名古屋の白ウサギ・1964年生・

自称、宗教家・宗教家は、職業ではなく「生き方」です。
職業・会社員

過去も、未来も、変えることができる

2016-02-20 | 宗教

過去は変えることができない。
未来に何が起きるかは、
そのときになって見なければ解からない。
現在は、今、確実に展開している。

これ、当たり前の事ですが・・・

これは、人間の持つ 「 感覚 」が、
それを、そう捉えるのであり、
その「感覚で感じる事」が、「 現象 」の真相を
完全に説明している訳ではない。

このような「絶対的時間の概念」は、
現代の最新物理学・「量子力学」では存在しない。

数学と、物理学は、その「眼に見えない本質」を、
究明確な表現を用いて、論証する、唯一の言語である。

過去の流れをみると・・
ニュートンさんは、「 時間とは絶対的なもの 」と考えた。
1秒は、どんな場所でも、どんな位置でも、どんな状況でも、
「1秒」であり、
それは「絶対的」であると考えた。

それに、一石を投じたのが、アインシュタイン博士。

アインシュタインは、「絶対的な時間」 を否定した。
1秒が、如何なる状況下でも、同じ1秒である訳ではないと云う前提で
理論を展開した。

時速250キロで走る新幹線に乗っている人の時間と、
駅のホームで、新幹線の到着を待って座っている人との時間の進み方は違う。
その違いとは、
1億分の0.02秒(0.2ナノ秒)

ごく普通の人なら、思うでしょう・・・
それが何だ?  そんな微量の違いなら、
我々が生きて行くうえで、何の影響も、関係もないだろ・・・

たしかに・・ご最もな御言葉・・・

ただ、こういう一見、何の役にも立たないように思えることを、
先人たちが、長い月日をかけて、地道に解明してきた結果が、
近代文明の土台となり、
人類に大きな恩恵ををもたらしているのです。

アインシュタインは、
「過去・現在・未来は、等しく実在している」
と考えたのです。
アインシュタインの相対性理論を要約すると・・
 
経過時間は重力によって変化する。
時間経過は、観測者の違いで、変化する曖昧な‘ 単位‘である 

相対性理論では時間と空間は、混じり合いながら座標変換される
という理論でであるが、
これは、あくまで、ニーユートン物理学を基礎に、
組み立てられた理論であった。

このアインシュタインの理論を更に覆す理論がでてきた。
これが、
量子力学
量子力学は、
「不確定性原理」という帰結を前提にしている。

時間は、ネルギーの大小と、バランスで決まり、不確定性を有する
ということらし。

「不確定」というのは「はっきり決まらない」という意味。

アインシュタインの残した言葉・・・
「 神様は決してサイコロを振らない 」

量子力学とは、アインシュタイン博士も
怒ってしまうような結論を導き出した。

近代の最先端物理学は、やがて、
運命の本質、人生の本質、宗教の本質を
数学的言語で説明する日がやってくるだろう・・・

ここからが・・・宗教臭くない宗教の出番。
人類は、時間の流れを、
過去→現在→未来
と考えているが、
過去を決めているのも、「 今 」
未来を決めているのも 「 今 」


今現在の自分の 「 心 」 「 行為 」は、
未来を変えるだけではなく、
過去をも変えるのです。
「過去とは」、自分が過去に於いて行った行為
が発生させたエネルギー(業)の蓄積を意味する。

同時に、先祖の存在を意味する。

現在の自分は、先祖霊と、自分という霊魂が同時進行している。

祖霊、自分との関係は、
数学的に表現すれば「 同値 」という事になる。


因縁・因果を超越する方法とは・・・
今、目の前にあることを淡々とこなし、
今、自分に与えられた人、物、事に十分な満足と感謝する。

過去も、未来も、変えることができる。
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