日本人の発音を観察していて、思うことが、あります。
(子音の発音)
①F, V, TH, の発音はやればできるのになぜしないのでしょうか?と思う。
Rもできるはずなのに。(Lの発音の、最近よく言われる「暗いL」は難しいかも知れません。)一日でできるわけではないかも知れないけれど、なぜしないのかと思います。極端に言えば怠慢ではないでしょうか。もっと難しいことはその先にあるのに、ここで頓挫するようでは。ここを乗り越えたら、外国へいって食事、ホテル宿泊、税関パス、土産を買う、つまり観光旅行くらい一人でやれる英語はすぐでしょうに、と思う。
②子音で切るべき単語に母音をつけてしまう癖の人が多い、と思う。
たとえばwhite and black をnative speakerが発声すれば3音節です。しかし、日本人で6音節位で発声する人はざらにいるでしょ。音節とは母音を含む音の塊で、それを発声するとどうしても一定の時間を要します。したがって、3音節で発音すべきとこで6音節で発声すると、原理的には2倍の時間がかかる。どんなに努力しても早くしゃべれない。
今発音記号でかけないので、代替方法で表現します。
native の発音:whai, tan, blak でしょう。
日本人の中によく見られる悪い例:whai, tu, an, dbu,la,ku
an,du,となればさらに1音節増えます。
この欠点はどこから来るか?
子音で終わるべき単語に母音をつけるからです。white のtに、black のck
のあとに母音をつけてしまいます。
なぜか?
遠慮するからではないですか。おとなしいからではないか。おとなしいのがいいと思っているからではないでしょうか。子音で切るためには、息をはかなければいけない。少し激しくなるわけです。子音で正しく終わっているときは、口の前に手を置いておけば、息がかかる。母音を伴っておとなしく、しおらしく発音すると手に息がかからない。
子音で切るべきところに母音をつけない。これは基本事項として重要である。
英語でしゃべろうとするときは日本人を脱すべきではないでしょうか。地球人になる必要があると思うのです。
②-2しかし子音で切る発音もむつかしいな。だけどこれができるようになるとかっこいいなあ。
I'll be damned の発音はアイルビダムで十分いいのでしょう。しかしnative の発音をよく聞くと最後のdを発音している。動詞の過去分詞でもedが多いですが、ほとんど聞こえない、ないしは「間」だけがあるというのを聞きますし、それでいいのでしょうが、厳密に聞くとかすかにdが聞こえる。
(私もようやくできるようになったアが、ここでの解説は困難。)
(母音について)
③日本人できれいだなと思う人はcat のアの音がうまいと思う。激しくやったほうが、激しいと思えるくらいにしたほうが、聞いてて聞きやすい。
④1999の発音をするとき、nineteen, ninety -nineと発音します。
nineteen とninety の差がほとんどわからない人が多い。nineteenのi:の音はninetyのiの音を長くしたものというより、口の中の舌の位置が高いと意識すべきである。
⑤母音をきれいに発音すると美しい英語となる。で、母音を口の中の舌の位置で決定されるということを、誰もあまり指導しない。研究社の大英和辞典の巻頭の解説に説明されている。
⑤it is のiの音は普通の日本語のイより舌の位置が低い。昔の東北の人たちがしゃべっていたイに近いのになあ。(英語らしくなると私は思う)
⑥たとえばlock のアメリカ式のアをうまく発音できる日本人にはめったにお目にかからない。自分もまだやや難しいが。あれができるようになると、聞いている人は聞きやすくなるだろうな。(自分は昔習ったのがイギリス式なのでだいたいがオとなる。それをひとつひとつアに直している。アメリカの英語を聞くことの方が多いから。体に染み付いたものはなかなかのものです)
(子音の発音)
①F, V, TH, の発音はやればできるのになぜしないのでしょうか?と思う。
Rもできるはずなのに。(Lの発音の、最近よく言われる「暗いL」は難しいかも知れません。)一日でできるわけではないかも知れないけれど、なぜしないのかと思います。極端に言えば怠慢ではないでしょうか。もっと難しいことはその先にあるのに、ここで頓挫するようでは。ここを乗り越えたら、外国へいって食事、ホテル宿泊、税関パス、土産を買う、つまり観光旅行くらい一人でやれる英語はすぐでしょうに、と思う。
②子音で切るべき単語に母音をつけてしまう癖の人が多い、と思う。
たとえばwhite and black をnative speakerが発声すれば3音節です。しかし、日本人で6音節位で発声する人はざらにいるでしょ。音節とは母音を含む音の塊で、それを発声するとどうしても一定の時間を要します。したがって、3音節で発音すべきとこで6音節で発声すると、原理的には2倍の時間がかかる。どんなに努力しても早くしゃべれない。
今発音記号でかけないので、代替方法で表現します。
native の発音:whai, tan, blak でしょう。
日本人の中によく見られる悪い例:whai, tu, an, dbu,la,ku
an,du,となればさらに1音節増えます。
この欠点はどこから来るか?
子音で終わるべき単語に母音をつけるからです。white のtに、black のck
のあとに母音をつけてしまいます。
なぜか?
遠慮するからではないですか。おとなしいからではないか。おとなしいのがいいと思っているからではないでしょうか。子音で切るためには、息をはかなければいけない。少し激しくなるわけです。子音で正しく終わっているときは、口の前に手を置いておけば、息がかかる。母音を伴っておとなしく、しおらしく発音すると手に息がかからない。
子音で切るべきところに母音をつけない。これは基本事項として重要である。
英語でしゃべろうとするときは日本人を脱すべきではないでしょうか。地球人になる必要があると思うのです。
②-2しかし子音で切る発音もむつかしいな。だけどこれができるようになるとかっこいいなあ。
I'll be damned の発音はアイルビダムで十分いいのでしょう。しかしnative の発音をよく聞くと最後のdを発音している。動詞の過去分詞でもedが多いですが、ほとんど聞こえない、ないしは「間」だけがあるというのを聞きますし、それでいいのでしょうが、厳密に聞くとかすかにdが聞こえる。
(私もようやくできるようになったアが、ここでの解説は困難。)
(母音について)
③日本人できれいだなと思う人はcat のアの音がうまいと思う。激しくやったほうが、激しいと思えるくらいにしたほうが、聞いてて聞きやすい。
④1999の発音をするとき、nineteen, ninety -nineと発音します。
nineteen とninety の差がほとんどわからない人が多い。nineteenのi:の音はninetyのiの音を長くしたものというより、口の中の舌の位置が高いと意識すべきである。
⑤母音をきれいに発音すると美しい英語となる。で、母音を口の中の舌の位置で決定されるということを、誰もあまり指導しない。研究社の大英和辞典の巻頭の解説に説明されている。
⑤it is のiの音は普通の日本語のイより舌の位置が低い。昔の東北の人たちがしゃべっていたイに近いのになあ。(英語らしくなると私は思う)
⑥たとえばlock のアメリカ式のアをうまく発音できる日本人にはめったにお目にかからない。自分もまだやや難しいが。あれができるようになると、聞いている人は聞きやすくなるだろうな。(自分は昔習ったのがイギリス式なのでだいたいがオとなる。それをひとつひとつアに直している。アメリカの英語を聞くことの方が多いから。体に染み付いたものはなかなかのものです)