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夏空に朴(ほお)の樹と花

2020年06月10日 19時02分00秒 | Weblog

夏空に朴(ほお)の樹と花




( 画像は 朴の木と朴の花 )


チャリンポで通る堤防のすぐ横に

大木が立っている


その大きな枝が

強い風に吹かれて

ユサユサと揺れている


それに連れて

枝枝に咲いた白い大きな花も

風に任せて揺れている


あれは「朴(ほお)の木」だ


白く大きな朴の花は

一枝に一つだけ咲くという

(本当かどうか  今日(6/10)

調べてみたら大体そうなっていた)


朴の木は

おおらかで堂々としているし

そして

優しく木陰を作ってくれる


私の敬愛する詩人の坂村真民さんは

朴の木とその花が大好きだった


それで 真民さんが

後半生の居住地・砥部町には

坂村真民記念館が建てられ

朴の木が何本か植えてある


コロナ禍の今年も

白い大柄な朴の花を

咲かせているとHP 

書いてあった


坂村真民さんは

元々は

熊本県北・玉名の生まれで


(1)8歳の時、父親が急逝し、

どん底の生活の中、母を支える。

神宮皇學館(現・皇學館大学)卒業後、

熊本で教員となる。その後、

朝鮮に渡って師範学校の教師に。

終戦後、朝鮮から引き揚げて

愛媛県に移住。高校の教員として

国語を教え、65歳で退職。

58歳の時、砥部町に定住し、

92歳で砥部町名誉町民に選ばれる。

2006年(平成18年)97歳で

砥部町にて永眠。

(以上記念館等の説明文を引用)


実は 真民さんが生前には

「朴の会」が運営されていて

私は 一回荒尾市まで出かけ

真民さんと席を共にしたことがあり

また ある詩の選考会で

何人かの人と同席したこともあり

今では懐かしい貴重な想い出だ


真民さんの詩を読んだり

DVD を視聴したこともある


(2)20歳から短歌に精進するが、

41歳で詩に転じ、個人詩誌『詩国』を

発行し続けた。

仏教伝道文化賞、愛媛県功労賞、

熊本県近代文化功労者賞受賞。

一遍上人を敬愛し、午前零時に起床して

夜明けに重信川のほとりで

地球に祈りを捧げる生活。

そこから生まれた人生の真理、

宇宙の真理を紡ぐ言葉は、

弱者に寄り添い、

癒しと勇気を与えるもので、

老若男女幅広いファン層を持つ。

((1)に同じく引用 )


荒尾市の朴の会を

中心になってお世話していた

陶芸家・井上泰秋さんは

現在  熊本国際民藝館の館長を

されている


明日から 

雨降りが続くようだから

朴の花は しばらく

見られないかもしれない


ps 2020.6.9  草稿 9.10 追記

いつかまた国際民藝館を

訪れたいと思うし

いつか朴の花が咲く頃に

砥部町の坂村真民記念館を

訪ねてみたいと思う

コメント
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