ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

弱視に配慮、ICT活用で検定合格

2017年03月29日 03時35分49秒 | 障害者の自立

 障害者と健常者の共生を目指す障害者差別解消法の施行から、4月で1年。日本情報処理検定協会(日検、名古屋市)主催の検定を受けた岐阜県内の弱視の高校生が、受験時にタブレット端末の使用が認められ、合格証書を手にした。学校の教員が同端末の使用を掛け合った結果で、専門家は「(同法にある)合理的配慮の好例。検定でこうした配慮は珍しい」と評価している。

 今月、情報処理技能検定の表計算準2級に合格したのは、岐阜盲学校高等部2年の渡邉道治さん(17)。先天的に目の中心部の視力がなく、周辺部は0・01~0・03ほどという。

 日検では障害のある受験者に、制限時間の延長や問題文の点字翻訳などを認めていたが、渡邉さんの場合、問題文が紙に書いてあると、途中で行を読み飛ばしたり、読んでいた箇所を見失ったりすることがあり、受験は難しかった。

 「日検の検定を受けたい」。中学部2年のときに、同校の春見(かすみ)明子教諭(44)に漏らした一言がきっかけだった。小学生の頃からパソコンが好きで、情報処理の技能を試す検定に興味があった。

 能力が最大限発揮できる方法はないか。春見教諭が思い至ったのは、タブレット端末。画面上で文字を拡大し1字ずつ確実に読むことができる。合理的配慮についても知り、2015年に日検に端末を使って受験できないかと掛け合った。

 日検担当者も「これまで希望する受験者がいなかった。できるだけ協力したい」と関心を示し、電子化に向けた環境整備を進め、タブレット端末を使った受験へとつながった。春見教諭は「電子機器は容易に弱視の人と健常者の溝を埋める。他の検定試験にも波及してほしい」と願う。

 春見教諭に協力した東京大先端科学技術研究センターの近藤武夫准教授は「大学入試で問題を読み上げる介助者の同席が認められるなど、検定試験の現場も変わりつつある。情報通信技術(ICT)への対応は今後必須になる」と話す。

 検定合格が自信になり、渡邉さんは工業系の大学進学を目指している。将来の夢はプログラマー。「視覚障害者を助けるアプリやソフトをつくりたい」と描く。

 

弱視のため、タブレット端末を使って情報処理技能検定を受けた渡邉道治さん。春見明子教諭が実施団体に掛け合い、実現した

岐阜新聞

 
 

視覚障害理由にした短大准教授の配置転換は無効 岡山地裁が仮処分決定

2017年03月29日 03時29分41秒 | 障害者の自立

 岡山短大(岡山県倉敷市)の女性准教授(52)が、視覚障害を理由にした事務職への配置転換は無効だとして、運営する学校法人原田学園(同)に配転の取り消しを求めた仮処分で、岡山地裁(池上尚子裁判長)は配置転換の効力を停止する決定をした。24日付。

 決定は、授業をするために准教授を補佐する職員を雇用することは過重な負担とする岡山短大側の主張に対し、「障害者雇用促進法が予定する『合理的配慮』を著しく超過しているとは言えず、職務変更命令に必要性があるとは認められない」と指摘した。

 決定によると、准教授は平成19年から幼児教育学科の准教授として授業や学生の指導を担当。網膜異常で視野が狭くなる「網膜色素変性症」により、視力が低下し、文字が読めない状態になった。岡山短大は28年3月、授業中に飲食や無断退室する学生に気付かなかったことなどを理由に、事務職への配置転換を命じていた。

産経ニュース


女子代表が出場権獲得のシッティングバレー、元プロ野球選手もハマる魅力とは…

2017年03月29日 03時10分59秒 | 障害者の自立

 元プロ野球選手も熱中するパラリンピック競技がある。シッティングバレーボールだ。座ったままでプレーする6人制の競技で、ネットの高さも低くコートも狭い。17年度からは、千葉市の小中学校の体育の授業に採用されることも決まった。元横浜投手の吉原道臣氏(35)=オフィス24=が普及に一役買っている“座るバレー”の魅力に迫った。

