日野原重明先生講演会（７）

講演会が成功裏に終了、次はロビーでのサイン会が開催された。
ロビーで販売している先生の著書を買ってくれた人に限り、本に筆ペンでサインしてくれるというもの。
芸能人ではないので、色紙などへのサインはこの場では原則として応じない。

まあまあ混むこと、ロビーがあふれちゃって・・・

表紙の裏にサインしてくれるが、先生の名前だけ。
でも読めない・・・

誰々に、や日付など余分な事は書かない、時間もない
筆ペン１本で２００人分は楽に書けると言う、疲れたなどの愚痴は絶対に言わない。
本が売れれば当然、印税が入るが金がほしい訳ではない。
人生を極（きわ）めた人は、すこぶる謙虚で、まさに実り切った稲穂。
講演でも医学的なむずかしい説明や、学者ぶった言い回しはしない。
専門的な説明も普遍的に言い変える話術が万人に支持される由縁（ゆえん）であると確信する。
続く

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