観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

赤目四十八滝 その2

2012年12月02日 | 旅・風景・グルメ

千手滝(せんじゅだき) 赤目五瀑
落差15メートル、幅4メートル、滝壺の深さ20メートル
岩を伝っていくつにも別れて流れる姿から千手観音にちなんで名付けられたとも言われている。また、約400年前、
この近くの柏原城主の娘、千手姫と恋人の本間草之助が、織田信長軍の追っ手に追い詰められ、敵の手に落ちるよりと、
ともに滝壷に身を投げたという伝説もある。




布曳滝(ぬのびきだき) 赤目五瀑
落差30m、滝壺の深さ30m
30mの高さから一条の布を掛けたように落ちることからこの名前が付いた。
“「葉の枝で百尺の布を織って垂らせば帰れるだろう」というお告げが聞こえてきて、姫はその通りに実行して
下りることができ、垂らした布はそのまま滝になった。”という伝説がある。
私が2番目に気に入った滝で、縦からでも横にしても様になっている。


竜ヶ壺(りゅうがつぼ))
落差は5mに過ぎないが、 滝壺の深さは、50m近くあると言われている。このため、竜が棲んでいるということ
からこの名が付いた。
“昔、竜ヶ壺に時折姿を見せる女神は岩陰に咲いた山桜を手に入れたいと考え、傍を通った男神に「私は、龍宮の
女神です。乙姫様のお言いつけで、あなたを龍宮にお招きに参りました。」と声をかけ、「姫様へのお土産に、あの山桜
を一枝折ってきてください」と頼んだ。繰り返し頼まれて誘惑に負けた男神は、掟を破って山桜の枝を折って渡すと、
すぐに女神は、男神を残して水の中に姿を消してしまい、後に男神は山の神に厳しい罰を受けた。”という伝説がある。


陰陽滝(いんようだき)
落差さ5mの滝身が陽、20㎡の滝壷が陰であり、陰陽和合の妙景であることからこの名が付いた。


姉妹滝(しまいだき)
落差3m
3姉妹にも見えるが、流れが多いときは2姉妹のようだ。