観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

ハシブトガラス

2008年09月22日 | 野鳥
今日は天気も良いし、幸い休みの番だ。時期からいっても相当タカの渡りは見られると思って出掛けたが、期待したほどではなく、飛んでいてもはるか遠くだった。
一番近くに現れたのがこの野鳥(瞬膜を閉じているハシブトガラス)


よく見ていると、カラスも人間のまぶたとと同じように瞬膜の開閉をしている。
鳥の眼にはまぶたとは別にまぶたと眼球との間に瞬膜という半透明の薄い膜がある。普通の鳥は、目頭から目尻の方に閉まる。
まぶたを閉じると見えなくなるが、瞬膜は半透明なので閉じても見ることができる。このため鳥は瞬きの代わりに瞬膜の開閉をしている。
瞬膜は潜水や砂浴び、高速で飛行するときに眼を保護する役割がある。
鳥類、爬虫類やサメ類などは瞬膜が発達しているが、哺乳類では退化している。(犬や猫にはある。人の目の目頭のピンクの部分がその名残りらしい。)