フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

沖縄旅行にオピネルナイフ、アーミーナイフを持っていく

2015-11-15 16:01:31 | 沖縄

沖縄旅行のときに、オピネル・ナイフかアーミーナイフを持って行きます

 前回の菜っきり包丁に続いて、刃物・ナイフのご紹介です。
 ナイフなど刃物は、飛行機への機内持ち込み禁止です。手荷物預かりに預けると、到着してから受け取るまで時間がかかるので、沖縄へ行く時にナイフは事前にホテルへ
送る荷物の中に入れておきます。
 ナイフを持って行く訳は、沖縄の現地で売られているフルーツを食べたいからです。

 国頭郡今帰仁村のウッパマビーチで、「今帰仁の駅」(地元の食料品店)で買ったミニマンゴーをアテにして、那覇で買ってきたスパークリングワインを飲みます。至福の時間です。
 ミニマンゴー
の皮をむくために、オピネルのナイフを持って行きました。 
 ミニマンゴーは、6月末から7月にかけて地元に出回る早摘みのマンゴーで、こちらのスーパーなどで売られているマンゴーと全く同じものです。小さいけれど、かえって甘味が凝縮されてとても美味しいです。

 ホテルのベランダで、地元のスーパーで買ったお惣菜をあてにパック入りの泡盛を飲む。袋を開けたり、何かと便利なアーミーナイフ、パッションフルーツは硬いのでオピネルで二つ割にして、持って行ったスプーンで食べます。甘酸っぱい味は、泡盛によく合います。
 地元のフルーツを食べるのは、沖縄旅行の楽しみの一つです。

 

 左から肥後守、オピネル2本、ビクトリノックス・アーミーナイフ、ウェンガー・アーミーナイフ

 

 真鍮の鞘の肥後守です。鉛筆を削るときなどに使っています。ホームセンターで買いました。「袋にしまって、持ち帰って下さい」と言われて、ちょっとびっくり。ナイフの持ち歩きは、結構チェックされるそうです。
 昔(何年前?)は、男の子は皆、ポケットに入れて持ち歩いていました。

フランスのオピネルです。


 色々な大きさのものが、リーズナブルな価格で販売されています。刃がステンレスではないので使った後、手入れをしっかりしておかないと、すぐに錆が来ます。
 刀身は、取り付け部のリングを回して固定します。使わないときは、木製の柄に折りたたんで収納します。
 円筒形の木製の柄は、手に合わせた形に削られていて握りやすくなっています。

 スイスのヴィクトリノックスとウェンガーのアーミーナイフです。ヴィクトリノックスの柄には、ツマヨウジと小さなピンセットが差し込まれています。ウェンガーは、ワインのコルク抜き付です。こんな小さなアーミーナイフでも、飛行機への機内持ち込みは禁止です。

 前回に引き続いて、刃物の紹介でした。
 修理の工具もそうですが、こうして見ると私は金物、金属に魅せられているのかもしれません。

 次は、以前にもアップした手作りの万年筆スタンド、全部で5台ありました。これを、改めて紹介させていただきます。

 

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スムージーの材料を切るための「片刃の薄刃包丁」

2015-11-14 00:30:07 | 日記

特に料理をする訳でもないのに、包丁にこだわってます

 カメラや時計など物を修理することが好きで、そのための工具類も機能美があって良い物にこだわりがあります。

 夜型で朝は食欲が全くないので、せめて軽い飲み物くらいはと、健康にも良さそうなスムージーを作って飲んでます。具材にはニンジンや小松菜などをきざんで、ヨーグルト、牛乳、豆乳などと混ぜて小型のミキサーで作ります。



今日は、ニンジンだけで作りました。
 薄刃包丁、切れ味抜群です。

 

 

 

 

 一杯分の量は少ないので、使いまわしのよい小さなペティーナイフで野菜をきざんでいましたが、どうも切れ味が良くなくて、それで和包丁で鋼の良さそうな薄刃包丁を手に入れました。(上の写真)


 柄が割れて、包丁の柄に差し込まれている部分(ナカゴと言います)に錆が来ていました。
 ナカゴが錆びているので包丁が抜けません。結局、柄を割って
包丁を取り出しました。
 包丁をしっかり柄に固定するためだと思います、ナカゴに添えられていた鉄、これもボロボロに錆でいました。

 

 

 

 ホームセンターで、和包丁の柄を買って来て、ナカゴの厚みや長さを、錆び落としもかねてヤスリをかけて調整してから、差し込んで完成。包丁を柄に固定する、添え物は必要ありませんでした。
 なかなか良い、仕上がりです。

