静岡市の「 青葉横丁 」にて、静岡おでんを食する。
これ、娯楽にあらず、修行也。
いちばん初めに何を食べるべきか、
前日から悩み続けていたが、
カウンターの椅子に座った途端、
‘おでん‘の囁きが聞えた・・・
「 コンニャクに決まってるだろ!!! 」
なるほど・・・食物繊維を最初に取るのが鉄則だ・・・
最初の一皿・・・
コンニャク ・ 黒ハンペイ ・ たまご ・ 牛スジ
さすが‘静岡おでん‘ 何を食べても美味しい!!!
汁は、中華風の和風スープといった雰囲気。
濃厚にして、嫌味のない味は、素材の旨みを殺すことなく、
最大限に引き立てている。
このような‘おでん‘は、静岡でしか食べる事は出来ないだろう・・
全種類の‘おでん‘を一本づつ食べたあと、
一番美味しいと感じたものを、最後に再度食べる事にした。
「 厚揚げ 」 と 「 たまご 」
これが私にとって一番美味しいと感じた具材であった。
特に、「 厚揚げ 」は、郡を抜いて美味しいと感じた。
ダシ汁が、絶妙なサジ加減で、厚揚げを包み込んでいる。
おでんを堪能したあとは、
作戦を変え、焼き物を政略することにした。
備長炭の発する、静かにして、力強い炎は、
分厚く切られたレンコンを優しく包み込む。
たぶん、備長炭の発する遠赤外線は、阿弥陀佛の後光のように、
レンコン全体突き抜けているのだろう・・・
その姿が見たい・・・
大将に、部屋の照明を落として欲しいと頼んだら、
快く応じてくださった・・・
レンコン全体が赤く輝いている。
それは、神秘的な光景だった・・・
阿弥陀如来の発する後光は、このような感じで、
如何なる障害物も貫通して、
尽十方を無限に照らしているのだろう。
( 不謹慎な例え話かな? )
写真がブレてしまって、分かり辛いですが、
肉眼で観た、「紅のレンコン」は心を揺さぶる光景だった。
次は、 「 白ナスの丸焼き 」
白ナスが丸ごとダイナミックに七輪ぶち込まれた。
ナスが甘みを発し、炭火特有の風味が食指をくすぐる。
美味しい!!!!
静岡おでん ・ 静岡の街 ・・ 最高!!!!
青葉横丁・三河屋 人気店の為、電話で予約が無難。
「 青葉横丁 」ですよ!!!
近くにある、「 おでん横丁 」と混同しないでネ、
( これには意味がありますが、ここでは書けません )