インドは保険詐欺の都でもあった

2013-05-24 17:00:00 | ニュース
 最近、なんかと話題に上る、インドだが、そこに更なる闇はあるようだ。

 人口は1700万人。その内、6万は物乞いをしている。

 そして1年間に訪れる旅行者は200万人。

 デリーをタクシーで走ると、赤信号で止まった途端、子どもたちが群がってくる。
 花や鉛筆を売る者もいるが、中には、単純に、小さい子に「お腹すいたよ、お金ちょうだい」「パパもママもいないの」と言わせる。

 これが赤信号でタクシーが止まった途端一斉に始まる。

 中には腕や足に包帯を巻き、それにインクの血をにじませている。この方が観光客の同情を引けるそうだ。

 観光客にしても1ドルくらいなら…とつい払うことも多いらしい。

 しかし、子どもたちでこんな組織的なことはできない。

 彼らを見守っている男性がいた。

 普段は田舎で農業をしているが、それが休みになるとデリーに稼ぎに来るそうだ。
 と言っても、稼いでいるのは、年端もいかない、10歳になるかならないかの子どもたちばかりだ。

 子ども達は迫真の演技でこれ以上切ない顔で観光客に訴えかける。

 しかし、これは全部、詐欺。


 怪我をしている腕を触っても痛いと、演技もばっちりだ。

 1日、儲けるのは、5ドルだとしても、全員がこれをやれば、25万の稼ぎになる。

 コツコツやってコツコツ稼ぐというわけだ。

 この裏にはマフィアがいて、組織しているらしい。


 しかし、交通量の多い所へ子どもが一斉に車を縫って目指す所へ行くわけだから中には、惹かれて死ぬ子もいる。

 その場合はひき逃げだ。

 子どもたちは生命を賭けて儲けている。


 そして次にあるのが、デリー胃痛というものだ。

 安宿、安食堂とあるが、どうもここの食事に腹下しが入っている。

 それらの一角には、病院、歯科、薬局がひきめいている。そして、薬草茶だの薬だの出してくれるが、全く聞かないらしい。


 もっと手早くできるのに熱帯感染症かもしれないとよけなことをして儲ける。
 正規の医者は4万5000人前後だとう。しかし、偽医者もたくさんいる。
 2ドルくらいで聴診器を買って、机や椅子を置けばそれで医者の出来上がりだ。そして多額の料金をとるが、あちらの物価からするとドルにすれば、5ドルくらいのものだ。

 しかし、これだけなら、まだ可愛いと言える。

 中には、偽診断書を作ってくれる者もいる。これは普通の病院で簡単に作ってくれる。
 診察もしないで、病名を作り、帰国不可と書くだけだ。
 
 しかしこれは警察もうるさく、危ない部類に入るらしい。


 帰国不可になってどうなるか?

 滞在を伸ばし、帰りの飛行機代は出してもらえる。
 こうなると立派な詐欺だ。大体海外に行く時書ける保険金としては500ドルは取れるらしい。
 
 こういうのは勧誘役が街にいて、刺そうというか、ひっかけるというか…そんな感じらしい。


 もっと悪質なものもある。

 それは1部の人間にしかできない。

 つまり自分の死亡診断書を作らせるのだ。これも診断はなし。正規で通る。

 偽造診断書は2万4千ルピーくらいだが、これを提出すれば、生命保険がもらえる。
 数100万(人によっていくらかけて来たかによって違うだろうけど)の保険金詐欺ができる。 


 死んでどうするって気もするけど…儲かれば別にOKと言う人もいるんだろうか?

 でもこれは立派な犯罪です。中にはインドが自主的にしている詐欺以外にも、観光客と組んでそんなことも行われるているらしい。


九尾狐(クミホ)伝~愛と哀しみの母~ 第15話

2013-05-24 15:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 占い師から無理やり取り上げたヤンはそれをかけると正体が判る粉をクサンテクがかけられそうになった。
 それを代わりにチョヌが被る。

 ついにクサンテクは粉を顔に向かってかけられるが、なにも変化が起きない。

 夫のユンは妖怪に変わるはずじゃなかったのかという。これは何かの間違いですとまたかけるが、クサンテクに変化はない。

 何度も何度もかけられたクサンテクは、ユンのみんな元に戻れという言葉で、それぞれの持ち場に戻った。

 ユンがクサンテクの部屋を訪ねると出ていく準備をしている。もうここにはいられません。なんでなんなことをされなければならないのです。クサンテクは激高した。

 止めるユンにあの粉はなんです?私が妖怪とでも思ってあんな辱めをするんですか?

 ユンはクサンテクを抱きしめ止めた。
 クサンテクは密かに笑った。

 ヤン夫人は占い師を訪ね、なにが正体が現れる妙粉です。私をからかっているの?と粉の入った袋を投げつけた。
 しかし占い師は、それがそんなものに見えましたか?と整然という。

 人間には見たい物しか見えませんと言う。

 ヤンが部屋に帰ると、チョオクを抱きしめた九尾狐のクサンテクがいた。

 騒ぐと起きてしまう。私のこの姿を見たら、この子はここで死ぬ。
 チョオクを返しなさい。
 騒ぎたいなら騒げばいい。私は姿を隠す。お前のことは誰も信じない。夫も信じていない。頼りの占い師も背を向けた。
 後はこの子の肝臓を膳に乗せるだけだ。父親はなにも知らず噛み砕くだろう。
 面白いだろ。後わずかだ。抱いていたいだけだいていろ。

 そういうと、九尾狐のクサンテクは姿を消した。

 ヤンは兄に頼んで土地の権利書を手に入れた。お嬢様のためならとと受け取った下女は言った。準備をして、あの妖怪目…。ヤン夫人は一体何を企んでいるのか、その一部始終をクサンテクが見ていた。

 ユンは占い師を訪ね、あの粉はなんだと聞いた。
 私が渡したのではなく、奪って行ったのです。
 お前は誰の味方だ。
 私は卑しい占い師です。
 楽しいか。私たちが右往左往するのが楽しいか。

 そして、代官にヨニを殺すことを証明した文書を渡していないなという。
 占い師はあっさり認め、どこだと詰め寄るユンに、自分も持っていない、灯台もと暮らしですよという。

 ユンは急いで家に帰ると妻のヤン夫人を探す。そしていないので、クサンテクに知らないかと聞く。
 クサンテクは役所へ行ったという。

 確かにヤンはクサンテクが妖怪だ、これは村全体の問題だから捕まえて取り調べてくれと頼んでいた。
 代官は困ったような口調でヤン夫人の言葉を受け流す。(相手が妖怪なら役所に行ってもしょうがないだろう~。役所も人間のしてる所だもん)そして、最後の手段だとばかり、ユンが書いた文書を出す。代官の顔に笑みが浮かんだ。

