スパコン「富岳」世界一の性能
（ 画像は ねこタワーのスミレ ）
理化学研究所と富士通は
国費約1100億円を投じて
共同開発したスパコン「富岳」で
今回 世界一の性能を実証した
2021年度から
本格運用する予定だそうだ
新型コロナウイルスへの対応や
気象予報などに活用されるようだ
計算速度ランキング「トップ500」を
はじめ スパコンの計算性能を示す
主要4部門で
世界1位になったと発表したそうだ
「4冠」を達成するのは
世界のスーパーコンピューターで
初の快挙だという
凄いことだ! と思う
2011年の「京」以来
9年ぶりの1位だそうで
喜ばしいことだ！
パソコンやスマホ、
AIや半導体、液晶など
情報機器やソフト機器などで
世界に大きく遅れをとっている日本
しかも
マイナンバー活用や
コロナ対策アプリなどで
次々に失策を引き起こしている日本
「京」や「富岳」など
ダントツの実績を上げる事業も
日本にはあるのに
何でこんなにチグハグなんだろう⁈
この前電気店を訪ねて
興味のある電気製品を見たが
ほとんどがmade in China だった
先日 新聞広告の商品を調べたら
これらも ほとんどが
made in China だった
「モノづくりニッポン」は
とうの昔のことになり
今の若い人たちは
そんな事実も知らないだろう
私たち大人は
昔の輝かしい業績が有るが故に
新規の事業に挑戦せず
旧弊を打破しようとする人を
忌避し足を引っ張りもした
額に汗して頑張る現場人を
侮り軽んじた結果が
現在の体たらくではないか？
私たち消費者も
より安く より新製品をと
安逸な選択を取り続けた結果が
現在の状況ではないのか？
それで
今回の「富岳」の偉業が
周辺の企業や研究機関、
大学などに波及さるれことを
切に願う
ps 2020.6.23 草稿
「京」から「富岳」まで
9年もかかったということで
何でも 技術や教育、施策は
手間隙と時間を十分に与えないと
その成果は豊かにはならないと
いうことご よくわかる
私の娘夫婦は
現場の科学者だが
現在進行中の政府主導の
「成果主義」のおかげで
些末な報告書や
備品点検などの仕事に追われて
本来の研究にじっくりとは
没頭できない状況にあるらしい
短期的な成果主義は
薄っぺらなモノしか生まないだろうし
将来のイノベーションや
ノーベル賞も望めないだろう
ただ 科学がどこまで進むのか
科学の進展は 果たして
人類の真の利益や幸福を
もたらしてくれるかは
私にもよくわからないけれど‥
