つれづれ写真ノート

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節分の巻き寿司 丸かぶり

2016年02月02日 | 行事・歳時記

gooブログのお題「恵方巻きは食べますか?」に参加。

関西の人間なので、答えは「食べる」です。

「恵方巻き」とは言わなかった頃から、「巻き寿司の丸かぶり」と言って、節分の習慣でした。

ついでに、イワシも食べます。

 

「海苔で健康推進委員会」という団体のページによると、

『なぜ節分に巻ずしを食べるようになったのでしょうか?
この風習の由来は諸説ありますが“巻く”ということから“福を巻き込む”“切らずに食べる”ことから“縁を切らない”という意味が込められているという説が有力です。また、巻ずしのかたちが黒くて太いことから、巻ずしを鬼の金棒に見立て豆をまくのと同じように、鬼の金棒を食べて鬼退治をする意味もあるようです。』

『この風習の起源ははっきりしていませんが、江戸時代の末期から明治時代の初め頃にかけて大阪の船場で節分に、前年の災いを払い新しい年の幸運を祈る一種の厄払いとして、商売繁盛・無病息災・家内安全を願ったのが始まりと言われています。この風習は明治時代の中頃からすたれてしまいましたが、30年程前から復活し、全国に広まりました。』

とのこと。

もとは関西の古い風習だったものが、全国的に広まった背景には、寿司や海苔の業界とセブン-イレブンなどコンビニ、スーパーによる盛り上げがあったのは、良く知られている通り。

コンビニ、スーパーでは、予約販売の売り込みも盛んで、一大商戦になっていますね。

 

ずらりと並ぶ大量の「恵方巻」(昨年2月3日、近くのスーパーで)。

 

ちなみに今年の恵方は南南東。

恵方を向いて、家族みんなが黙々と食べる様は、まことに不思議な光景…

 

大阪では「海苔チャリティーセール」というイベント(大阪海苔協同組合主催)があり、大阪天満宮で2月3日、1000人が揃って恵方を向き、巻き寿司を丸かぶりするとのこと。

巻き寿司は無料で、10:30から参加整理券配布、11:40から巻き寿司交換 。12:00ごろ、いっせいに丸かぶり。

例年、朝早くから並ぶ人もいるみたいですね~

JRおでかけネット 参照)