 やっとユンの尻尾を捕まえたのだ。それも妻の手から。

 奥様も普通の方ではございませんな。


 嫌味なのか、なんなのか。

 そこへユンがやって来て、ユンの手元にある慌てて隠した文書がそうだと悟ったユンは、オに妻を連れて帰らせる。
 家内が失礼をと文書を奪おうとするが、代官はとらせない。

 逆に何の文書だと思ったのですか?だったら奥様をもっと…と言いかけた所で、代官をユンは殴った。

 馬鹿にしているのかとユンは逆切れ中。いつも見下しおって。

 代官は自分の姿をよく見てみなさい。役所に押し掛ける乱暴者と一緒ですよと平然という。
 

 ユンは家に帰ると夫人に文書を取り返して来いというが、嫌だと突っぱねられる。
 そしてもうすぐ兵士がきますという。
 何故良家の妻がこんな家紋に泥を塗るような真似を。

 娘のためです。このままでは死んでしまいます。何度でも同じことをします。妖怪を倒すためなら何度でもします。

 微妙に夫婦の話はズレているようだ。

 旦那様が行けないのです。あの母子を引きいれて、娘を殺したなら母親も殺せばよかった。まず母親を殺すべきでした。
 

 この辺は女の嫉妬が入り混じってるから…何とも言えない。


 責任を撮ってください。娘が病気でもなにもしなかった。私が背を押したから動いた。まだ妖怪の色香に惑わされているのですか?
 今すぐに殺して下さい。

 今度は娘のためにヨニの母親を殺せと?

 そうです、娘のためです。そしてわが一族のためです。

 ヤン夫人は剣を突き出した。

 ヨニも妖怪でした。ひどい話です。妖怪を食べただなんて…。鳥肌が立ちます。
 
 夫人はすぐにすぐに事情が飲み込めずにいるユンをせかした。
 
 
 しかし、ユンはその刀で、ヤン夫人を刺した。
 
 私のせいだと?私に説教するなど…教えてやる。全部お前のせいだ。全てお前の衝動のせいだ。
 私はヨニを殺したくなかった。しかしお前は偽医者を呼び、私に決心させるためにチョオクの好きな砂糖菓子を用意した。私を操り、命令し、支配しようとした。

 いつまでも私が黙っていると思ったか。もういいなりにならない。


 ユンは確実に何かが狂っていた。

 しかし血まみれで死にゆく妻を見ている内に正気に返ってきたようだ。そこへうまい具合にクサンテクが来る。

 早く医者を、いうクサンテクに、そうだなとうなずき、部屋からユンが出ていくと、クサンテクはそっとヤン夫人に近付いた。苦しむ夫人の顔をじっと楽しげにさえ見ていた。
 
 九尾狐に変身した、クサンテクは助けて…という夫人に、誰に向かって助けてと言ってる。夫に刺されて死ぬ気分はどうだ?死にそうなのに誰も来ないか。でもお前の苦しみなど、子を奪われた私の痛みやヨニの殺された比じゃない。
 そして鋭い爪で夫人を刺した。

 そして今度はそこにヨニがやってきた。

 ヨニは今目の前の光景が理解できないというように、気を失った。
 
 そこへユンが戻ってきたが、チョオクが、母の死んだ姿を見てしまったと思うと、ショックで動けなくなった。
 元の姿に戻ったクサンテクはお嬢様は私にと連れていく。

 ユンとクサンテクは殺した妻を担ぎ、雨の中、死体を捨てにいった。川の中に捨てた。
 
 クサンテクは、旦那様、1度信じさせておいて裏切るものを許せますか、と言っていた。

 本当にそう思うか?

 ユンは気弱そうにそう聞いた。

 当然です、私ならもっと厳しく罰したでしょう。

 クサンテクの激怒具合に、私もそう思うとユンは安心していた。
 
 悪いのは奥様です。

 しかしユンは2人も殺し、その現場の1つを娘に見られたことから、神経がおかしくなってきたようだ。部屋中に血が滴り落ちる幻覚に悩まされ始めた。
 
 クサンテクはヨニの墓から鈴を探しだした。そして必ずこの世に戻してあげると言った。ユンを倒して、必ず。

 チョオクはうなされて目が覚めると、以前井戸にヨニの霊ととチョヌに突き落とされたときのことを思い出しそこへ行った。
 そこには、井戸に落とされ、両親や使用人に救われている自分がいた。

 急いで部屋に戻ると、綱に縛られ、ヨニに操られ、ユンに反抗している自分がいた。
 クサンテクに復讐は私がするからもうなにもしないでと言われている自分がいた。しかしあの男を殺してやると言ってる自分がいた。

 そしてまた井戸に戻ると、井戸で自分が溺れていた。
 チョオクは今まで会った恐ろしいことを全て思い出し、悲鳴を上げていた。
 
 クサンテクは茶を出し、大丈夫ですか。長生きしなければと言っていた。そこへチョオクがやってくる。そしてどうして妖怪を一緒にいるのという。
 そしてクサンテクを打ちつける。ユンは何をするんだと言うが、私は知ってるわ、人間に化けた妖怪よと言う。

 お前までそんなことを…
 本当よ。お母さんを殺した。お前が私になにをしたか全部思い出した。お前も娘も狐だと白状しなさい。
 クサンテクは、一体何の話しか判りませんとトボケた。
 しかしユンが止める。
 ユンは、お前まで私を馬鹿にするのか。母親のように正気を失ったのか。勝手なことを言うな、次は厳しく罰するぞ。
 チョオクは父の変わりように言葉がなかった。

 今度は、ヨニの歌声が聞こえてきた。そこへユンを呼ぶ声がする。
 チョオクが屋根の上に登っていた。
 使用人も駆け付けたユンも必死に降りて来いと言うが。いや。早く降ろすんだ。と使用人に言っても、チョオクは来たら飛び降りるという。そしてお父さんこそ何よ、その人は狐よという。

 そして挑発するようにあのときだって、私を抱いて木の上に登ったのに登ってきなさいよという。
 使用人はチョオクの言葉が正しいのか、判断できず、ほぼ固まった。
 人前で変身するのが恥ずかしい?だったら本当のことを言いなさいよ。
 いいわ、来ないなら飛び降りる。そして更にもし私が死んだらヨニも戻らないからねと付け食わる。

 周囲がクサンテクの様子を見守る中、それでも言わないの?チョオクはいい募る。

 チョオクはお母さんを襲われたから生きる意味もない。チョオクは変わらを2,3枚けり飛ばした。

 チョオクがどんどん飛び降りようとする中、クサンテクは覚悟を決めた。
 あれを見て。クサンテクが九尾狐に変身する様がチョオクの所からは見えたのだろう。下の人々に呼びかけた。
 ダメです。寸前の所でチョヌが止めた。クサンテクを隠す。
 チョヌが私が登ってお助けしますというのを、チョオクはダメよと止める。
 取り押さえられたチョヌを見て、チョオクは味方は消えた。早く正体を現せという。
 
