哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

今をえがく書 かながわ展 -そごう美術館-

2024-03-30 13:21:00 | ちょっとそこまで。
きっかけはポスターにもなっている「書」

ひさびさ横浜・そごう美術館でちょっときになる企画展が・・・

「今をえがく書 かながわ」展 -毎日書道展 第75回記念毎日現代書巡回展-

ふだんから「文字」「字」「書体」ってものにデザイン的な面から興味があり、生活の上でも外歩きする際も関心と興味をもって見るくらいです。

今回そごう美術館を訪問するきっかけも、駅などに張り出された「書」という文字。この「書」だけで魅かれるものがあってひさびさの横浜



・・・・・・・・・・・・・・・・うむぅぅぅぅぅぅ?

なんか雰囲気からして「場違い」の館内です。

「だれ、あんた」って感じのよそ者扱いみたいな空気感で、内輪でガヤガヤおしゃべりしている、その世界の集りの様相です。

自分みたいにデザインの観点から「字」「書」を見てしまうものからすると、「書」「書道」の世界はまったくの“異文化”“異世界”“異次元”です。

副題に「毎日書道展」とあるように、書道という世界にいる人たちの集まりみたいで、この“ひょろひょろとした”なんて書いてあるのかわからん句みたいなのが、ずらっと並んでいたり

うかがう前から期待していた“力強い”筆遣いの字体もあるけど、あまりにも突拍子すぎてなんかピンときません。(ただ眺めるだけ)

唯一救いは作品にかならずある「落款」「烙印」 その人独特の自由なものが多く、自分も1つ持っていますがこんな自由でいいんだぁ・・・ともうひとつ欲しくなっちゃったくらい。

でもでも、あとはなんか目を見張るものはないんで、そそくさと退館してしまいました。(これだけはもうどうしようもない)

「書」「書道」の世界は当然奥が深いもので、生半可な気持ちでは理解も解釈もできないものです。

安易な発想でこの美術展に出向いてしまったのはちょっと失礼だったかもしれませんが、こういうものが(こういう世界が)あるんだってことだけでも理解できればいいのかなぁ・・・と。

今回は「字」「書」という自分の持つ概念(デザイン)とは別もので、「書道という世界」の方々が集う展示会だったようです・・・まさしく「書」というキャッチコピーにつられただけの横浜・そごう美術館訪問でした。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ♬ そして、神戸 ♬ -ヒトカラ・アサカラ- | トップ | 五香粉香る魯肉スパイスカレ... »

コメントを投稿