心臓血管外科専門医の更新は五年に一回、その手続きがあり、実際は多くの専門医が手術経験が足りない、論文が足りない等の理由で更新できないそうですが、あらたに、元専門医であることの証明である認定医という資格ができるようです。
他に、専門医の更新も初回と二回目以降、そして修練指導医の更新と三つのジャンルが出来ました。
修練指導医の更新では、自分で執刀する1点よりも、指導的助手をした方が2点にカウントされるようになりました。すなわち、より教育的な方へ重点をおかれたことになります。五年間で100点以上の手術経験が必要です。筆者はその10倍の1000点以上の経験がこの五年間でありましたが、データベースの利用で申請が極めて簡単になっています。過去には手術記録を100件以上整理して提出する必要がありましたが、データベースの利用により、指定された1件の手術記録だけですみます。今回の更新申請で筆者が指定されたのは、急性大動脈解離のキュウブ大動脈置換術の症例でしたが、その日は定時のキュウブ大動脈置換術のあとに緊急の解離が入り、1日二件のキュウブ大動脈置換術をしたときの記録を出すように指示されました。懐かしい思いでの症例でした。
他に、専門医の更新も初回と二回目以降、そして修練指導医の更新と三つのジャンルが出来ました。
修練指導医の更新では、自分で執刀する1点よりも、指導的助手をした方が2点にカウントされるようになりました。すなわち、より教育的な方へ重点をおかれたことになります。五年間で100点以上の手術経験が必要です。筆者はその10倍の1000点以上の経験がこの五年間でありましたが、データベースの利用で申請が極めて簡単になっています。過去には手術記録を100件以上整理して提出する必要がありましたが、データベースの利用により、指定された1件の手術記録だけですみます。今回の更新申請で筆者が指定されたのは、急性大動脈解離のキュウブ大動脈置換術の症例でしたが、その日は定時のキュウブ大動脈置換術のあとに緊急の解離が入り、1日二件のキュウブ大動脈置換術をしたときの記録を出すように指示されました。懐かしい思いでの症例でした。