 しかし、そのチョオクは、ヨニの霊に肩を掴まれた。恐ろしい顔で唸り声をあげていた。
 もうやめてよ、止めないなら許さない。
 十分じゃないの。私からお母さんを奪ったんだから。

 しかし下にいる人には、チョオクの姿しか見えない。チョオクが1人で話しているようにしか見えない。
 ヨニを振り払おうとしている間に、ユンの命令で下僕が上がり、チョオクを助けた。
 

 チョオクは夜、布団の中で泣いていた。お母さん、私どうしたらいいの。お父さんも信じてくれないし。
 あの女を殺してやりたい。お母さん、連れていって。こんな家、もういや。私、生きていけない。

 ふっとろうそくが消えた。ドアが開き、母が現れた。
 母に抱きつき、母はチョオクの顔を無表情のままなでる。そして去っていく。お母さんどこへ行くの?私を置いて行かないで。
 母は静かに手を差しだした。母はくるりと後ろを向くと、歩きだした。チョオクはそのあとをついて行く。
 
 ユンには眠っていても、ヨニの歌声が聞こえた。

 ヤン夫人はチョオクをヨニの墓に導いた母がチョオクの顔に触れると涙を流した。そしてこの間クサンテクが掘り出し、置いて行った鈴を指差した。
 鈴から目をあげると母の姿は消えていた。
 

 クサンテク埴輪で1人笑っていた。そこにヨニの呼ぶ声がする。

 チョオクは鈴を手に取った。
 
 ユンはヨニの歌声に怯えていた。
 
 声が止んだかと思うと、出入り口の所へヤン夫人が立っていて血の涙を流していた。そして、早くチョオクの元へと言った。

 ヨニはお母さん助けてと言い続けていた。クサンテクはヨニの姿を裂かした。
 
 森へ走って行くと、チョオクが鈴を持ち、川の橋の上に立っていた。今にも落としそうだ。そして川の中に投げ込んだ。
 ヨニ、叫ぶとクサンテクは池の中に飛び込んだ。
 チョオクは呼び出しいたのか、池の傍にいる父になにをしているのだ?と聞かれ、もう少し待ってと止めた。
 1度だけ信じて。
 そこへチョオクのもくろみ通り、九尾狐の姿のクサンテクが上がってきた。
 ユンは茫然とその姿を見ていた。
 言ったとおりでしょ、自慢げなチョオク。

 ユンは急いでチョオクの手を引き逃げたが、それをクサンテクは見ていた。

 ユンが剣をいじっていると、クサンテクの声がした。入ってもいいですかという。
 ユンは剣を握った。
 クサンテクは九尾狐に変身しようとしていた。

 ユンは剣を構えた。
 九尾狐になったクサンテクは扉に手をかけた―――。


 すませんが、最終回はぶっ飛びます。1度書いたけど、消えたので、もう書く気力がない。
 テレビ放送でとても奇妙な終わり方をしていたので、その謎がときたかったんですが、解けました。

 25日までに書き直す気力があったら書きます。ダメなら、ここで終了となります。


 考え方によってはハッピーエンドって感じです。

 もう前書いたの甦らないかなぁ。
 

エンジェル・ハート 新宿抗争篇 第10話 エンジェルスマイル

2013-05-24 12:30:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 李大人は趙に電話をし、遺言があるんなら聞こうと言った。
 お元気になられたのですか?など安心したという言葉を並べるが、裏切り者の言葉など聞く気はないと李は冷たい。
 
 青龍は全滅した、私の玄部によってな。お前の企みはここまでだ。

 狙われる。張は怯えながら、俺の命運はまだ尽きていない、と、まだ頑張るつもりだ。

 信宏(しんほん)は趙室長、グラスハートに李大人暗殺の濡れ衣を着せた。お前が生きている間は全てが終わったと言えないとロビーで銃を隠し持ち狙っていた。

 信宏は狙いに出ようとすると、陳侍従長に止められた。ひよっ子が、ここは玄部の出番だ。ひっこんでおれ。

 これは暗殺ではない。裏切り者に対する我々の儀式なのだ。

 人ごみに紛れた方がいいという趙の目論見は外れ、1発で頭を撃ち抜かれた。

 しかし撃ったのは、玄部じゃない。だったら…。

 狙撃場所を窓の弾丸が飛び込んだ所から割りだした信宏に、なかなか、優秀じゃないかと、遼が声をかけた。

 シティハンター、やはりあなたが張を。
 なに、借りを返しただけさ。で、俺に何の用だ。

 まだ礼を言ってなかったから。

 遼は仲間を助けるのは当然だ。ちっとは残される者の身を考えろ。しにいそいんでんじゃねぇ、と胸ぐらを掴んで一括した。格好よく死ぬとより、無様でも生き抜くことを考えろ。

 そして、行くぞ、シャンインイところへ。
 27番似名前が?でも彼女は知らない。お前から教えてやれ。

 李大人はシャインを抱いて、花園診療所にドクと看護師の智ちゃんと向かっていた。
 暖かい。ゆだねられる。これが私の求めていたものだ。

 遼は、笑顔を浮かべて眠っているシャンインの寝顔を見て判ってるんじゃないか。父親に抱かれてるのが、というが、驚いたのは、信宏だ。

 ホテル古城似も警察が急行し、後始末に追われていた。

 

 いつまで眠っているの?また置きたくないなんて思ってるんじゃないわよね。
 香がシャンインに話しかけていた。

 なんだったんだろう?あの心地よさは。目覚めたらもうないのかな。
 どんなかんじだったの?
 凄く安心できた。包み込まれるような暖かいもの。ずっと前から求めていたもの。あれは…
遼に抱かれている安心感と同じ。
 それがあなたがずっと心の奥で求めていた。だからあなたはここへ来た。遼を求めて…。

 あなたは遼になにを求めているの?なんて言いたいの?

 伝言板に遼に求めていたものを自国語で書いた。その途端、目が覚めた。そこには遼がいた。
 あれから3日も眠ったままだったらしい。
 
 ぱぱ。
 シャンインは突然遼にそういい、恥ずかしがって布団をかぶってしまった。

 診察を受けている最中追い出される遼だが、勝手に入り込み、智ちゃんのスカート切りきりショットを見ている。

 遼ーー!
 
