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魚貝のスペイン風炊き込みご飯のこと、パエリャと呼んでいます。通常はサフランをいれてご飯を黄色に染色するような色合い、それがまたレモンの酸味とマッチするのですが、応用編として、サフランでなくイカスミを使うこともお勧めです。魚貝だけでその出汁は十分出ますが、フランスの魚貝出汁なども使うとより濃厚な風味が出ます。日本ではまだまだイカスミを使った料理の認知度は低いようですが、冷蔵庫の中にイカスミペーストがあるといろいろと応用が利きます。
もちろん、定番はイカスミパエリャです。カプリチョーザというチェーン店の味が最もイカスミが濃くてニンニク、唐辛子も利いていて美味しいと思いますが、しばらく新型コロナウィルスのパンデミックの影響でお店で食べられませんでしたので、こうした間は自宅で自分で作る以外はありませんでした。最近になってようやくイカスミパスタがお店でも食べられるようになり、日常が帰ってきた、って感じです。やはり、食の豊かさが人生の豊かさ、食べられるものに制限がある暮らしというのは不便である、とつくづく思います。
しかしながら、フードロスをこれからどうやって減らしていくか、ということも同時に考えなくては行けません。豊かな食事とフードロスが増えるということは、比例している訳ではありません。食事を重要視している人ほど食べ物を粗末に扱うことはないので、その認識がよりフードロスを減らすことになると思います。無駄に賞味期限を気にしすぎている人がフードロスを助長しているともいえます。
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