哲ノート

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アシカのためいき -池袋演芸場五月中席-

2018-05-12 23:36:17 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
池袋演芸場で五月中席を…昼夜入れ替え無しなんで昼席から夜席中入りまでたっぷりと「寄席」を堪能します。

いつものように最前列に陣取って、池袋でしか味わえない「ライブ感」を味わいます。(演台と客席が近いんで)

中席の出演者を見ると、「色物」は絶好調のホンキートンク・笑組から“とぼけた味わいの”アサダ2世。ペペ桜井(ひさびさです)、ものまねの小猫さんまで…、

まあ、よくぞここまで揃ったと言わんばかりの組み合わせ。(落語以外にもうこれだけでも期待十分です)



最前列の楽しみは“演者にいじられる”ハプニング。今回も漫才のホンキートング・笑組には演者との一体感もあってヤジを飛ばしちゃいます。

(大きなホールでは味わえない寄席ならではの雰囲気をこちらも楽しめますから、最前列席の観客の役割って大切です。だって気が抜けませんもの、あくびなんて御法度ですよ)

そんな勢いのある色物の中で、動物ものまねの江戸屋小猫さん

目の前で「アシカのためいき」「ひつじとやぎの鳴き分け」なんてやられて、おもわず拍手喝さいモノです。

池袋ならではの観客との場の一体感も手伝ってぐいぐいやっちゃってとってもいいですね。さらなる研鑽でこれからもどしどし楽しませてください。

本題の落語は、お目当てのさん喬師匠が「子ほめ」をさらっと、“丞さま”菊之丞師匠が「なあ、短命だろぉ~」の大好きな「短命」、

夜席中入り前の志ん輔師匠が「紙入れ」と色っぽい話が続きます。

他にも「まんじゅうこわい」「かぼちゃ屋」「長短」「締め込み」「火焔太鼓」「道灌」「悋気のこま」「本膳」「夏泥」…と続きました。

今日は昼席開口一番から夜席中入りまでの通しで7時間、いろんな演者が登場し、いろんな話芸を堪能し、演者と観客が一体となったライブ感を味わいつつ

まさしく「寄席芸」の真骨頂を“秘密基地”“パワースポット”池袋演芸場で一日堪能しました。



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