1.侠飯 2.珍奇の井戸 3.日本の剣豪 4.昭和解体 5.始祖鳥記 (・・・よく言いますが、十人寄れば、優れたものが二人。馬鹿が二人。どちらでもないのが六人と。どちらでもないのは大抵馬鹿に合わせる。結局、そこいらじゅう馬鹿だらけとなる・・・)
6.カンパニー (・・・舞台袖で不安になるといつも思うんだ。自分は神に選ばれたのだと。だから今、ここにいる。舞台にキスは贈らないけど、自分に言葉を贈る。それが緊張という悪魔を鎮めるおまじない・・・)
7.日本大改造 8.「安南王国」の夢 9.烈刃の刻 10.絶望老人 11.雲を掴め 12.峠超え 13.武士の碑 14.巨鯨の海 15.死んでたまるか 16.橋ものがたり 17.萩殺人事件 18.五峰の鷹 19.怪物商人 20.散り椿 21.カメラマンと犬 22.蒼天見ゆ 23.電通の深層 24.道誉と正成 25.円を創った男 26.銀しゃり 27.いのちなりけり (・・・ひとが生きていくということは何かを捨てていくことではなくて、拾い集めていくことではないのか・・・)
28.眩 29.われ沽券にかかわらず 30.無双の花 31.秋月記 32.金目銀目五万両 33.戦場のタクト
34.嗤う名医 35.影踏み鬼 36.海辺の小さな町 37.草原の風 38.黙示 39.孤独のすすめ (・・・過去を振り返るのは後ろ向きだ、退嬰的だと批判する人もいます。「高齢になっても前向きに生きよ、それが元気の秘訣だ」という意見も少なくありました。しかし高齢者の場合、前を向いたら死しかありません。それよりは、あの時は良かった、幸せだった、楽しかった、面白かった、とさまざまのことを回想し、なぞっていたほうがいい・・・回想することで脳が活性化され、回想を語るとコミュニケーション力にも刺激を与える・・・蘇った思い出が楽しいものであればあるほど、心理的な効果が高いと言われています・・・)
40.アキラとあきら 41.ラストレシピ 42.天空の舟 43.劉邦