これは知っていると便利です。「tough movement」 と言われている文法規則です。
次の例文を見てください。
①English is not hard to learn.
②We found the problem difficult to handle.
これらの文章は、もともとはそもそも次の形だったのです。
③It is not hard to learn English.
④We found it difficult to handle the problem.
③の文章で、itは仮主語で、真主語はto 不定詞のto learn English です。
④の文章で、itは仮目的語で、真目的語はto不定詞のto handle the problem です。
こうした場合、真主語又は真目的語の中の目的語がitのところに移動できるという規則があります。これをtough movement といいます。なので、①とか②のような文章ができます。だから①のlearn も②のhandleも他動詞です。他動詞なのに後ろに目的語がありません。前のほうに移動したからです。
次の例文を見てください。
①English is not hard to learn.
②We found the problem difficult to handle.
これらの文章は、もともとはそもそも次の形だったのです。
③It is not hard to learn English.
④We found it difficult to handle the problem.
③の文章で、itは仮主語で、真主語はto 不定詞のto learn English です。
④の文章で、itは仮目的語で、真目的語はto不定詞のto handle the problem です。
こうした場合、真主語又は真目的語の中の目的語がitのところに移動できるという規則があります。これをtough movement といいます。なので、①とか②のような文章ができます。だから①のlearn も②のhandleも他動詞です。他動詞なのに後ろに目的語がありません。前のほうに移動したからです。