デスパレードな妻たち3  妻の反乱は後戻りできない

2013-03-26 19:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 いざとなれば妻は怖い。
 というより夫婦のいさかいは行く所まで行く。

 主人公達夫婦にはそれぞれの危機が押し掛けていた。



 夫を病で亡くした主婦の鑑、ブリ―はオーソンと出会い結婚を決意するが、その婚約式の席にキャロリンという女が乗り込んでくる。
 オーソンは、彼の家に住んでいる主婦で、元の妻のアロマが突然姿を消したことを不信に思っていた。
 オーソンが殺したと思っていた。それを婚約式でぶちまけたわけだ。
 それでもブリ―はオーソンは結婚へと進んでいく。

 ガブリエルとカルロスはカルロスのメイドとの浮気が原因で離婚が決まっていた。しかし行く所のないカルロスと同居している。
 今は弁護士とお互い財産、2人の暮らした家の品物をどう取りあうかで半年揉めていた。
 上手く行かない離し合いにガブリエルがキレて、この人殺して刑務所入ってもいいわというところまでいっていた。(のちに何故かこの2人は再婚するけど)

 スーザンはある男性と付き合っていて、フランスへ彼の仕事についていく気だった。
 そこへシンクの下に缶ビールがあるのを見つけ娘のジュリーを問い詰める。ジュリーはジュリーでママがママらしいことをしてくれたことがあったの?しっかりもののジュリーが最初の夫との離婚後落ち込んでいるスーザンの代わりに家を切り盛りしていた。
 缶ビールはイーディーの甥が置いたものだ。

 リネットトムの所にはある女が来ていた。リネットと結婚する前に付き合っていたノーラという女で間にケイラという娘が生まれていたが、トムはなにも知らなかった。
 今は共同親権になっているが、すきあらば、トムを盗もうとするノーラにいらついて、リネットは単独親権を持ったらどうかと提案する。そうすれば、ノーラとトムを引き離せる。ケイラは引き取ることになるが、もう4人実子がいるから、今更5人に増えようがいいとリネットは諦めていた。

 ヒルズマーケットで買い物をしていたジュリーはイーディーの甥にまた会い、冷たく接したことで、万引き犯に仕立て上げられる。
 スーザンのパリ行きは中止「がっかりした」という言葉をジュリーに行ってしまう。

 ガブリエルとカルロスは荒れていた。引越しを手伝っているのと、花瓶やカップ類をわりだす。
 それに対してカルロスはリフォームを手伝っていると壁に穴をあけ出す。
 人が訪ねてきたときには家は滅茶苦茶、カルロスは電動のこぎりを持って家を徘徊している最中だった。

 その頃、ブリ―は思わず、キャロリンに人の家のことより自分の家のことを心配したら?と話しだしていた。夫のビグズリ―は浮気をしていたと話す。
 CAをしていたモニークという女性と不倫をしていた。(オーソンも関係があったらしい)8か月前に死体で発見され、不倫は終わっていた。
 しかし、それを知ったキャロラインは何かがついにブチギレた。


 夫の店のヒルズマーケットに夫を訪ねる。
 リネットはトムがハンバーガーが食べたいというから買い物を着ていた。そしてノーラの姿を見つけ、いい合いになりそうになっていた。

 そこへブチギレたキャロリンが銃を夫を向け発砲してきた。
 夫はスタッフルームに飛び込む。要領のいい、やはりマーケットに来ていたイーディーも中に飛び込む。

 万引き騒動で足止めを食っていたジュリー、リネット、ノーラが人質になっていた。

 入口近くにいた店員がここからなら逃げだせるかもと思い、逃げ出したら、躊躇なく後ろから腕を撃ったが飛び出すことに成功した。
 
 2時間、キャロリンは籠城した。その間に夫に前の妻との間に2人子どもがいるから産むなと言われた。産後太りがひどかったらしい。そうなってほしくない身体という。だから太らないようにクッキーすらここ数年食べたことがないと、ばりばりクッキーを食べていた。

 テレビ中継されているマーケット前の様子から、フェアビィーのウィステリア通りの街の住人たちは隣人がどうなるか見守っていた。

 

 スーザンは警察にジュリーとの人質交換を持ちかけるが、一笑に付される。
 スピーカーを奪い取り、キャロラインに「さっきはサイコ女なんて言っちゃってごめんなさい。私とジュリーを取り代えて」と怒鳴るが、警察に止められる。

 ノーラが話しかけてくる。静かにしてないとキャロりンに銃を向けられると言っても聞かず、キャロリンに気付かれる。そして銃を向けられるとつい、ノーラが人の夫にちょっかいを出すと言ってしまう。
 キャロリンはノーラを遠慮なく撃った。

 それに怒った、リネットがみんな我慢して生活していると怒鳴り出した。

 夫が浮気したのもあなたに責任があったんじゃないの?

