西武池袋線中村橋駅に初下車。
練馬区のどこにでもある駅前商店街、どことなくザワザワとした住宅街がつづく。
そんな中村橋駅近くにある練馬区立美術館を訪問します。(以前訪問した目黒区・板橋区の区立美術館同様に、時々「あっ」という企画展をやるんで、日頃からのチェック必須です)
今回なんとも興味をそそる企画展が・・・「電線絵画」展
街中にどこにでもある(普段気にすることがない存在)電線・電柱にフォーカスした、いままでなかった美術展
美術の観点からすると、風景・光景にそぐわないと邪魔者扱いされ、あるいは風景・光景に溶け込んで見向きもされず、注目に値しないものだけど
写実的にはこれだってりっぱな構造物ですからね・・・ここに焦点を当てた企画は「確かに・・・」って感じです。
こういった電線・電柱にこだわった絵画146点を集めて、象徴的にあるいはひとつのアクセントとして描かれています。
これだけの絵画点数ですが、普段気づかないモノが当たり前のようにそこには描かれています。(それだけ日常の風景・光景に溶け込んでいるのです)
作品群の中には、岸田劉生作「道路と土手と塀」には電柱の影が描かれています。また富士山の雄大な風景にさりげなく電柱が描かれていたりします。
明治時代の絵画には、それが文明開化の象徴として描かれており、あらためて絵画を見直すと意外と重要な存在なのかもしれません。
こんな身近な電線・電柱という対象物をクローズアップした企画展は非常に興味を沸かせるものであり、「おもしろい!!」の一言です。
美術館からいつもは気にしない街中の電柱を何度も眺めながら帰路についたのは言うまでもありません。
とても有意義な練馬区立美術館訪問でした。
練馬区のどこにでもある駅前商店街、どことなくザワザワとした住宅街がつづく。
そんな中村橋駅近くにある練馬区立美術館を訪問します。(以前訪問した目黒区・板橋区の区立美術館同様に、時々「あっ」という企画展をやるんで、日頃からのチェック必須です)
今回なんとも興味をそそる企画展が・・・「電線絵画」展
街中にどこにでもある(普段気にすることがない存在)電線・電柱にフォーカスした、いままでなかった美術展
美術の観点からすると、風景・光景にそぐわないと邪魔者扱いされ、あるいは風景・光景に溶け込んで見向きもされず、注目に値しないものだけど
写実的にはこれだってりっぱな構造物ですからね・・・ここに焦点を当てた企画は「確かに・・・」って感じです。
こういった電線・電柱にこだわった絵画146点を集めて、象徴的にあるいはひとつのアクセントとして描かれています。
これだけの絵画点数ですが、普段気づかないモノが当たり前のようにそこには描かれています。(それだけ日常の風景・光景に溶け込んでいるのです)
作品群の中には、岸田劉生作「道路と土手と塀」には電柱の影が描かれています。また富士山の雄大な風景にさりげなく電柱が描かれていたりします。
明治時代の絵画には、それが文明開化の象徴として描かれており、あらためて絵画を見直すと意外と重要な存在なのかもしれません。
こんな身近な電線・電柱という対象物をクローズアップした企画展は非常に興味を沸かせるものであり、「おもしろい!!」の一言です。
美術館からいつもは気にしない街中の電柱を何度も眺めながら帰路についたのは言うまでもありません。
とても有意義な練馬区立美術館訪問でした。
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