観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

至福の時間

2007年08月05日 | 日記
昨日は、勉強会の納涼会(飲み会)で街で飲むことになった。
飲み会のほうは、1次会で切り上げ(あまり酒に強くないので、2次会、3次会とつきあうと次の日寝込むことになる)JAZZ BARの「REPEAT」で行った。
まだ、早かったので、ちょうど、お客は誰もいなくて貸し切り状態。マスターが「千の風になって」や私の好きな曲を弾いてくれた。
作詞家、阿久悠の話がでて、西田敏行の「もしもピアノが弾けたなら」の話になり、マスターが「ホームページかブログにで自分が作った音楽をアップしたいが…………そのかわり、すぐに覚えられるピアノの弾き方伝授してあげる。」と言った。
子どもが幼いとき、人からもらったピアノがあるが、子どもたちは1,2年もしないうちにやめてしまった。今となっては、南海地震が起きれば、倒れて大変になるだけのやっかいもの。私は、音痴でしかも不器用だからと習うのは断ったが、マスターが編み出した超簡単なメソッドがあり、成功事例があるとらしい。
そんなこんなを話しているうちに地元の若い演奏仲間が集まって来た。一人は、専門はコントラバスをだが、チェロもひく。
ここで同じ低音部の弦楽器であるチェロがヴァイオリンを大型化させた、れっきとしたヴァイオリン属であるのに対し、コントラバスの方は、ヴィオラ・ダ・ガンバの最低音域楽器であるヴィオローネという楽器が直接の先祖に当たるということで出自が違うということを知った。ちなみに、ヴィオラ・ダ・ガンバとはイタリア語で「脚のヴィオール」の意味らしい。両脚の間に挟んで演奏する。現在の形になったのは16世紀初頭といわれる。南蛮人によって日本にもたらされ胡弓の原型になったという説もあるらしい。
次にトロンボーンを持った人が加わり、その後やって来た女性にオカリナを渡して4人で演奏を始めた。
私は、彼らの生演奏を独り占めである。
CDで阿久悠の作詞した曲を聞くのも悪くはないが、私と同い年のマスターの暖かい演奏で久々に至福の時間を過ごした。