 開催国枠で2大会ぶりのパラリンピック出場が決まった女子代表は、20年の東京大会へ向けて現在も地道な普及活動を続けている。代表選手は毎週のように関東近郊の小中学校を訪問して講演活動に励み、実技指導も精力的にこなす。日本代表のベテラン、長田まみ子(東京プラネッツ女組)は「ほぼ毎週、土日に代表合宿があるし、仕事をしている人は休む暇もないと思う」と明かした。

 東京パラリンピックまであと3年。日本シッティングバレーボール協会の真野嘉久会長(51)は「少しでも多くの人に競技を知ってもらいたい」と普及のチャンスと捉えている。98年頃から競技の普及活動に貢献している元バレーボール女子日本代表の益子直美さん(50)は「練習場所を探すのが大変だった。やっと体育館を見つけても、障害者用のトイレがない、という理由で断られたこともあった」と明かす。練習場所を求め、関東近郊を転々とする日々。スポンサーも簡単には見つからず、真野会長は会場代などを個人負担したという。

 地道な普及活動の効果もあって、座るバレーに熱中する元プロ野球選手もいる。元横浜投手の吉原さんだ。現役引退後、入社したオフィス24がシッティングバレーとスポンサー契約を結ぶ縁で競技を始めた。15年6月に大会に初出場し、これまで16戦したが、不戦勝を除き公式戦は未勝利。ただ、何度負けてもやめられない。「コートが狭く、距離感が近いので、チームとしての一体感が高まる。はまった理由の一つ」と夢中になっている。

 床に尻の一部をつけたままプレーする6人制のバレーボール。一般的なバレーボールのコートの広さはサイドライン(SL)、エンドライン(EL)とも9メートル。シッティングバレーはSLが5メートル、ELは6メートルしかない。尻をつけたままボールを追うため、吉原さんは「手を伸ばせば、すぐに味方に届く。狭いから連係が重要になる。6人が一つになって戦う感覚がある」と魅力を語る。

 パラリンピックは男女とも障害者しか出場できないが、日本選手権には健常者も出場可能だ。日本では、健常者と障害者を分ける壁は存在せず、年齢も関係ない。座るバレーは障害者スポーツではなく、生涯スポーツの側面も持ち合わせている。 

シッティングバレーってどんなスポーツ?
 ▼競技の歴史 1956年、オランダで戦争により体が不自由になった兵士、被災者らのリハビリのために考案された。1980年のモスクワ大会で、パラリンピックの正式種目になった。日本では92年に初めて東京でチームが結成された。
 ▼ルール サーブ、ブロック、スパイクは床から尻を浮かすと反則となるが、レシーブだけは短時間なら離れてもよい。座ったままプレーできるように、ネットの高さは男子が1・15メートル、女子が1・05メートルと低く設定。ボールは公認のバレーボール球を使用。パラリンピックでは、国際バレーボール競技規則に準じてサーブはローテーションもありラリーポイント制の5セットマッチ(3セット先取で勝利)で行われる。
 ▼日本代表 男子は2000年シドニー大会でパラリンピック初出場(9位)。女子は04年アテネ大会で採用され、日本は08年北京大会で初出場。ともに最高成績は7位(男子は04年アテネ、女子は12年ロンドン)だが、どちらも昨夏のリオ大会を逃した。昨年のアジア大会は男女そろって優勝。20年の東京五輪は開催国枠で男女とも出場が決まっている。

    

             シッティングバレー参考写真

 ◆吉原 道臣(よしはら・みちおみ)1981年10月29日、東京都生まれ。35歳。日大豊山—日大。ホンダから06年の大学・社会人ドラフト6巡目で横浜入団。最速151キロの速球派だったが、1軍では主に中継ぎで28登板0勝2敗に終わった。10年に現役引退。15年10月、OA機器販売会社のオフィス24に入社。181センチ、83キロ。家族は両親と姉、弟。

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【医師監修】子どもの「ADHD」の症状と原因、上手な付き合い方

