名古屋の白ウサギ・1964年生・

自称、宗教家・宗教家は、職業ではなく「生き方」です。
職業・会社員

過去を変える

2016-02-21 | 宗教

「 過去も未来も変えることが出来る 」
と申しましたが・・・

常識的なひとは思うでしょ・・・
過去を変える? バカばかしい・・
そういう荒唐無稽な事を抜かすから、
宗教屋さんはバカにされるんだ・・・

ご最もでございます

だだし・・・
一般にいう「 過去 」と私が申し上げる
「 過去 」は定義が違います。

一般に言う「 過去 」とは、
過ぎ去った時。経歴・前歴を意味します。

私が云う、「過去」とは、
自分が起こした、行為・行動ではなく。

それによって発生させた、エネルギー( 種 )
を意味します。

どんな人間でも、判断を間違う事は必ずあります。
一度も失敗を犯さない人間など存在しません。

判断ミスや、失敗を犯したこと自体は、
その事により内在する、悪い因縁が「 形に現われて消えた 」
とも解釈できますが、

その「現象」が創り出したエネルギー
これ即ち ‘ 業 ‘ は発生します。

この‘ 業 ‘(種)こそが、
その後の運命を左右し、未来に連鎖するのです。

大学に入ったが、何となくイヤになって中退した。(経歴)

安定した会社に就職できなかった。(経歴)

職を転々とした。(経歴)

大学を卒業した同期の人間と比較すると、
生涯年収は半分だった。
経済的に貧しい状態となった。
毎日が辛く惨めである・・(現在)

この場合、「意味もなく大学を中退した」
という過去(前歴・行為)は変えることが出来ません。

でただし・・・私の云う「過去」とは、
現象的な行為、現象的な事実ではありません。

過去の行為によって創り出された、
・・業・・因縁・・種・・と、
それを引き寄せた眼に見えない背景を意味します。

この 「過去」(業)こそが、
現在→未来 を形成している要素であり、
この「過去」(業)が運命を支配しているのです。

この部分を「 変える 」事が、
真の意味での 「 過去を変える 」ことなのです。

自動車を運転していて、
誤って人を跳ね、重大な怪我を負わせてしまった・・
この事実(現象)は書き換える事が出来ません。

だだ、その 「 原因 」が創り出す 「 悪因縁 」
は、書き換える事ができる。

「それを忘れしまえ」という意味ではありません。
仮に、忘れてしまっても、‘ 悪業‘は消えません。
あくまでも、過去を変えなければならない。
「 因縁 」を最善な状態に書き変えたらならば、
それ、即ち、
「 原因・(行為)」をも書き換えたという事になるのです。

量子物理学の観点では、
「 時間は絶対的なものではない 」
という事を先に申し上げましたが、

物理的な法則の奥に、その次元とは異なる、
「 霊的な法則 」があり、
それこそが肝心であるという事を説明するための「 糸口 」
として申し上げました。

「過去の行為・現象」の奥にある。
「 霊的次元での、過去 」は、
変えることが出来る。

量子物理学が更に進歩したとしても、
タイムマシーンで、過去に帰り、
過去の「行為」を消してしまう事はできません。

「 量子力学 」とは、、極微の世界の記述です。
極微とは、原子スケールの微視的対象を意味します。

現在の先端テクノロジーは量子力学の理論なくして成立しません。
半導体を利用する電子機器の設計など、
極微の領域に関するテクノロジー
は量子力学を基礎としています。

電子工学や超伝導も、量子力学の基礎に上に成立しています。
これは、科学技術、工業技術に留まる事ではありません。

極微の世界を解明することにより。
眼に見えない「 あの世 」を理解するための
手がかりが隠されているのです。

因縁を超越するという事は、
言葉を変えれば、 
「 過去を変える 」という事なのです。
過去を変えなければ、原因→結果の因果は、
永遠に連鎖し続けるのです。
コメント
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