ビタミンＢ1

ビタミンＢ群には8種類あります。
今回はその中のビタミンＢ1についてお話します。
ビタミンＢ1は糖質の代謝には不可欠なビタミンです。
糖質は酵素の働きで分解されエネルギーに変わります。ビタミンＢ1は酵素が働くときに必要な補酵素です。
他には脳・神経の働きを正常に保つ役割も果たしています。

ビタミンＢ1が不足してしまうと糖質をエネルギーに変えることができなくなり、体脂肪となってしまうのでご注意下さい。

とくに日本人は不足しやすい栄養素なので意識して摂るようにしましょう。

肉類では豚ヒレ肉や豚モモ肉、魚介類ではウナギなどに多く含まれています。
効果的な摂取方法はにんにくや玉ねぎ、にら、ネギなどの臭いの成分（アリシン）と摂ると血液中に長くとどまるので良いでしょう。
逆に生の貝類などに含まれるアノイリナーゼという酵素はビタミンＢ1を分解してしまうので注意が必要です。

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水溶性ビタミンと脂溶性ビタミン

ビタミンには『水溶性ビタミン』と、『脂溶性ビタミン』があります。

水溶性ビタミンとは水に溶けやすいもので、9種類のビタミンがあります。
過剰に摂取してもほとんど尿中に排出されるので、過剰摂取は比較的に少ないのですが、極端な撮りすぎは気をつけましょう。

脂溶性ビタミンとは水にとけにくく油に溶けやすいビタミンのことで、4種類あります。
調理に油を使うと油にとけやすいので吸収を助けてくれます。
過剰に摂取すると体内に蓄積され、過剰症がみられることもありますので注意してください。

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