 その言葉にキャロリンは再びリネットに銃を向け撃った。

 そのすきに銃がキャロリンの手を離れ、人質達は救い出された。彼女は死を迎えた。

 リネットは怪我を負いながらも生命を取りとめた。



 リネットはその日、いつも見るメアリーアリスとの最期の会話を思い出し夢にうなされていた。リネットがメアリーアリスを最後に見たとき、彼女は脅迫状を見ていたのだ。それが引っかかってあのとき相談に載っていれば…という気持ちがついて回っていたのだろう。
 しかしその日の夢は、メアリーアリスに近づき、普通じゃないわ、相談してと話しかけていた。

 メアリーアリスは
 
 気持ちいい1日を楽しんで、こんな日はめったにないから

 と言った。



 そして、リネットは2度とメアリーアリスの夢を見なくなった。

 

ケネディ家の人びと  1,2話

2013-03-26 15:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 ここはお父さんがアイルランドからの移民だったが、アイルランドにいる間はケネディ家として通って来た。

 もの凄い野心家だ。

 それがアメリカにやって来たとたん、アイルランドからの移民扱いになった。

 夢は息子を大統領にすること。

 そのためならどんな汚いことでもやって来た。

 本当は長男のジョーに期待を寄せていたが…恐らくできがよかったのだろう…その息子が戦死してしまったために、次男のジャックが身代わりとなる。


 ここら辺からケネディ家の悲劇は始まっている。

 クリスチャンだったことからクリスチャンの地域を片っ端から回った。

 元々ジャックは病弱だったため。大統領任期中もリタイアしようというくらいの激痛に耐えていた。

 妻となるジャクリーンと出会い、結婚となった時も母親は、あの男は止めろと言った。

 ケネディ家の無類の女好きは有名だった。必ず浮気してあなたが辛い思いをする。

 それを押して結婚したが、ここまでだとは思わなかった浮気に悩まされたらしい。

 大統領に立候補する、数年前に離婚を切り出すが、父親に却下される。
 離婚をすればジャックの将来は閉ざされるからだ。

 唯一約束したのが、もし大統領になれなければ、信託貯金を残すからそれを渡す。それで離婚しろというものだった。
 「お金でなんでも買えると思ってるんですか?」
 「今まで買えなかったものがないでね」
 平然と答える義父だった。

 そして、大統領選が始まるが、これが始まったら始まったで父親の本領発揮というか滅茶苦茶なことをおっしゃる。

 知らない土地に行き、そこでの男たちの酒の飲み方や挨拶を覚えさせる。亡くなったという人がいれば知らない人の葬儀にまで行かせる。
 「明日はデートが」
 とジャックが言っても
「それは俺が行く。お前は葬儀に行け」
 単に父ちゃんが好き者なのか、勝たせるために本気なのか微妙な発言だ。

 挙げ句、選挙当日は各場所へ車を手配し、それに乗せて人々を選挙戦場に運ぶ。車が足らないと判ると葬儀社の車まで動員する。

 父ちゃん、怖い。

 そこまで権力に執着する?よほどアイルランド移民と言われたのが悔しかったのだろう。

 三男のロバートが今回の選挙が終わったら、政治から手を引きたい。違う地に行って、弁護士をしたい。
 自分で言ってもうんと言いそうもないから妻に言ってくれというが、最後は自分で告げる。

 それに対し、父は今までお前はジャックによくしてくれた、だから、このあとはお前の好きなようにすればいい。ジャックにしてくれたように応援するという。意外な答えにロバートは安心する。

