名古屋の白ウサギ・1964年生・

自称、宗教家・宗教家は、職業ではなく「生き方」です。
職業・会社員

ひとの苦しみが分かるはずはない・・・

2015-09-08 | 思う事

ひとの苦しみが、分かるはずは無い。

自分以外の人間の心のなかにある
複雑な心境や、葛藤が分かるはずは無い。

とはいえ・・・それらを、
可能な限り理解しようとする努力は、必要だ。

でも、
「 あなたに、私の苦しみが分かるはずはない・・・」と、
言われれば、
確かにその通り。
これでもか!!! これでもか!!!
といわんばかりに迫り来る不運に悶え苦しむ人に対して、
真摯に相手の気持ちを理解しようと努力し、
その上で、何らかの助言をしたとしても、
「 分かったような口を利かないで 」
と言われてしまえば、それまでだ。

仰る通りです・・・

当事者でなければ、その人の苦しみ、悲しみ、苦悩などが
分かるはずはない。

ただ、「 その人の人格を受け入れる 」ことはできる。

自分にできる事は、
その人の内に宿る‘ 霊 ‘に対して、
最大限の誠意をもったうえで、
絶対的な信頼と、希望を抱き、
明るい未来を信じることだ。

そのとき、相手の魂はニッコリ微笑み、
奇跡が起きる。

私にできる事は、誠意と、真心を尽くすことだ。

それは、生半可な気持ちでは出来ない。
でも・・・
それ以外、道は無い。
これ、即ちバカになる事・・・
高等な理屈や理論を並べたところで、どうなるものでもない。
それ以前の問題として、
誠意と、静かなる熱意が必要であると感じる。

呪術や加持祈祷をしたところで根本解決にはならない。

合理的な理屈や、合理的判断のみで、
ひとの心は癒されない。
幸運を呼び寄せる事はできない。
奇跡は起きない。

暗闇で、悶え苦しむ人に光を照射するためには、
最終的には、
「 誠意 」 と 「 暖かさ 」
これに尽きると信じる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする