年数回、国立劇場でおこなわれている「歌舞伎鑑賞教室」に行ってきました。
中・高校生をメインにしたものですが、「歌舞伎」というちょっと“敷居が高く思える”芸を身近に鑑賞でき、大人も教養として楽しめる「歌舞伎鑑賞教室」は要チェックの催し物です。
今回の演目は“有名な”「連獅子」

「連獅子」というと、あの親子の獅子が髪を振り回すという演技が有名な演目です。
「松羽目物」と呼ばれる歌舞伎の演目で、もともとは能や狂言を歌舞伎化したものが多く、説話・物語・戯曲を題材としたものとは違って
歌舞伎自体の雰囲気は能楽そのものです。
クライマックスの親子の獅子がぐるぐるぐるぐる…とたなびく毛をふりわます演技の時はなんども拍手が沸き上がって盛り上がるのですが、
それ以外はちょっと能楽のイメージが強くて、“とっつきにくい”感じが常にあります。
コトバもむずかしく場面展開もないので、ただただ舞台上でのヤリトリが進むだけです。
終幕となり幕が下り終わっても、何か“消化不良ぎみ”で、“これで終わり?”って感じです。
見せ場があっても、やはりストーリーみたいなものがないとなかなかついてゆけません。
なんか最後の“あの”演技だけがアタマに残ったものになりました。
また次回を期待して国立劇場を後にしました。
中・高校生をメインにしたものですが、「歌舞伎」というちょっと“敷居が高く思える”芸を身近に鑑賞でき、大人も教養として楽しめる「歌舞伎鑑賞教室」は要チェックの催し物です。
今回の演目は“有名な”「連獅子」

「連獅子」というと、あの親子の獅子が髪を振り回すという演技が有名な演目です。
「松羽目物」と呼ばれる歌舞伎の演目で、もともとは能や狂言を歌舞伎化したものが多く、説話・物語・戯曲を題材としたものとは違って
歌舞伎自体の雰囲気は能楽そのものです。
クライマックスの親子の獅子がぐるぐるぐるぐる…とたなびく毛をふりわます演技の時はなんども拍手が沸き上がって盛り上がるのですが、
それ以外はちょっと能楽のイメージが強くて、“とっつきにくい”感じが常にあります。
コトバもむずかしく場面展開もないので、ただただ舞台上でのヤリトリが進むだけです。
終幕となり幕が下り終わっても、何か“消化不良ぎみ”で、“これで終わり?”って感じです。
見せ場があっても、やはりストーリーみたいなものがないとなかなかついてゆけません。
なんか最後の“あの”演技だけがアタマに残ったものになりました。
また次回を期待して国立劇場を後にしました。