 シャンインがそれを殴った。香を同じだ。

 遼にとっては懐かしい衝撃。でも、きつい。

 シャンインは焦っていた。私、殴るつもりなかった。

 まるで香じゃ。ドク達も思っていた。

 あなたは何を遼に求めているの?なんてを言いたいの?
 香の言葉が甦った。

 シャンインは、再び、診療所を抜け出した。
 
 遼はキャッツアイにいた。不抜けた顔をしている。信宏は李大人の娘と言うことから立ちなれずにいた。
 パパか…。
 海坊主は遼の呟きを聞いて、本当に打ち所が悪かったんじゃないかと言った。
 そこへシャンインが現れる。
 
 またふらふら診療所を抜け出したシャンインに遼は送って行くと言った。

 シャンインは、頭、大丈夫か?何故あんなことしたのか?判らない。ごめんさない。

 遼は、驚いていた。お前それだけを言う為にここへ?
 海坊主は香のカップで香の好きな珈琲を出した。
 
 これ、飲んだことない。でも好き、思った。

 1口口をつけ、美味しい。そういうシャンインに遼には香がダブった。

 昔、香が言っていた。
 私たちスイ―パーなんてやってたら子どもは作れない。でももし臓器を移植したら、子ども見たなもんだと思えない?
 なに言ってんだ。
 移植相手は知らされない。でもどこかに私の臓器を持った子供がいる。そう思えば遼、寂しくないんじゃないかな。

 遼は、それを思い出すと言っていた。

 パパ。
 パパが欲しいか。
 
 伝言板に書いた自国語の言葉をシャンインは、口にした。

 私のパパになって。

 うん。よろしくな。

 シャンインは、遼の胸に勢いよく飛び込んだ。

 ここから、遼と香はシャンインの両親になる―――。

 
 

社長は、恋が叶えたくて、占い師に頼んでみましたが…

2013-05-24 11:10:47 | ニュース
 ときたま判らんことが起こる。

 好きな女性がいて、彼女に愛される為、占い師に頼んで恋の呪文をかけてもらったスペインのサッカークラブの元社長がいるそうです。カステリョンというサッカークラブらしい。

 占い料は16万5000ユーロ(約2100万円)


 しかし、効果はなし。

 おまけに社長は怒って、支払った額を取り返そうと乗り込んだ。


 占い師もまずいと思ったのか、14万ユーロを新聞紙にくるんで返したそうだ。

 しかし、全員が駆けつけた警察に逮捕されることになったそうだ。

 国によっては、そういうものに信頼を寄せることはある。

 ましてサッカーとなると、どんなにいい環境でどんなに練習しても勝つ負けるは時の運も左右する。

 役者が舞台に出るとき、ゲンかつ気で必ず左足から出るとか、勝負師が勝った時と同じ色の下着をつけるというのを同じかもしれない。


 と言うより、そこまで追い込まれてたのかもしれない。

 その社長は(すでに元がつきますが)心臓に持病を持っていて、占い師のところでも発作を起こしたというから、かなり悪かったんじゃないかしら。

 政治の汚職にもかかわっていたらしく…そっちの方が重要ですわな。
 わざわざ大金払って自ら、墓穴を掘った感じになった。

 裁判もたくさん抱えているらしい。

 よく生きてますね~という状態です。

 裁判なんて1個抱えててもかなり精神的に参るものです。まして社長だったら、その責任が全部かかってくるんだから、かなりの重荷でもう藁にもすがる思いで、占いだろうがなんだろうが、頼りたくなる。

 しかし、それでも女に惚れる。

 元気ですね~。

 男の人は仕事がうまく行ってるときは恋愛も上手く行く。
 女性は、その逆。どっちかしかとれないというのが、占いの世界での…常識みたい。

 でもこれで、悪いものが全部出て、幸せになれるかも知れない。

 まだ裁判も警察の調べも続くけど、とりあえず後始末にかかるわけだから。解決をしない9て言い分、楽?かしら?


 そうでもないのか?

 

ガールズパワー ミャンマー初の女性グループ誕生

2013-05-23 19:00:00 | ニュース
 タイタイ、ワイニン、キミ―、アームーン、チャチャで結成したのが「タイガーガールズ」という、ミャンマー初の女性グループバンド(バンド言っていますが、演奏はしてません。なのになぜバンドなのかは不明) 

 軍事政権下で過去21年の内、15年アウンサン・スーチーが軟禁状態であった中、民主主義が台等してきてこういうことも可能となった。

 トレーナーはオーストラリア人のニッキ―。外国人と触れあうことのない彼女らにはそれだけで不安だ。特に芸術面ではなかったそうだ。


 私たちは欲しいものを手に入れる。

 そう言っても表現の自由はまだない。今まで歌手が歌うとしても、外国のコピーだけでオリジナルは無理だった。

 タイガーガールズはどうにか自分たちの歌を作りたいと思い、詩を書く。しかし自分を表現することに慣れていない彼女たちには難しい話だ。

 仕事と言ってもナイトクラブだ。

 ナイトクラブで仕事をしていると売春に間違われる。特に女の子たちが自己表現することに慣れてないから、出ていっても、客は、ポカンとした顔で彼女達を見る。

 でも受け入れられる。善は勝つと彼女達は信じている。

 トレーナーのニッキーが彼女らを発掘したが、世間の評価は「平凡な女の子だ」というものだ。

 ウィっグを使うことも政府から禁止されている。

 アルバムを出すのでも検閲(3か月かかる)を通ってからでないと出せない。

 事務所の社長は大手のCMにでも出てくれれば基が取れると思っていたが、それは遠い夢だった。ピーターはミャンマーでは大きな会社の社長で将来はイギリスと肩を並べるくらいになりたいと思っていた。

 彼女らの事務所の社長ピーターとニッキーとの間にすぐに方向性に対して亀裂が生じた。

 彼女達は契約更新をしてもらえず、給料も出ない状態に追い込まれて行く。

 しかし、夢は大きい。バンコクへ行ったら?私たちもポップグル―プとして、大歓迎を受けるかもしれないと夢は大きい。

 しかし、事務所の無くなった彼女先の行き先は暗くなる。食事ものどを通らない。

 それでも彼女らに肩入れしたニッキーが自らの預金で、どうにか彼女達を売りだす。自分でも馬鹿じゃないかと思うが、途中で放り出せないという。


 しかしさらなる試練は襲う。元の事務所の社長は、契約更新しなければそれで全部終わると思っていた。
 けれど、まだ「タイガーガールズ」の名前で活動していることに驚いた。あれは事務所のものだ。
 名前、ロゴの使用停止命令が出る。

 彼女達は、自分の新しい名前を考える。他の国のアーティストだって、歌で売れたのよ。彼女達は自分を励ます。

 彼女達の平凡というのも、キュートさが足らないなど、そういう意味もあるようだ。しかし政府がこういう恰好をするなと言うから、それも難しい。

 ミャンマーでは卵型の顔立ちと小鹿のようなつぶらな瞳に薔薇の花弁のような顔が受ける。
 特にキミ―はこの仏教国では珍しいキリスト教徒で、他国民国家を代表するチン族の出身だ。しかし顔が平たい。いっそ整形しようかとまで追いつめられる。

