向上――など幅広い分野で協力しあう。

2017年3月27日   LogisticsToday


ウクライナ  露歌手の入国禁止 無許可訪問を問題視

2017年03月29日 02時20分15秒 | 障害者の自立

 【モスクワ杉尾直哉】ウクライナ当局は、首都キエフで5月に開かれる国際歌謡コンテスト「ユーロビジョン」に、ロシア代表の歌手、ユリア・サモイロワさん(27)を出場させない方針を明らかにした。2015年にサモイロワさんが、ロシアが編入を強行し支配下に置いたウクライナ南部クリミア半島を、ウクライナ政府の許可を取らずに訪問したことを問題視した。ロシア側は「音楽祭を政治に利用している」と猛反発している。

  ウクライナ保安庁は、サモイロワさんに今後3年間入国を禁じる措置を講じる方針だ。

 「車椅子の歌手」として知られるサモイロワさんは、子供のころに脊髄(せきずい)性筋萎縮症を発症した。成人してから歌唱力をロシアの著名な歌手、アーラ・プガチョワさんに認められ、14年に露南部ソチで開かれた冬季パラリンピックの開会式でも歌った。

 今回のウクライナの方針について、ロシア下院のトルストイ副議長は、サモイロワさんが障害者であることを念頭に「倫理的にも問題だ」と批判した。

 ユリア・サモイロワさん
 
毎日新聞   2017年3月27日

防災ラジオ配布せず=900台購入したまま-山形県米沢市

2017年03月29日 02時16分12秒 | 障害者の自立

 山形県米沢市が、地震や豪雨などの災害時に国や市からの避難情報を伝える防災ラジオ900台を市民に配布せず、保管し続けていることが27日分かった。
 市危機管理室によると、2014年度に900台購入したが、配布対象に想定していた65歳以上の独居世帯と障害者のいる世帯が、計7000世帯近くあった。
 同室は「どこに配るか考えがあったわけではなく、最初の取っ掛かりということで予算を計上した」としており、今後、土砂災害特別警戒区域に対象を絞るなどして配布するという。

(2017/03/27-時事ドットコムニュース


在宅生活支援施設が移転 佐賀、介護福祉士ら常駐

2017年03月29日 02時08分18秒 | 障害者の自立

 県は25日、高齢者や障害者らが自宅で生活できるよう支援する「県在宅生活サポートセンター」を佐賀市神野東2に移転した。専門スタッフが相談に乗り、福祉用具を製作する工房や車椅子を調整する「シーティングルーム」などを備える。

 サポートセンターは鉄骨2階建てで、延べ床面積は約1400平方メートル。近くの「長寿センターはればれ」の老朽化に伴って新設された。介護福祉士や作業療法士ら5人程度が常駐し、自宅で生活する上での悩みなどについて相談に応じる。開館時間(月曜日休館)の午前9時~午後5時は、いつでも対応する。

 1階の福祉用具の体験コーナーには、シニアカーやベッド、つえなど約600点を展示。シーティングルームでは、車椅子を使用者に合うように調整することで、皮膚がただれるのを防いだり、動きやすくしたりするという。

 サポートセンターの石原伸二郎所長は「専門的な知識のあるスタッフばかりなので、幅広いニーズに応じられる。自宅での生活で困ったことがあれば、何でも相談してほしい」と話した。

 問い合わせは同センター(0952・31・8655)へ。

様々な福祉用具が置かれた県在宅生活サポートセンター 

様々な福祉用具が置かれた県在宅生活サポートセンター

2017年03月28日 Copyright © The Yomiuri Shimbun