シャドイングについて

2006年05月15日 14時40分01秒 | 発音・リスニング
1週間前に本屋に立ち寄ったときshdowing のやり方を解説した本を数冊買ったのでした。そして、一週間試してしてみた。効果があるとの評価なのですが、そのことについて以下に記します。

私が採用した本:
①「決定版英語シャドーイング入門編」玉井健編著 コスモピア
②「決定版英語シャドーイング入門編」門田修平・玉井健共著 コスモピア
 どちらにも玉井健さんの名前があります。私はこの人の指導方法が理にかなっていると 思います。彼は以下のことをやったらいいといっています。

①リスニング  まず聴いてください
②マンブリング ぶつぶつでもいから声を出して
③意味チェクとシンクロ・リーディング(syncronized reading)
テキストを見て意味を調べ、テキストを観ながらでいいからnative speakernのの調子 しゃべり方(プロソディという:ストレス、高さ、長さ、速さ、リズム、イントネーシ ョン、ポーズなど)をまねて声を出す。口が動かなければそこを練習する。
④プロソディ・シャドーイング プロソディを意識してそこを真似して声を出す。意味が わからなくても効果はある。
⑤コンテンツ・シャドーイング やることはプロソディ・シャドーイングに同じだが、頭 の中の意識がコンテンツにむいてやる。


玉井氏の言っていることは、④と⑤をやりなさいといっているのですが、その前にそこにいきなりいけなければ、①②③をやりなさいといっています。特に③を言っています。よくありそうなのは、テキストを観ながらやると効果が半減するという人がいるけれど、どうも私の経験から言えば、③が出来れば、④はできる。逆に言えば、④が出来るためには③が出来るようにする必要がある。ところで、プロソディを意識して③をやれるようになるのが私流に言わせれば、ポイントなんだ、secret なんだろうと思う。

シャドイングが万能ではない。どこに効くかも上記の2書は解説しています。時に②が詳しい。私の経験則と照らしても玉井さんの言っていることほんとだと思う。
この人の優れた点は意味あること、を、説明すれば難しくなることを、わかりやすく、実践的に解説して、実技指導している点です。
私の長いトンネルもこの玉井氏の言う方法を実行することで抜けれそうです。
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