観・環・感

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感じる事を書いています。

大分県教員採用汚職

2008年07月16日 | 日記
グーグルで大分県と入力すると何と上から4番目に「教員採用汚職」の記事があった。
次第に事件の根の深さが明るみになってきているが、このような事件が収賄側個人の利得という思惑だけで起こしたたものとは思えない。
不合格となるはずの者の得点を加算し、合格させるという行為だけでも犯罪であることは本人は百も承知のはずだ。
このことがばれると懲戒免職となり、数千万円の退職金もパーとなり、当然退職後の天下りもなくなるのだから。賢明な先生方ならすぐに分かるはずだ。
教員が傷害や盗みやを働いたりするのは、全く個人的な資質の問題かもしれないが、権力が伴わなければできない犯罪の場合は、相当悪の輩でもないかぎり、普通の教員なら前例がなければやらないと思われる。
その役職につけば、得点に加算するのは職務であるというくらいの認識でなかったのではないか。
やってはいけないという事は十分分かっていても、むしろこの職につけば仕方がない職務のようなものだ。良心の呵責に対する見返りは、当然必要だと自分に言い聞かせていたのかもしれない。
また、逮捕された職員の前職者はどうだったのかも気になる。本人は清廉潔白な教員でも上司や議員の圧力は非常に大きいから。出世できなくなるだけでなく、再就職先の世話も当然なくなるだろうから。
さらに、試験の採点、採用は逮捕された職員だけでなく、ほかにも携わった職員もかなりいるだろうが、彼らは得点の加算という事実を知らなかったのだろうか。
このような加算は当たり前で、慣習のようなものだからと、知らないふりをしていたのだろうか。
教員試験の競争率が2倍程度の都会なら全くこのような事はないと言い切れるかもしれないが、10倍もあるような県では、それだけ教員は魅力ある職業なのだろうから、他の県でも不正はあると考えてもおかしくない。
実際、過去に自治体の膨大な食料費の支出が問題になったときにも、多くの県で同様に行われていたし、裏金作りも多くの自治体で実際になされていたからだ。