 他のメンバーも露天商をしている親を助けたい。

 モデルはしているが、色が黒過ぎるのが難点でもう1つ仕事が発展しない。

 そういう子が集まっていた。
 
 この国で受ける顔立ちは、小鹿のような瞳薔薇の花弁のような唇 卵型の顔立ちだ。



 タイガーガールズは、ミー&マイガールズの意味を混ぜて、ミャンマーガールズと改名した。

 そしてニッキーの力で憧れのバンコクに行く。

 しかしバンコクに言っても、見ていた記者から出たのは歌の下手な子が1人いる。

 そのワイニンにそういう評価だ告げると、過呼吸に陥った。

 でもこの辺はどこの国のどんなアーティストでも通る道だ。


 民主化しても、古い伝統がなくなるのは、嫌だ、民主化はゆっくり来てほしいという。

 ミャンマーでは、人より優れていて強くないと成功できない。


 やがて、ニッキーが初オファーとして、ハリウッドでのレコーディングの話を持ってくる。何度も彼女のコネで、大物ブロディーサーと交渉を重ね、決めたという。


 ハリウッドの壁は厚いのに、やはり、珍しいのかな。
 それともレコーディングくらいだったら、わりとボーダーが低いのか。

 あとは直接行って話を詰めるしかない。

 ここでニッキーは彼女らに別れを告げる。

 ミャンマーでは、なんでも人がしてくれる。子どものオムツさえ、自分で替えなくても替えてくれる。
 でも私は、それをしてもらえなくてもオーストラリアに帰りたいという。

 ミャンマーガールズは独自の道を行く。

 それが成功しようが、失敗しようが。


 いつか、また軍事政権下におかれ、民主主義でなくなったら、彼女達は逮捕されるかもしれない。

 それでも一緒に刑務所に行こうと約束した。


 若いからできる。

 挑戦していける。


 先のことなど誰にも判らない。

 判らないから、将来、大きな飛躍もあるのかもしれない。


 今少女たちは、新しい時代に羽ばたいて行く。 

幻の王女 チャミョンゴ 第27話

2013-05-23 15:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 ハソは、チャミョンかもしれない似顔絵を持って、牢のホゴクに泣き落としで、チャミョンかどうか尋ねる。
 しかし、楽浪国を認めないホゴクはあなたを王后と認めないし、そんな娘も知らないという。

 ホゴクが何かを察したので見ると、じっと影からハソの様子を窺っているジャシルとチソがいた。

 急いで部屋に帰ったジャシルは、ホゴクが口を割らない内に始末せねばと思うが、そこへハソがやってくる。
 どういうつもりだと尋ねるハソに、もちろんラヒが心配だからだとぶっちゃけるジャシル。
 お前はあんな…子どもをかんざしで刺すようなことをして悪いと思ったことはないのか?といってもないと突っぱねる。実の兄を殺した時におかしくなってしまったでしょう。
 むしろ私があなた達を王と王后にした、今、ラヒを捨てるのかと迫る。
 そんなつもりはない。チャミョンが見つかっても王太女にする気などないとハソが言っても、あなたはラヒは見捨てるのかとジャシルは迫る。
 あなたは王太后の地位まで与えられた、栄華を極めたのだ。

 王后は怒り、チャミョンを王女としても認めないというジャシルにあの子が戻れば王女として認めるというが、ジャシルは、もしチャミョンがラヒを傷つければ、ただでは済まさないと脅す。

 その頃、チャミョンは危険を承知で、母に会いたい思いで、楽浪国に1人向かった。
 ホドンはテチュからチャミョンが旅立ったことを聞き、慌ててあとを追う。
 一休みしていたチャミョンはどうせ聞こえないだろうと、以前王子からもらった、吹いたら必ず駆けつけるという笛を吹く。
 そうしたら、近くまでやって来たホドンが本当にやって来た。チャミョンはその胸に飛び込んだ。
 
 2人は久しぶりの外出ということで、街へ繰り出すことにした。
 王室の内情を知らない街の人々はヘエウの誕生100日を祝ってにぎやかだ。俺たちも先のことは考えず、ヘエウの誕生を祝おうかとホドンが言い出した。

 2人は1銭でくす玉を割れば、男女の婚礼の衣装を着て街を馬で練り歩けるゲームに参加し、見事に衣装を勝ち取った。

 街を練り歩き、最後は宿屋の一室に辿りついた。
 ホドンはいう。ふと思った。王になどならず、お前の男として生きたい。それでも幸せじゃないか。今夜はお前と寝たい。だって花嫁だろう。…しかし止めよう。いつかお前を抱ける日が来る。
 2人は軽い口づけを交わした。

 ラヒはヘエウの宴の席から、ヤンドクにいわれ、そっと席を立つ。ホルが待っているのは今日までだ。脱出するなら今日しかない。この宴のどさくさならどうにかなるかもしれない。宮中の女の服を着て、宮中は脱出した。
 プクはホドンに寄り添って一夜を明かしたが、そっと目を覚ますと、ホドンに語りかけた。
 あなたは王になる運命の人なの。いつか言ってましたね。プク、愛とはなんなのだ。愛する人を待てないのは愛ではない。でも離れていても心は一相求める。それが愛だと思います。
 
 チャミョンは楽浪国へ1人旅立った。生命ある限り、ホドンを愛すると誓って。
 昼になり、ラヒの逃亡が発覚した。ウナルにラヒを探し出すよう命令し、生け捕りにする必要はない。首を討て、捕虜が逃げたのだ。重罪だ。高句麗王を騙した罪は大きい。ウルドゥジは外交問題になるというが、王は許す気はない。そして、内通者が必ずいるはずだから探せと命令した。
 
 ホドンは街に探しに出たテチュになにがあったかと聞き、初めて重大な問題になっていることを知る。
 そして一緒にいたヘンカイにプクは戻っているかと聞くとこちらも戻っていないという。

 王子には、なにがなんだか判らなかった。

 楽浪国にも知らせが行く。脱出したのはいいが、首を討たれることに王も王妃、次妃まで心配だ。
 チェ・リはムヒュルに自分の娘の生命は自由にさせないと、兵を出させる命令を出した。



 とにかく王妃の人柄があほかというくらいよすぎる。
 散々策で振り回されたのだから、チャミョンの代わりに育てようと、ラヒなどどうでもいい。母が守らなくてどうする?そのチャミョンと子どもの頃から会っていても全く気付かないし…。
 ここで1発ガツンとやってやればいいのにと思うが…しないのが、このハソなのね。



