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なつぞらとゆうぞら 働くことの意味

2019年04月11日 06時26分33秒 | Weblog
なつぞら ゆうぞら 働くことの意味

連続テレビ小説「なつぞら」で
泰樹となつが
アイスクリームを食べるシーンがあった

帰りに 馬車から
十勝の夕空を眺める場面は
良かった

働く意味
生きる意味
繋がる意味が
泰樹の言葉を通して
しみじみと語られる

泰樹は
頑固で ぶっきら棒で
一見冷徹な感じを受けるが
その実 相手のことを
しっかり見ているのだ

十勝で開拓民として
大変な苦労もしているので
その生き方は堅固でしなやかだ

泰樹じいは なつに語る
 「それは、おまえが搾った牛乳から生まれたものだ。よく味わえ。ちゃんと働けば、ちゃんといつか報われる日が来る。
報われなければ、働き方が悪いか、働かせる者が悪いんだ。そんなとこはとっとと逃げ出しゃいいんだ。だが、一番悪いのは、人が何とかしてくれると思って生きることじゃ。人は人をアテにする者を助けたりはせん。逆に自分の力を信じて働いていれば、きっと誰かが助けてくれるのだ。
おまえはこの数日、本当によく働いた。そのアイスクリームは、おまえの力で得たものだ。おまえなら、大丈夫だ。
だから、もう無理に笑うことはない。謝ることもない。おまえは堂々としてろ。堂々と、ここで生きろ」

今日の泰樹じいとのやりとりは
今日のアイスクリームの味は
今日のとても綺麗な夕空は
なつにとって
終生忘れられないものとなろう

泰樹じいが語ったことは
働くことの根源に関わることだ
私も 40年働いて来て
自分なりに会得したことからも
共感する部分がある

確かに 人によっては
状況によっては
「どうしても人様に頼らざるを得ないこともある」が
「自分から生きる努力をしないで
人さまが何とかしてくれるだろう」と
高を括る人には
それ相当の報酬しかもたらされないだろう

私たちは みな
若いうちに
泰樹のような人に出会えれば
自分の人生を大事にして
いろんな辛いことにも耐え
夢と希望を持って
強く生きていけると思う

ps2019.4.4 草稿 4.11 追記

今 額に汗して働くよりも
口先や指先だけを動かして
携帯やコンピューターを駆使して
人並み以上の稼ぎがある仕事を
賞賛し憧れる風潮が見受けられるが
私には どうしても違和感がある

私は 他の人たちよりも
早くからワープロやパソコン
スマホやタブレットを愛用し
生活や仕事にも活用して来たが
この私でも 最近の風潮には
どうしてもついていけない気がする

何かが違う‥
それは
額に汗することがないからでは‥
他者とともに汗して働く場面が
ほとんどないからでは?

他者と繋がり 他者と苦労して
他者(同僚)と喜び合う
他者のためにも働く(自利と利他)
それらが希薄だからでは?
コメント
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