 

 

 


  身には全体に錆が出ていて刃先もガタガタでした。中砥石で錆びを落とし、刃地(刃先の側の面)を研ぎ荒く刃を付けました。片刃(包丁の表面を斜めに研いでいる)の表地には仕上げ砥石をかけて磨いたら、日本刀のようなつやが出て来て、大変見栄えが良くなりました。
 ただ、刃地をよく見ると細かな黒い粒々の穴がたくさんあり、鍛造(熱した鋼をたたいて鍛える)が少し足りないようです。

 


 しかし、切れ味は抜群です。
 日本刀では研ぎ上がり具合を、爪に刃を当てて確認するのですが、軽く乗せただけで爪の表面が削れて白い削りかすが出てきました。刃先をルーペで見ると、結構欠けがまだ残っていてガタガタなようですが、凄い切れ味です。
 身には「岩亀」という銘が彫られています。元は刀鍛冶の加治屋で作られたものなのかもしれません。

 

 

 何がテーマのブログかわからん状況なってますが、でも一応カメラなどの修理工房を主催しているので、その工具の延長で刃物を紹介してみました。・・・かなり無理がありますが。
 諸々の修理のご相談、乗ります! コメントと下さい。

 

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パン屋&カフェで読書

2015-11-13 01:00:00 | 日記

市が管理運営しているパン屋さん&カフェで読書してます

 家から5分程のところに市の図書館があります。本好きなので、ほとんど毎日通って分野にこだわらず、乱読しています。図書館の斜め向かいに市の福祉会館もあって、ロビーにはパン屋さんとカフェが併設されていています。家にこもって読書ばかりしていると飽きてしまうので、図書館で借りた本や家から持って行った本を、カフェでコーヒーを飲みながら読んでいます。

 読書ノートをつけています。
 カフェにはノートと筆記用具も持ち込んで、書斎代わりに使わせてもらっています。福祉会館に来る人たちも立ち寄ってコーヒーを飲んだり、パンを食べたりしておしゃべりをしています。私はその横で、耳栓をして本を読んでます。
 ちなみに今日、借りた本は、
  「沈黙」 遠藤周作
  「古本的」 坪内祐三
  「虚数・複素数の物理学」 都筑卓司
 の三冊です。

 外に出る時の持ち物は、雑記帳2冊、筆記用具、メガネ(老眼鏡)、RHODIAのメモ帳、スケジュールの書かれた手帳、スマホ、それと周囲がうるさい時に使う耳栓。喫茶店などで周りの話声などが気になるときは、耳栓をすると読書に集中できて、どこでも自宅の書斎になります。

 

   筆記具は、パーカーの水性ペン5th、ボールペン、カランダシュのボールペン。

 

 つくばの紅茶喫茶「中山」です。とても美味しい紅茶を淹れてくれます。静かで、落ち着けるカフェです。でもちょっとテーブルが小さめで、ノートをつけるのには少し狭いです。

「古本屋を怒らせる方法」(林哲夫)
 古本好きには、面白い本だと思います。お勧めです。
 それで、本好きの書斎を訪ねて、聞いてはいけない三箇条
  1. 全部で何冊くらいあるのですか?
  2. これ全部読まれたんですか?
  3. 週に何冊くらい読むんですか?
 買った古本を読むなんて、そんなの野暮!。
 だ、そうです。

 

 本も好きですが、万年筆で字を書きたいために読書してノートをつけているという気もしてます。

 

・・・・**  **・・・・

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テーブルの上の長生蘭

2015-11-12 07:00:00 | 日記

リビングのテーブルに長生蘭を置いています

 私は、蘭が好きでいくつか育てています。ラン科の植物は、草本類の植物の中でも最も進化した種族で、種は菌類の胞子のように非常に小さく、ラン菌と共生して育ち人工栽培はできません。株分けをするか、洋ランのように根の先端を切り取って無菌培養する方法でしか増やすことができません。
 先日、小さな東洋ラン「梅ケ枝」という
銘の長生蘭を、近くのホームセンターで買ってきました。





 テーブルの上も、ごちゃごちゃとカオス状態です。



 以前、上野駅中の文房具屋さんでミニ盆栽が売られていると書きましたが、この長生蘭は昔から中国や日本などの文人墨客の間で、愛好されていました。花はほとんど咲かず、小さな斑入りの葉とその風情を楽しむランです。時々霧吹きで水を吹いてやる程度で、育てるのに手間はかかりません。
 