 いつまでもでない選挙結果。アメリカは大きいから無理はないのだろう。

 夜眠っている間に答えが出た。そして朝起きると同時に当選を知らされた。

 43歳、若き大統領の誕生だ。

 これで、ジャクリーンは離婚ができなくなった。しかし、今までは個人的なことだったが、これからは国民の前で私に恥をかかせるようなことをしないでと約束をさせるが…結局浮気三昧だったわけだ。

 そして驚くべきことにジャックが当選した途端、ひと夜にして父の意見が代わっていた。
 弁護士になっていい。これからはお前を応援しようと言ったことなど全く忘れ、これからもジャックを支えろときた。

 ある程度、父の性格は把握していただろうが、息子3人父の夢に引きづられて生きて行く。それしかない。


 しかし、その父の野心が、息子の運命をこのあと狂わせ、悲劇に追い込んでいくんだが―――。

ガラスの仮面  野外劇場の奇跡

2013-03-26 12:30:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 野外劇場で幕を開ける「真夏の夜の夢」速水から、入場料はどうするつもりかと聞かれ、腕試しのようなものだから取るつもりはないという一角獣のリーダー。

 真澄は、自分たちを安売りするなという。チャリティとしてお客の思う金額を入れてもらえという。

 そのアイディアに乗って街に宣伝に繰り出す。


 真澄はマヤを誘い、もし自信がないのから紅天女を降りたらどうかという。それだけが全てじゃない。
 しかし、亜弓だけが、待ってくれると言ってくれた。その気持ちに応えたいとマヤは降りるつもりはないという伝える。

 街で宣伝していると、丸で大道芸の宣伝のようだとアテネ座の支配人にからかわれる。


 大道芸には大道芸のやり方があると、簡単な芝居の説明をして客集めをする。

 その効果はあり、開演の前から客が押し寄せた。かつて地下劇場で演じていたときのファンもきた。

 真夏の夜の夢を彼らは精いっぱい演じる。

 そこには真澄と劇作家の姿があった。


 アテネ座での公演が決まった。

 大都芸能がプロデュースするという。マヤは真澄がまた何か考えているんじゃいかと不安になるが、若い演劇集団を育てたいと思っていたと裏のないことを教える。

 そして、そのメンバーの中にマヤが入っていないことを告げる。
 大都芸能の芝居には出ないと決めていたが、外されたとなると心穏やかではない。

 それでも必ず紅天女を演じると啖呵を切り、速水の前から姿を消した。
 真澄の秘書のような水城は、何か考えがあって、マヤを切り離したんだろうと真澄の心を読んでいる。

 真澄が告げた亜弓と月影が共演するという劇場の前に行くと、そこでは亜弓の相手役のオーディションの募集が行われていた。

 マヤはその募集のポスターをじっと見つめた。

 

海外版 美女と野獣で?そんなこともあるんだ

2013-03-26 05:39:25 | ニュース
 たまたまニュースを見てたらご本人が話してたんですが、映画では「X-men」にも出演した俳優・ヒュー・マイケル・ジャックマンはえらいことをやっている。

 話術に優れ司会もこなすし、映画、舞台共にできる。
 オーストラリア出身の俳優が、ハリウッドで成功した。

 俳優っていろいろなエピソードを持ってるものだけど、この人ほど強烈なエピソードもないし、それを喋ることができるって言うのが凄い。

 ミュージカルに「美女と野獣」に出演していたとき、それは起きたらしい。

 多分、途中休憩が入っていたように思うが(日本では)舞台に出る彼の方が問題で、出る前にトイレに行ける時間がなかった。

 途中で漏れると思ったが、歌っている最中にトイレに行くわけにもいかず、そのまま歌う続けたそうだ。


 そしたら何が起きた?


 間に合わなくて、漏らした。


 実に珍しい話のように思う。例えあっても芸人さんでもない限り、離さないんじゃないかしら?

 芸人さんならウケ狙いとなるけど、俳優さんじゃ夢を壊す。


 それがすらっと言えてしまうあたりが話術が上手いんだろうし、漏らしてから時間が経っているから立ち直っているんだろう。

 その日のお客さんにはレアな舞台になったことだろう。

 どれくらいバレてたかは判らないけど。


 そういう、見えない苦労というか…思いがけないことが起こるのよね。

 落ち込む人じゃなくてよかった。そうじゃないと次の舞台も引きづりそう。