劇団の座長選び(総裁選)に出馬表明の政治屋。
河野太郎デジタル担当相が「脱原発」を封印して変節。
原発の新増設の必要性にまで踏み込んだよ。
その理由として、こんなことを語った。
データセンターとAIで電力需要が跳ね上がる。
再生可能エネルギーを2倍のペースで入れる。
それで原子炉を再稼働しても足らないと強調。
同じことを、原発活用へ旗振りする経済産業省。
ここのお役所もそんなキャンペーンを展開中。
データセンターやAIを人質に出される・・・。
そうなると仕方ないか、となりがち。
だが、エネルギー政策に精通の元経産官僚。
古賀茂明氏は、世界の常識から完全に外れていると断言。
電力自由化が進んでいる各国では、こうらしい。
原発は発電コストが高く、もはやお荷物という認識。
ましてや新増設という話は、あっても実は非現実的。
太陽光や風力などの再生可能エネルギー。
これは、発電コストは安くても発電量が変動する。
そのため安定しないと言われて来た。
だが、蓄電池の価格が急激に下がり・・・。
今や、「再エネ+蓄電池」の組み合わせ。
この方が遥かに優れており、これが世界の常識だそうな。
AIやデータセンターのため・・・。
原発の再稼働や新増設を急ぐ必要。
この理屈にも盲点があり、古賀氏は言葉を繋ぐ。
データセンター建設を計画中のGAFAM(米主要IT企業)。
ここは「脱炭素」を進めている・・・。
全てクリーン電力で稼働させることを条件としている。
マイクロソフトは、原発容認の立ち位置。
だがその他は、脱炭素イコール再エネ。
データセンターを造る際は、再エネ電源があるかどうか。
それが重要になって来るという・・・。
GAFAMは、取引先にも脱炭素を求めている。
結果、日本企業が焦り始めています・・・。
自民党も日本も内向きになっています。
原発の再稼働は、簡単ではなく新増設は20年位かかる。
数年先の電力不足への対応なんて絵に描いた餅です。
再エネ+蓄電池を拡大させる方が早いのです。
古賀氏の言葉は、重厚で説得力があるねぇ。
世界の非常識を喧伝する河野太郎。
お前は、劇団「自民党」の座長は無理だなぁ。