私の場合、自室(書斎?)は物と本とで溢れてかえっていて、読書をしたり日記をつけたりは、もっぱらリビングのテーブルということになっています。そのテーブルの上に、買ってきた長生蘭を置いてみたりするのですが、まったく雰囲気が出ませんねぇ。テーブルの上も、もので溢れているので余計にごちゃごちゃしてしまって。
 でもそんな雑然とした中に、ポツンと自然の緑があるのも好い景色と言えるのでは・・・言い訳がましいですかね。

 すみません、今回はブログのタイトル、テーマとは全く関係のないお話でした。
 で次は、読書をしたりその内容をノートに付けたり・・・で、家にこもってばかりいると飽きてくるので、近くの市が運営しているパン屋さん&Cafeに出かけて書斎代わりにしています。すぐ隣に図書館もあって、借りた本を持ち込んで読んだりしています。
 そのご報告を致します。これもブログのテーマと関係ないのですけれど。

 

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大判カメラのジナーで撮った手賀沼の写真

2015-11-11 00:49:11 | 写真

重いジナーを持ち出して、我孫子市の手賀沼公園で写真を撮りました

 手賀沼の水辺の写真を撮りに行きました。カモがたくさん渡ってきています。ハクチョウは、手賀沼に周年居ついています。数年前に、子供を連れて水辺をゆっくり泳いでいるところを見かけました。コハクチョウです。と言っても、そばで見るととても大きいです。ハクチョウの子どもは、つまり・・・いわゆる「醜いアヒルの子」と言うことになる訳ですが、けっして醜くはなく、とてもかわいかったです。
 で、ハクチョウの話しではなくて、大判写真の話しです。

 

 レンズはローデンシュトック135mmf5.6です。広角のフードを着けて撮ったのですが、周辺がケラレてしまいました。スキャナーで撮ったら暗くなりました。でも、コクのある表現をするレンズです。

 

 レンズは、シュナイダーのジンマー180mmf5.6です。4×5の標準レンズで抜けの良い素直な写りをします。逆光気味だったので、ハレ切(レンズに太陽光が直接当たらないよう影を作る)をしたのですが、コントラストが悪く少々ハレッぽいです。

 

 近所に住んでいる人がパン屑などを持ってきて、水鳥たちにあげています。岸側には、スズメやハトなども集まって来ています。鳥たちは餌をくれる人をちゃんと知っていて、私などが沼岸に行っても、まったく無視されます。結構、賢いです。
 ハクチョウの子どもは、いません。産卵は、春先だったと思います。

 

 4×5のリバーサルフィルム、フジのプロビア100です。小型のライトプレートに載せてピークルーペでピントの具合を確認します。

 現場では遠景にピントを合わせたつもり、ピントガラスにルーペを押し付けて確認したのですが、少し手前に来ているようです。f22まで絞ったので、ごく近いところを除いてパンフォーカス状態かと思ったけれど、大判レンズの被写界深度は意外と浅いです。

 レンズは、シュナイダーのジンマー180mmf5.6です。この写真は露出がややオーバーで、もう半絞りして良かったと思います。リバーサルフィルムは、露出計の値より半絞り程落とした方が、色が良く出ます。

 視野の狭いピークルーペ(22×)で見ていると、その中にいろいろなものを発見します。
 カモも何種類かいること、オオバン(手賀沼の鳥)がかなり混ざっていて、その目が赤いこと、ハクチョウの足が灰色のこと、ハトが水鳥に混じって、泳ぎはしないけど水に入いること・・・などなど。
 そして遠景の沼の畔のベンチには、自転車で来たおじいさんが腰かけて沼を眺めていること、別のベンチではお腹の大きな妊婦さんが一人すわって、やはり沼を見ていること、2人の女の人が小さな犬
(チワワ)を連れて立ち話をしていること、少し盛り上がった芝生の土手の向こう側に、幼稚園児の黄色い帽子がたくさん見えること・・・などなど・・・など。
 大判の写真には、このような楽しみ方もあります。(決してストーカーでは、ありません。)写っているものや人の生活までもが、見えてきます。
 4×5のフィルムは、35㎜に比べ、情報量が格段に多いです。フィルムを見ても感覚的にそのことが感じられ、仕上がったプリントには大きな違いが表れます。
 写真はパソコンなどの電子画像でなく、やはり紙に大きくプリントして見ることで、さらに多くの発見があり認識が改まります。

 

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