ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

在宅身体障害者、386万人=高齢者の増加が顕著に-厚労省調査

2013年06月29日 01時40分52秒 | 障害者の自立
 厚生労働省は28日、2011年12月現在の全国の在宅身体障害者数が推計386万4000人に達したとの調査結果を公表した。06年の前回調査と比べて28万8000人増加した。同省は「65歳以上の増加が顕著で、高齢化の影響が大きい」とみている。
 調査は、障害者施策の基礎資料とするため、5年に1回実施している。国勢調査のデータや聞き取りを基に推計した。

時事通信-(2013/06/28-17:51)

視覚障害者の著作物利用条約採択、S・ワンダーがコンサートへ

2013年06月29日 01時21分56秒 | 障害者の自立
[ジュネーブ 27日 ロイター] - 米歌手スティービー・ワンダーさんは、視覚障害者などによる著作物の利用促進を目指した国際条約が採択されたことを記念して、28日にモロッコのマラケシュでコンサートを開くことになった。

この条約は27日、186カ国から600人以上の代表者がマラケシュに集まって開かれた世界知的所有権機関(WIPO)の会合で承認されたが、WIPOの声明によると、ワンダーさんは条約成立に向けて熱心な活動を続けてきたという。

生まれつき全盲のワンダーさんは会合で放映されたビデオメッセージでも、「この条約は将来の世代への遺産であり、贈り物だ」などと各国代表に採択の必要性を訴え、実現すれば、祝福のためにマラケシュに向かうと約束していた。

条約は、視覚障害者などが利用しやすい形式に出版物を変換する際の著作権問題を解決することなどを目指している。



ロイター-2013年 06月 28日 12:00 JST

瀬戸内の障害者施設が建築法違反 補正予算案に改修委託料

2013年06月29日 01時17分39秒 | 障害者の自立
 瀬戸内市は28日、市が障害者支援施設として使用している建物が建築基準法に違反していたとして、改修の設計委託料49万9千円を盛り込んだ2013年度一般会計補正予算案を開会中の定例市議会に提出した。

 障害者に作業機会などを提供する「地域生活支援センタースマイル」(同市邑久町山田庄、鉄筋2階延べ640平方メートル)で、2カ所必要な階段が1カ所▽2階の1室に窓がない▽1階のガラス窓が網入りでない―の3点が違法だった。

 同市によると、施設は01年に当時の広域連合が県から無償譲渡され、事務所として使った後、04年10月から旧邑久町が支援センターを運営。その際、障害者施設の基準に合わせた改修をしないまま、合併で瀬戸内市に引き継がれたという。

 運営する社会福祉法人(和気町)が、13年4月から新たな障害者10+ 件向けサービスの開始を岡山県に相談したことで発覚。今月10日に県から是正計画の提出を求められていた。

山陽新聞-(2013/6/28 21:10)

障害者のパン店、本格営業

2013年06月28日 02時26分42秒 | 障害者の自立
 広島市東区の社会福祉法人交響が26日、同区若草町にパン店「ベーカリーカフェロンドンSOAR(ソアー)」を1日限定で仮オープンした。7月3日から本格営業を始め、障害者が生き生きと働ける場をつくる。

 パンやサンドイッチ約50種を製造・販売する。店内の20席では食べることもできる。店員の障害者は24~33歳の計5人。これまでは同法人が運営する作業所に通っていた。店では、パンの製造や接客に携わり、法人職員たちが補助する。

 「ソアー」は英語で、大空を高く舞うという意味。神戸市の食品メーカーと業務提携し、本格的な店舗運営を目指す。清掃や接客を担う中村愛さん(31)は「商品の種類が多くて大変だけど、たくさんのお客さんに会える」と期待を膨らませている。

 店舗は、交響と社会福祉法人つつじ(東広島市)が共同で開設した就労サポートセンターの1階を利用する。営業時間は午前7時半~午後7時。日曜日と祝日は休み。同店=電話082(236)7383。


【写真説明】商品を並べる中村さん(右)たち

中国新聞- '13/6/27

富山型デイに障害者就労 特区認定を機に国から支援

2013年06月28日 02時15分20秒 | 障害者の自立
事業所の団体代表「工賃が安定」と評価

課題は一般企業への就職


 障害者が訓練を兼ねて働く「福祉的就労」の対象施設が四月から富山県内で緩和され、お年寄りから障害者まで多様な人が一緒に過ごす「富山型デイサービス」に障害者十五人が就労した。国による企業の障害者法定雇用率も引き上げられ、就労先の拡充が期待されるが、重度障害者への就労支援など課題も浮かび上がる。


 国からの支援を受けられる福祉的就労はこれまで、事業所ごとに障害者を指導する担当者を置くことや、障害者二十人以上の利用が条件だったため、規模が小さい富山型デイは対象外だった。だが富山県が国から「とやま地域共生型福祉推進特区」に認定されたことで、四月からは県内複数の富山型デイに計二十人以上働いていれば、福祉的就労に見なされるようになった。

 富山型デイで富山市富岡町の「このゆびとーまれ」では、障害者四人が就労。洗濯物を干したり、高齢者の介護の手伝いや配膳をしたりして働いている。


 このゆびとーまれ内にあり、富山型デイ十カ所をまとめる事務所「はたらくわ」では、各事業所を巡回して指導する担当者を四人配置。その一人の山口賢一さん(47)は「巡回により、自分のことを気にしてくれる人がいるんだと、働く励みになっているとの声も聞かれる」と効果を話す。


 富山型デイの事業所でつくる「富山ケアネットワーク」によると、富山型デイで働く障害者は四月から県内九十四事業所のうち十事業所に就労。月額工賃は平均四万三千円で、県内障害者の一万三千円と比べて高い。


 ネットワーク代表の惣万佳代子さん(61)は「これまでは事業所のトップの考え方次第で給料がいきなり変わったり、リストラされたりした。管理が事務所に一元化され、適正な人事ができるほか、安定した工賃を手渡せる」と評価する。


 障害者の就労は、国が四月から企業の従業員に占める障害者の法定雇用率を引き上げ、民間企業では1・8%から2・0%になった。富山労働局によると、二〇一二年度にハローワークを通じて就職した障害者は九百九十八人で一一年度と比べ18%増。一方で、担当者は「精神障害者や軽度の障害者の方が就職しやすく、重度な障害者の就労が課題」と指摘する。


 一般企業への就職に課題を挙げる富山型デイの職員もいる。五月末に開かれた富山型デイと特別支援学校との合同会議で、職員の女性は「富山型デイで障害者を受け入れるようになった背景には、企業や世の中で障害者が受け入れられていないからではないか」と訴えた。



就労者は富山型デイサービスで洗濯物を干すなどしている=富山市富岡町で

中日新聞-2013/06/25