2017年03月29日 03時02分47秒 | 障害者の自立

ADHDは発達障害の1つで、症状や程度に関係なく、周囲の理解とケアが必要です。ときには両親でも理解できていないことがある「子供のADHD」について、その症状や原因、上手な付き合い方を解説しました。

この記事の監修ドクター

北浜こどもクリニック 北浜 直 先生

医療機関併設型の病児保育やインフルエンザ等の予防接種、育児相談などお気軽にご相談下さい。
http://www.kitahama-kidsclinic.jp/

子供のADHDとは


落ち着きがない、集中力が続かない、忘れ物が多い…。子どもであれば、いずれも決して珍しいことではありません。しかし、このような特徴が周囲の子供たちよりも際立っているならば、「ADHD」の可能性を疑ってみてください。
ADHDは「発達障害」の1つADHDは「注意欠陥多動性障害」(Attention-Deficit・Hyperactivity Disorder)という意味です。名称が示す通り、注意力が散漫であったり、勝手に歩き回るなどの多動行動が目立ちます。小さいころは「やんちゃな目立ちたがり屋」ということで見過ごされている場合もありますが、小学校中学年ごろから、学業に支障をきたしはじめ、両親や先生、周囲の友達から違和感をもたれることも多いようです。

大きなポイントとして、知的発達の遅れは見られません。このことが逆に「わざとやっているのでは?」という誤解を生む要因になっていたケースもあります。まだADHDが社会に浸透していなかった頃には「反抗的な生徒」「言うことを聞かない子」などと言うレッテルを貼られ、適切なケアが必要だとは考えられていない時代もありました。

ADHDは、学童期の子供に3〜5%の割合で出現すると考えられています。性別では男子の方が多く、女子の3倍〜5倍程度にあたると言われています。
「大人のADHD」も大きな注目を集めています後にも触れる「発達障害者支援法」は、2005年4月に施行されました。つまり、ADHDを含む発達障害者への社会的認知・支援が始まってから、まだ10年程度しか経っていないと言うことです。近年「大人のADHD」が注目を集めていますが、このような方々の中には適切なケアや支援が必要な方も含まれている事でしょう。

周りの人の気持ちを察することができず、うまくやっていけない。何故か周囲に迷惑をかけてしまう。会社や家庭でこのようなことが多いと悩んでいる方の中には、性格や気質の問題ではなく「ADHD」が関係しているかもしれません。実際に、成人の4%(100人に4人)がADHDにあたるといった指摘もありますので、決して「珍しい障害」とは言えないでしょう。

お子さんがADHDであると分かった場合、将来このようなことで悩まなくて良いように、適切な理解とケアで支えてあげてください。
ADHDの症状
ADHDの代表的な症状とも言えるのが「不注意」「多動性」「衝動性」の3つです。一言で言えば「うまく自分の感情をコントロールできていない」というイメージです。自分の子どもに、このような印象を持った場合にはADHDの可能性が比較的高いと考えられます。なお以下の症状は、そのすべてが現れるとは限りません。多動性・衝動性が強く出る子がいたり、不注意な傾向が強く出る子がいたりと、子どもによって個人差があり症状の出方は変わってきます。
不注意ADHDの子どもは注意力に欠け、基本的に1つのことに対して集中するのが苦手です。周囲のちょっとしたざわめきや音などでも集中力が途切れてしまい、勉強や作業、遊びですら投げ出すことがあります。真面目に話していてもどこか上の空で、両親からすれば「この子はちゃんと話を聞いているの?」と感じるかもしれません。実際に話半分にしか聞いていないことが多いため、約束や宿題を忘れたり、同じ間違いを何度も繰り返すなどということがあります。同時に、忘れ物のほか、落し物も多いというケースも比較的よく見られます。

【具体的な症状】

・集中力が続かない

・何度も忘れ物・落とし物をしてしまう

・ケアレスミスが多い

・簡単なことを何度も間違える

・勉強や課題にすぐ飽きてしまう

・気が散りやすい
多動性多動性とは「せわしなく、よく動く」という意味で、過剰な活動性を指しています。とにかく「落ち着きのない子」という印象を、周囲が抱くことも多いです。「静かにして」「落ち着いて」とご両親や先生から注意されても、動き回り続けたり、しゃべり続けたりすることもあります。しかしADHDの子供の場合には、大人に反抗していると言うような意識は全くなく「ただ単に自分の行動を止めることができない」という場合も多いと考えられます。