 トンゴビは1人、枝を杖代わりにしながら、楽浪国を目指していた。チャミョンの消息を伝えたい、その一心だった。

 ヤンエはラヒなどどうでもいい。いざとなったらホゴクを殺してもいい。ワン家は南部の7県を抑えているのだから嘆願を募り、チャミョンを王太女にしようとしていた。

 ホドンは、ラヒはまだ都にいる。それぞれ門を守れと指示をだす。
 チャチャンスは、探しだしたら、どうするのかと聞くと、生け捕りにせよという。しかしそれでは王命に…そうでなくて王の怒りをユ・ホンの所で犯している。それでもホドンの気持ちは変わらない。

 ラヒは出入りの業者を捕まえ上手く服を盗んだが、出ようとしたのが、ホドンがいる来たもんだったために、森に入りるや否や、ホドンが現れ、このまま戻れという。剣でも切実さでも自分には勝てない。
 しかし、こんなときでもラヒはホドンに自分を愛しているかと聞く。ホドンは確認が必要なのかと答える。
 ラヒは高句麗に戻れば、間違いなく父から捨てられる、民心も失う。

 ラヒは続ける。ホドンに愛されていても、私の心は埋まらない。父や民の心より弱いから。勝負よ、負けても勝ってもここで勝負をつけようと戦い始める。




 この女、馬鹿じゃないかと思う。ホドンは愛より利用が上だし(それはなんとなく判っているらしいが、父の気持ちも見抜けず、民が愛しているのは、暮らしをよくしてくれれば誰でもいいのであって、ラヒである必要もない。きちんと教育がなされず甘えて育つとこうなるのか、伯父の死を見たのが原因なのか、元々頭脳明晰でないだけなのか…、1人であがいて、1人で不幸を呼んでるようにしか見えない)

 ホドンはホドンで真っすぐに愛をぶつけてくるラヒを計算づくで扱えない。喉まで剣を突きつけられ、どうにか交わし、ラヒから殺せと命じられているのでしょ、殺せと言われてもできない。
 ラヒはなおも言う。ピュリナ族もヘエウも制し王座に就けと言っても、ホドンは、ここはウナルが包囲している、地理に判らないお前達にはどうしようもない。付いて来いという。

 ホドンは愛情と言うより、同情だろう。
 1番性質が悪い、感情だ。そして女の勘違いに発車をかける。

 ホドンにしてもラヒにしても、ある意味似ている。ホドンは自分の不幸の中で、ラヒは甘やかされた環境の中で、人の上に立てる人格には育っていないし、器でもない。

 ホドンは途中までラヒを先導し、ここから先は1人で行けという。何故逃がしてくれるのかと言うラヒの問いに、チェ・リに対する敬意だという。

 ラヒは一緒に楽浪国へ行きましょう。高句麗宮中にいてあなたの辛さがよく判ったわ。楽浪国で一緒に暮らしましょうという。


 でもそうすると、今度は王女が高句麗の王子を捕虜にして帰って来たことになって王女の株は上がるが、高句麗国にとってはとんでもない失態となり、ホドンは無事ではいられなくなる。ラヒが頼んだ所で、戦いの目になるなら、チェ・リはそれを利用するだろう。

 2人のことしか、考えられない、やっぱり似た者同士のような気がする。

 ホドンはここが故郷だから故郷を離れては幸せになれないという。
 ラヒは、プクがいるから?と聞く。彼女は去って行った。
 安心してほほ笑むラヒ。
 私たちまた会えるかしら?お前が生きてさえいれば…。

 
 演出としては、ここで恋愛を演出したいのでしょうか?そんな状況とはとても思えませんが…。
 
 ジャシルの元には、ヤンエがラヒを廃妃しろといっている話を聞いた(そのときはなにも聞いておりません、父をヤンエが殺したことに恨みは持っていませんと言っていた=トスギ)ワン家の家臣が注進に向かった。

 こうなるとジャシルだ。ヤンエを殺せとなる。

 気付くとトスギのせいでワン家の庭では戦いが始まっていた。ヤンエは驚く。大義のため主人を捨てますとトスギはいう楽浪国を守るため、次妃の命を受け、反逆者を討ちに来たとヤンエに剣を向けた。

 裏切り者めー、ヤンエの怒りが爆発し、ともに剣を持ち、ヤンエの剣が舞う。

 ジャシルは祝い酒を飲んでいた。ホルもいない。チェ・リもいないときにヤンエが尻尾を出すと歯と大喜びだ。
 

 

 元をただせば、ジャシルがワン・ゲンを殺したからこうなったのであり、チャミョンを殺そうとしたのが更なる凶元であり、国に対する大義にそむき、自らの欲望に溺れているのは誰ですか?



 その頃、どうにかしてホルに切り刻まれたリボンを縫い合わせ、そこに書いてある文字を読もうとしていたチャチャンス達が、ついにリボンを縫い合わせ、プクの正体を知った。

 ラヒはホルと会え、脱出の新たなる道へ踏み出した。

 ホドンは高句麗王に呼ばれ、ラヒを逃したのかと言われ、そうだと本当のことを答えていた。

エンジェル・ハート 新宿抗争篇 第9話 香瑩~失われた名前~

2013-05-23 12:30:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 爆破が怒ったことで青龍の大半が死ぬか負傷した。趙の怒りに火が付き、誰でもいい、街の人間を殺せ。
 シティーハンター、お前をいぶりだしてやるとなってしまった。

 本当は仲間が起こした爆発なんですけど…。

 しかし遼とその仲間はみんな武器を持ち、街に出すなとここで足止めしろと、銃を撃ちまくる。

 新宿西署はヘリは飛ばして様子を見ているが、署長の冴子が消えた為、命令を出す人間が不在で、しばらく待機せよとなってしまった。

 
 
 役にたたん警察やの~。


 グラスハートを唯一の仲間、36番の信宏(しんほん)は外傷もなく、目覚めるだけのようだ。
 信宏は思い出していた。

 まだ10歳になるかならない頃、森の中を銃を持って走らされ、1番遅いのに木の根に足を取られ。転んだ。苦しくて泣きだしたら、先にいっていた信宏が、戻ってきて大丈夫か27番、遅れると怒られるぞ。一緒に走ろうと言ってくれた。彼がいたから、あの訓練に耐えられた。

 しかし貴様は命令されたことをすればいいんだとグラスハートを助けたことをとがめられ、上官から付き飛ばされ、飯抜きにされた。
 そこにグラスハートが食べてと自分の分を持ってくる。

 それも監視カメラが全て見ていたのを知らなかった。

 信宏の恋心はずっと監視され、仲のいいもの同士が最終試験でわざとに組み合わされた。あまりできのいいわけじゃなかったグラスハートは残り、信宏がやられたのは意外だったらしい。人の心を持っていたのでは、殺人マシンとしては不完全だからだ。
 それぞれ、別の舞台に配属される。もう2度と会うことはないだろうと、幹部は思っていた。

