寝ている人と会話をする事はできません。
その人が、自分の肉親であっても、
どんなに仲の良い間柄であっても、
相手が眠っていたら、交流することは不可能です。
ならば・・・
眠っている人は、寝ている間は、
生きているのではなく、
「 死んでいる 」ことになるのか?
そんなハズはありません。
眠っていても、目が覚めて活動していても、
その人の「 いのち 」は、紛れも無く存在しています。
ごくごく当たり前なことですが・・・
この話は、
‘ この世 ‘ と、‘ あの世 ‘
との関係を説明するうえで、重要なお話です。
動いていようとも、寝ていようとも、
・・・いのち・・
( 言葉を変えれば霊魂 )
は、肉体という乗り物のなかに宿り、
「 生きている 」
だから、安心しておられるのです。
人間、いつかは必ず死にます。
死んだら、焼かれて灰になります。
焼かれなかったとしても腐ってしまう。
冷凍保存しても、それは単なる
「 人間の抜け殻 」です。
即ち、
「 死 」とは、
「 霊魂が、肉体を失う 」という事です。
動いたり、対話したりすることが
出来なくなるという事です。
でも、「 いのち 」は、永遠に滅びる事はない。
眠っている時も、起きているときも、
‘ いのち‘は存在している
と云う事実と、事は同じなのです。
肉体を失っても、
そこに宿っていた「 いのち 」は、
そのまま継続するのです。
生命は永遠不滅なのです