【具体的な症状】

・授業中や大切な式典、話し合いの最中でも席を離れる

・片付け(整理)が苦手

・体のくねくね・もじもじ外、貧乏ゆすりなどを常にしている

・多弁(よくしゃべる)で、なかなか止まらないケースもある
衝動的な行動衝動性は、多動性と結びつきやすい傾向があります。落ち着きがないと思っていたら、突然衝動的に走ったり、机に登ったり、奇声をあげたり…など、周囲から見ると脈絡のない行動をするケースも少なくありません。このような衝動性が災いして、ADHDの子供は、ルールや決まりごとを守ることも苦手です。順番待ちができず割り込んだり、その注意に対してすぐ手が出たりといった行動も見られます。これは、行動の結果をよく考えず、ほとんど思いのままに動いてしまうことが原因ですが、これが思わぬ事故や怪我につながる可能性もあるためご注意ください。

【具体的な症状】

・外部からの刺激に反応しやすい

・突然椅子や机に登ったり、走り回ったりする

・思いつくとすぐ実行してしまう(実行しないと気がすまない)

・突然相手を叩くなど、場合によっては暴力行為に発展することがある

・待つこと/並ぶことなどが苦手
他の障害の症状が出るADHDの子供は、他の発達障害などを抱えているケースも比較的高いと考えられています。

例えば、発達障害の1つである「学習障害」も抱えているケースは60%にも及ぶと言われています。学習障害は、知的発達の遅れと言うよりは「読み」「書き」「計算」のいずれかの能力に極端な混乱が生じる障害です。ADHDでなおかつ学習障害もお持ちの場合、普通学級での授業はかなり困難なものになると予測されます。また、気分障害・不安障害などを抱えるケースも少なくないとされており、その割合は最大で70%とも言われています。
ADHDの原因

ADHDのしくみとして「ワーキングメモリーが少ない」と説明されることがあります。つまり、ADHDの子供は、一時的な情報を記憶しておく領域が少ないため、過去の経験から学んで衝動を抑えたり、適切に注意を配ることが難しいという意味です。そして、その原因は「脳」にあることが分かっています。
原因は「脳の働き」ADHDを含む発達障害に共通して分かっているのは「そのいずれもが脳の働き=脳機能(認知)の障害である」という点です。つまり精神疾患とは異なりますし、育て方やしつけの問題でもありません。

実際にADHDのお子さんの場合、脳の尾状核(びじょうかく/前頭葉・大脳基底核の一部分)が、通常と比較して1割以上小さいとの指摘もあります。これが、注意力、集中力、行動に影響を与えている可能性は高いでしょう。また、先ほどご紹介した「ワーキングメモリー=作業記憶領域の少なさ」についても、通常に比べてきちんと機能していないと予測されます。

この他、ADHDのお子さんは「脳の血流量が少ない」「実年齢よりも幼い脳波傾向にある」「ドーパミン・ノルアドレナリンなどの神経伝達物質が不足している」など、様々な特徴があることが判明しています。
詳しい原因は未解明ADHDのみならず、発達障害の要因としては「遺伝的素因」「環境要因」の2つが、大きな要因として議論されています。特に、ADHDの子どものご家族や血縁には、ADHDの方が多いとも言われており、遺伝的要素が強い可能性も指摘されています。

また、環境要因とは、環境汚染物質や食品添加物ほか、後天的な虐待やいじめなどを含むケースもあるようです。文字通り、遺伝とは異なり外的な要因によってADHD発症のきっかけが作られるという説となっています。
ADHDとのつきあい方
ADHDの治療・ケア先ほどADHDの代表的な症状として「不注意」「多動性」「衝動性」の3つがあることは、すでにご紹介しました。そして、このような特徴が結びつくと、単に周囲へ迷惑をかけるという以上に「交通事故や大きな怪我などにつながる危険性が高いこと」も想像できるかと思います。したがって、ADHDの改善を目指して、きちんと治療やケアを行う必要があるのです。