 しかし信宏は思っていた。グラスハートを助けるため、自らに生命を犠牲にすることになっても、俺は生きてやる。そしてもう1度、27番のグラスハートに会う。それが彼の唯一の支えだった。

 やっと目覚めたとき、そばにグラスハートがいた。
 
 ここは天国らいしな。
 シティハンターがお前を助けた。
 
 信宏は思っていた。凄い男だった。全く気配を感じさせなかった。起爆スイッチを押す前に俺は当て身を食らった。爆発は怒ったのか。飛び起きる信宏に、グラスハートは、それも彼が…。
 
 そうか、また死にぞこなっちまった。
 ダメだ、死んだらダメだ。

 人を殺すために生きる。それは人の生き方じゃない。信宏は言った。グラスハートもそうだと思っていた。
 私たち、同じだ。私も人を殺す度壊れていった。心が痛かった。だから1度は死のうとした。
 
 死ぬなんて言うな、生きてくれ、私も生きたいから。

 笑顔を見せてくれと信宏に言われるが、グラスハートは今は無理だという。笑い方、忘れた。


 これが15歳の少女達の台詞だからね~~。


 餅山は生命あってだとさっさと逃げ出していたが、毒と智に見つかり散々、お前それでもやくざか。新宿のやくざも地に落ちたもんだと言われていた。その餅山を見た信宏は、離れろ、そいつは敵だ。陳を狙撃したとき一緒にいた。

 李大人の弟、影武者を狙撃したのは、信宏だった。
 
 グラスハートは安心しろ、あいつは間抜けなやくざだ。
 ドクも確かに青龍系のやくざだが、今は生命を狙われている。今はわしらの仲間じゃ、一応はな。

 けれど、餅山はこれで、恩を売って逃げられると隠れて携帯電話をかけようとしたが、何かの液体が流れてきて、気を失う。

 信宏、お前と名前を覚えてたんだな。最初に会ったとき、名前を覚えてないと言った。何故嘘をついた。
 それは…

 いいかけたときガスにやられて、ドクが倒れた。智も倒れていた。

 信宏は、しまった、催眠ガスだという。

 信宏が倒れた。お前に名前を覚えていると言ったら、悲しそうな顔をしたお前を余計悲しませると思った。そういい、意識を失った。
 グラスハートも倒れた。かろうじて意識を保っていたグラスハートは、信宏を連れていくマスク姿の青龍の姿を見た。信宏が殺される。2人は殺される。ダメ。
 
 まだ意識を保っていたグラスハートをある人物が撫ぜた。この子が…。李大人、立派なお子様です。と陳侍従長の声が言った。そして信宏だけを連れ去った。

 グラスハートは、どうにか起き上がり、落ちていたビール瓶で自らの身体を傷つけ、意識を保った。信宏を助ける。それしか頭になかった。

 信宏は目を覚ました。ゲンロン(玄武のことか?)部隊、直属の大きな部隊らしい。
 正直に答えよ。
 2日間前、お前は1人の男を狙撃したな。その男が何者か知っていたのか?お前の撃った男はチェンダオヘンの大ボスだ。
 そういう男の顔が雲がどき、月明かりで見えた。李大人だ。自分が撃った相手だった。

 信宏は、趙(チャオ)チーフにと答えた。ただ命令に従ったか。確かにそれに疑問を持たず忠実に実行するのがお前の役目、そういいながら、男の拳は震えていた。
 しかし、今、お前が命令違反を犯し、グラスハートと接触してた。それは自分の意志か?
 
 …生命の恩人だから…。

 恩人!?

 恩人を助けるためです。
 それが組織を裏切る行為であってもか。
 はい。

 裏切り者への制裁を知っていてか。
 はい。俺の生命はグラスハートにもらった。この生命はあいつのために使うと決めていた。悔いなどない。
 
 李大人は銃を向け
 
 お前の罪は重い。いかなる理由が会っても許されるものではない。
 
 
 そのとき銃声が響いた。

 グラスハートは銃を持ち街に出ていた。信宏を探しに来たのだろう。

 海坊主と遼は話していた。

 聞こえたか?今の銃声。
 ああと遼が答えた。
 敵か、味方か。海坊主も答えがない。

 遼は背後に銃を向け、

 そこのお客さん、答えてもらおうかと言った。

 さすが冴羽様、出てきたのは、陳だった。

 李は信宏の頬の辺りを撃った。かすかに血がにじんでいる。
 
 今、青龍としてのお前は死んだ。その生命、その者のために使うのだ。
 

 遼に陳は言った。李大人の使いできた。
 おいおい、状況を見ていってくれ。デートのダブルブッキングはできないぜ。
 この騒ぎは間もなく終結します。
 
 玄部、お前さん達が動いていたということか。
 陳は、こちらへと言い、遼を案内した。
 
 しかしその2人が振り向く前に趙(チャオ)が遼を狙っていた。玄部がそれをナイロン糸で首を絞め、そのまま後ろへ引ずった。

 冴子も様子に気づき、街のみんなの攻撃をやめさせた。

 敵の攻撃がやんだ…。なにが起こったの?

 グラスハートはさ迷い、信宏の元へ行った。
 そして信宏は、グラスハートが大きな傷を足に負っているのを見て、まさか自分で、俺を探すために…。
 グラスハートはかすかにほほ笑んだ。
 信宏は(しんほん)、お前は私の仲間だから。これから一緒に…。
 安心したのか、グラスハートは倒れた。

 けれど、信宏は、俺にはまだやらなければならい事が…と言い置き、銃を手に飛び出した。

 眠ってしまったグラスハートを、李大人は抱きしめていた。

 シャンイン…私のシャンイン…

 いとおしむような李大人の声は父親のものだった。
 
 

ショムニ 復活に複雑な声

2013-05-22 21:39:40 | ニュース
 元々、何かのドラマがぽしゃって、突然後番組として急きょ用意されたのが「ショムニ」だった。

 それが意外なヒットを収めた。

 1998年から放送されていた「ショムニ」(連続ドラマ3回SP3回)復活には色々な反応があるようだ。

 1度寿退社した千夏(江角マキコ)はそのまま他のメンバーは総入れ替えとなる。
 ミニスカ制服も健在らしい。

 今回はベッキ―、本田翼、安藤サクラ、森カンナ、堀内敬子でメンバーを固めていくようだ。
 やはり強烈な個性。存在感で作り上げていく。

 時代らしくPCの達人と言うのも出てくるらしいが…。、

 しかし今更感が視聴者の中に漂う。

 どうせなら、過去のオリジナルメンバーで見たい。(何故か宝生舞がいないなんていやだという声が多い。でも引退してるから、無理です)

 確かに10年置いての復活と言うのは、視聴率をとるための過去のヒット作の焼き直しと言われてもしょうがない。

 すっきりしたいと楽しみにしている視聴者もいる中で、時代感が違うという声も大きい。

 そうだよな~。既に終身雇用制は崩壊し、派遣じゃ、アルバイトじゃ、契約社員じゃと言われている中で、社員が大暴れするのは、なんか時代が逆行してる気がする。


 個人的には知り合いの知り合いがこの過去版でブレイクしたので、そういう意味では違う思い入れもありますが…。


 どう受け入れられるか、やってみないと判らない?

