名古屋の白ウサギ・1964年生

自称・宗教家・・宗教家とは職業ではなく「私の生き方」です。
職業・会社員、投資家  趣味・偽善事業

不断煩悩得涅槃

2016-02-16 | 宗教

人間は、神の自己実現
全知全能の神が創った「 神の分霊 」「 仏の分身 」
‘ 神‘ と云うも、‘ 仏 ‘ と云うも、根源は同じ。

これ、即ち人間は、
神そのもの、仏そのもの。

神は全知全能にして、完全無欠なる存在である。

ならば・・・どうして・・・
完全なる存在であるにも関わらず、
何ゆえ・・・それがそのまま「 現実の人間」 の姿に
なって現われないのか?

誰かが言う・・・

「 神が、全知全能と言うなら、
もったいぶらないで、
はじめからその分身である、
人間も完全無欠に創ればいいじゃないか!!!」

更に誰かが言う・・・

「 神が創ったはずの人間が、
どうして罪を犯す?
どうして争を起こす?
どうして病気で苦しむ?
憎み、憎悪、嫉妬、孤独、・・・
どうしてこんな状況に追い込まれるのだ!!!
ふざけたこと抜かすな!!!
神も仏も信じられるか!!!」

鳥は空気の抵抗が無ければ飛ぶ事ができません。
魚は水の抵抗が無ければ泳ぐ事が出来ません。

人間の心のが作り出す、煩悩や執着や憎悪 とは、
一見無駄なもののように思われますが、
無駄なものではないのです。

これは、自分の内に宿る、完全なる 「 霊 」

を ‘この世‘( 目に見える世界 )
で運用するための、障害物 なのです。

同時に、‘ 因縁 ‘ (課題 )
を克服するための障害物なのです。

この「課題」とは、半分以上は、その人の先祖から受け継ぐものです。
  
鳥にとっては、空気抵抗 ( 障害物 )が必要なのです。
魚にとっては、水の抵抗 ( 障害物 )が必要なのです。

苦しみや、悲しみ、苦悩、煩悩、執着、
これら、すべては、人間が作り出した妄想なのですが、

鳥が空気抵抗を必要とするように、
個別の人間にとって、

あの世 ( 目に見えない霊魂 )を、
この世 ( 目に見える 現象世界 )で、 
運用 する為には、
煩悩 も必要なのです。

これを 私は、「 運命 」と呼ぶ。
運命即ち 運用 なり、
それ故、神は、本来、完全な人間に、
「 自由意志 」を与えた。

この「自由意志」こそが、神が人間に与えた、
無限の可能性である。

ここからは、 本人の自由

鳥が、空気抵抗を憎み、
「空気なんてなくなってしまえば良い。」
と、思ったら、それは本末転倒。

その願いがもし実現したら、鳥は空を飛ぶ事が出来ない。

自己に宿る、完全なる 「神の生命」を、
自分に与えられた 「 選択の自由 」で、
もっとも有効な形で 「 運用 」 する。

これが人間の使命。

白紙の画用紙( この世 )に、
「 神 」 を目に見える 形 に表すために、 
‘ 心 ‘ と言う 筆を使い、可能な限り綺麗な絵を描く。
これが、 今生 ( 現世 )
これを人生という。 


だから、煩悩を断ち切ろうと思えば思うほど、
空気抵抗、水の抵抗 に翻弄されるのです。

障害や、煩悩と共存しながら、乗り越えていく事において、
始めて「今生」が存在する。
  
自分の霊魂にとって一番損失を与える行為とは?
自殺
これは、「 内なる神 」を 、この世に実現させる
為の使命を途中で放棄すること、

せっかく与えられたチャンスを放棄すると、
その時点で霊魂は永遠に「 固まったまま 」になる。

生きよ!!! 進め!!! 固まるな!!!

すべての人間は神の分身であり、仏の化身
一寸先は光です!!!
コメント
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