まずはじめに、子どもが本当にADHDであるかのチェックが行われます。使用されるのはDSM-IV(アメリカ精神医学会の診断基準)などで「7歳以前から症状が見られる」「学業的社会的な障害となっている」「年齢にふさわしくなく、適応できていない」「6ヶ月以上継続している」といった事柄に当てはまるかを確認し、診断や検査を実施していきます。

お子さんがADHDであると診断されたら、多方面からの治療を行います。具体的には、生活技能訓練(ソーシャルスキルトレーニング)、ご両親の訓練(ペアレントトレーニング)ほか、「放課後等デイサービス」の利用などの教育介入の相談、さらに必要に応じて薬物療法なども実施されます。いずれも子どもの心に沿い、自尊心を養いつつ能力や自己評価を高めることを目指します。
ADHDの子供の支援体制行政の支援体制については、2005年4月に施行された「発達障害者支援法」が大きな軸となっています。各都道府県に設置された発達障害者支援センターを中心に、各福祉窓口、教育現場、医療現場、そしてご家庭が連携を図ることで、比較的充実した支援を受けることが可能です。
まとめ

国や都道府県の支援体制も少しずつ拡充を見せていますが、やはり完全とは言えません。可能であれば、同じADHDや発達障害のお子さんを持つ親同士でつながり、ネットワークを作ったり情報交換するのもベストでしょう。子どもにとってよりよいケアや療育、支援を目指すだけでなく、不安も相談しあえればいいですね。

マイナビウーマン   3月27日


国内初! トランスジェンダーの男性議員誕生 埼玉県入間市議選で

2017年03月29日 02時41分47秒 | 障害者の自立
 3月12日投開票の埼玉県入間市議選で、トランスジェンダーであることを明らかにして立候補した細田智也さん(25)が初当選しました。トランスジェンダーの男性として公職に選ばれたのは国内で初めての例です。ねとらぼでは細田さんに取材し、市政にかける思いなどをうかがいました。
 
 民進党公認で立候補した細田さんは、定数22のなか1134票を集め、21位で当選しました。
 
 選挙活動中には、性的指向や性自認などが原因で困難を抱える性的マイノリティーの人々だけでなく、障害者や高齢者などを含む多様な声を行政に届けると呼びかけました。また、性的マイノリティーが悩みを1人で抱え込まず、相談できるような制度の構築を訴えています。
 
 入間市をもっと暮らしやすい市にしたいと意気込む細田さん。立候補したきっかけは自身のセクシュアリティについて、相談する場所がなかったことがあげられるといいます。
 
 「私自身が悩んでいる時に、どこに相談したらいいか分かりませんでした。市に相談するかは分かりませんが、市にそのような相談体制がとられていることで言いやすい環境に変化していくと思います。そんな環境が広がることで、少しは暮らしやすい市になるのではと考えています」と過去の経験があったことを明かしました。
 
 全国的には神奈川県横浜市や東京都渋谷区などが性的マイノリティー支援事業をおこなっていますが、国内ではまだまだ不足しているのが現状です。
 
画像画像 どこに悩みを打ち明けるべきかに悩んでしまう
 
 
 公職に選ばれたトランス女性の例としては、1999年にニュージーランドの国会議員として、ジョージナ・ベイアーさんが世界初。
 
 国内では上川あやさんが、トランスジェンダーの女性であることを公表して初めて当選しました。2003年に東京都世田谷区議会議員に初当選して以来、現在4期目の現職議員である上川さんも「FTMの方の公選者は初。ご活躍を」とお祝いのコメントをしました。
 
 現在、国内で自らが性的マイノリティーであると公表している現職議員は、男性同性愛者で東京都中野区議の石坂わたるさんや、豊島区議の石川大我さんがいます。
 
 入間市のある埼玉県では2月に、さいたま市と所沢市で性的マイノリティーに関する市民講座が開催されたばかり。今後は細田市議の活躍に加えて、埼玉県全体での動きにも注目です。
  
 
 2017年03月27日   ねとらぼ