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冬の文芸(その2)

2025年01月29日 11時55分00秒 | 自然のこと

冬の文芸(その2)🍂俳句 🍁短歌



(   冬日向の中の冬木立 1/29  )

🍂冬日向遮る雲に身を屈め

 (ふゆひなた) (さえぎる)  (かがめ)

 ※1/29  昨夏の長期に亘る酷暑が まるで嘘のような今年の冬 ここ南国熊本でも 零下の日があり 積雪はあらねど 寒風が身に沁む そんな中「冬日向」はありがたい ベンチに座っていて 陽に当たるとホッとする ただ今日は 時折りその陽光を 冬雲が遮るので 身を縮めてしまう やがて二月 まだまだ酷寒の日は続きそうだ 明日は晴れ また冬日向を楽しむとしよう


🍂吹かば吹け!木枯らしめいた風よ吹け

🍁吹かば吹け!木枯らしめいた風吹いて

慌てん坊の(粗忽な)春を待たせて

 ※1/25  ちょいと慌てん坊の春を 追い払うかのような木枯らしめいた風が 吹き荒れた ちょいと申し訳ないが お前さんの出番は もう少し後だよと 諭すかのような北風の襲来ではあった😅 今日の風は冷たいが 空は冬晴れ 陽だまりは微かに温もっていて‥


🍁冬晴れに枯葉を飛ばし吹き荒れて

入れ歯は置いて散歩に出よう

 ※1/25  ここ数日間は さながら早春を思わせる陽気が続いたが どっこい冬はまだ去ってはいなかった 今日は 昼前から 北寄りの風が 強く弱く波状に吹きつけてくる でも 昨日までの冬日和の名残と 今日も冬晴れの空を見て 私は知らず義歯やマウスピースのことを 忘れていた 


🍁北寄りの寒風荒れて冬鳥は

風に逆らい風に従ふ

 ※1/25  時折強く吹く北風に向かい 自転車を押していると そばの川面の上を サギかカモメが 風に煽られ 風に押されて 柔軟に飛んでいる 今 下界の人間社会では 理想主義と現実主義、平和思想と覇権競争思想、年金享受・既得権益層と年金支持・既得権益疎外層、富裕層と貧困層ーの軋轢や対立などが渦巻き さながら冬嵐のような酷風が 世界各地で吹き荒れている 


🍁この席は譲れないよと北風が

さまよふ春に戦い挑む

 ※1/25  何を勘違いしたか 一月半ばに 春めいた日が続いた しかし 冬将軍はそれを許さず 寒波を引き連れて 桁違いの積雪と冷気で 列島を縮こませている やがて節分 吾はもうしばらくの冬に耐え 早春を待っていようぞ


🍁ランナーが風に向かい走り行く

風に従いまた背を押され

 ※1/25  河川敷で休んでいると堤防道を走っている人たちがいる ある人は北風に向かい またある人は 風を背にして しなやかに走る 当地は もう直ぐマラソン大会がある


🍂冬枯れの野に吹き荒れる風を呑む

 ※1/25  今日も散歩で 河川敷を訪れる 防寒対策をしっかりして 運動中の身には 寒風にも耐えられる しばしなら冬枯れの寒風も 潔く?呑み込むことができそうだ


🍂雪もなくそれでもここは冬なのだ

 ※1/25  毎冬 北国の積雪情報を目にすると まるで世界が違って見え 自分ならば 耐えられず冬季だけでも 何処かに逃げ出しそうだ ただ 積雪はほぼ皆無でも 当地も南国なりに真冬なのだ 真夏を思えば 只今現在は真冬なのだ


🍁ヒヨドリよメジロに続きお前もか

キンカン突き(つつき)皮を味わふ

 ※1/25  メジロは 可愛い声で ツピツピ鳴きながら 静かに実を食べている しかして 後からやって来たヒヨドリは 大きな声で ツピー!ツピー!と 到来を誇示しながら 外側の枝の実を 豪快に突きその甘くて美味しい皮のみを飲み込む 皮が取れないと 屋根のアンテナなどに留まって 嘴を左右に強く振って 皮を剥ぎ取って食している ヒヨドリが二、三匹やって来て去った後は 金柑の樹の下には 無惨な金柑の骸が転がっている

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