二宮君主演のブラックペアン2 先ほど録画を見ましたが、今回も左室破裂の出血シーンの臨場感、恐怖感、演技も演出も素晴らしかったです。遮断解除すると血が沸き上がって来て、オランダ少年になるところ、そしてそこから命を救うところ、まさに心臓外科の醍醐味です!ステージにOPE室を持ってくる演出も奇抜でした。実際の心臓をテレビに出すわけにはいかないことから模型を使ってOPEを再現しているのでしょうけど、送血管に見える、あの管、どこに入っているのでしょうね?主肺動脈でしょうか?色は静脈血になっているので、肺動脈なのかもしれません。また、心筋保護回路がエア抜きされていないがとても気になりました。また、僧帽弁手技は右側左房切開アプローチではないかと思われますが、いきなり右房を切り出していました。ダイレクトアナストモーシスはLMT(左主幹部#5)をインターポーズするはずですが実際の置換した部位は前下行枝(#6)でした。使っている糸は8-0といっておきながらどう見ても5-0または4-0でしょうか。けっこう太かったです。こうした間違い探しをする楽しみをつくるところも、最近の医療ドラマの面白いところです。
毎週楽しませてもらっています。