 今夏7月からスタートのようです。

 撮影としては、そろそろ始まってるんじゃないかな。少なくとも、かなり制作は部門は進行してることでしょう。

 視聴者の声をどう受け取って、繰り広げていくか…。

 それも楽しみ?


シティーハンター  緊急生中継!?凶悪犯冴羽獠の最期

2013-05-22 20:50:29 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 東京メガシティテレビの花形アナウンサー、朝霧さやかが依頼をしてくる。

 社長のマッドドックは、生きているようにフェイク映像を使っているが、既に死んでいるとさやかはいう。

 さやかは指に指輪をされ、外そうとすると、中から毒針が出てきた心臓麻痺に見せて殺されるという。助けて欲しいというのだ。

 しかし、敵はメディアを操る。気付くと、さやかと一緒に歩いているとき、ナイフを持ち凶悪な顔つきでいる写真を合成される。
 まるでさやかが凶悪な誘拐犯に誘拐されたように見せ、ニュースで流す。

 2人の通行人は遼達を殺そうとし、危ないと思った、遼達は、香を弟にしてある人のいい老夫婦のアパートに隠れ住む。

 しかしそれもやがてバレて警官がやってくる。一緒にやって来た冴子は彼らを隠し、遼はさやかを連れて逃げる。
 危ない為、ここで香は置いてけぼりだ。

 俺を信じるか?遼はさやかにいう。

 しかし、指輪が外れない場合はしばらく外国に言ってでも暮らした方がいい。

 遼が狙われていると知ると出てくるのが、ファルコンだ。俺が遼をやると。出てくる。

 勝負は気力、体力。時の運らしい。

 遼は偽の警官隊に囲まれつつ、ファルコンこと海坊主を相棒にし、メガシティテレビに乗りこむ。
 香はさっさとそこの社長に捕まっていた。

 社長の死は仕組まれた物で本当は死んでいない?

 捕まった香は目覚めると、さやかに見降ろされていた。

 つまり、今一緒にいるさやかは偽物だ。

 誰が何のために、そんなことをするのか?

 社長は、ジャックダグラスが本名だ。
 
 スタジオで勝負の決着がつこうとしていた。

 しかしスナイパーが遼を狙う。

 デスマッチの始まりだ。


 遼は、最初にさやかを見た時から気付いていた。朝霧さやかと名乗って現れた女はさゆりだ。

 かつてジャックナイフナンバー1と言われたダグラスとどちらが闇の世界のナンバー1になれるか対決した。
 勝った方がさゆりの愛も得られる。

 遼が勝ったが、そのときさゆりを盾にして撃った。それをさゆりは恨んでいた。顔まで整形で変えてやって来たのはそれが理由だった。

 しかし撃ったのは、さゆりのペンダントだ。さゆりを助ける為でもあった。
 遼の写真が入ったペンダント。それを撃たれた時から、遼が殺そうとしたとさゆりは遼を愛しながら恨んでいた。

 
 しかし、さゆりはその遼の心が見抜けず、それをジャックにうまく使われたのだ。


 違う人生をそれぞれ選んだ3人。

 しかし、気持ちはあの頃のまま持ち続けていた。
 かつて仲間だった若い頃の仲間…。

 さゆりは遼の気持ちにやっと気づき、その気持ちを理解した。

 しかし、まだジャックは闇の世界のナンバー1を狙って、遼とのデスマッチを続けていた。

 勝つのは、どっちか?
 遼か、ジャックか?

 恐らく、これがSP版としては最後のものだ。

大望  第3話

2013-05-22 15:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 チェヨンの友人3人が後家を誘拐するつもりが漢城伊伴(はんゆん)一家皆殺しの犯人として挙げられた。
 すぐに誤解は解けると思っているチョヨンだが、勝手に嫁にすると決めているヨジンに話すが、昨日あなたを待っていた。友人だとしられたらあなたのただですまされないと言われる。よくて窃盗罪、悪ければ終身刑になるとヨジンはいる。あなたは街を出てという。

 しかし、昨日の夕方から知ってたのか、ゾイの父も知ったのは今朝だ。俺も友人からさっき聞いた。手を差しだし心の声で教えてくれとヨジンに言った。しかしヨジンは手を出さない。
 チェヨンはお前の次に好きな奴らだ、放ってはおけないという。しかしヨジンはもうホドチョンに渡されたという。じゃ、自分にはどうにもできないわけかと寂しげに言った。

 江華に商談に言っていたチェヨンは父に友人を助けてくれ、ポジョンに賄賂でもなんでも…というが、父はただ、仕事はどうなった、そちらの報告が先だろうという。
 手形を渡し、契約した今月15日までには品物は来ると伝えると、次の仕事を与える。数日後にサンダンと漢城を出て南浦(ナンポ)の布布の取引をして来い。ピョ・ネンスから学べと言われるだけだ。

 シヨンが街を歩いていると、あとをつけてくる男がいた。パク・フチャンの息子かと声を聞く。父の知り合いか?と聞くと産まれは庚寅年かと聞いてくる。
 理由を言えば教えますよ、使い込んだ剣ですね、剣士ですか、男、イスは見せるように差し出すが、ヨシンと戦いになる。

 私より取り上の剣術使いを見るとは…。

 夜中に女子供殺しただろう。汚いやつだ。殺すときは痛みを最小限にしてやるもの。
 シヨンは構えた。
 寝ていた者を起こして殺すとは。
 シヨンは剣を抜き、知り過ぎたようだと剣を振るう。追い詰められるが中国人の女、ザヨンに助けられる。
 しかしまた庚寅年と聞いてくる。わかめスープが無駄になったとだけいい置き去っていく。

 チェヨンは街の人から無視され、ホドチョンの監獄に友人に会いに行こうとするが、門番に散々の目にあわされる。
 女将のタンエに会いに松島(そんど)からチェ行首(へんす)が来る。 チャンヒの娘だが男装だが、商売の勘は鋭い。トンヒは今年は氷が売れると呼んでいたそうで、船に乗せ、売って歩く案を持ちかけていた。そこへ1人の子を預かってほしいとタンエが言い出す。

 チェヨンは我が家を潰す気かと父に怒られる。父さんなら僕や友人を釈放してくれると…と甘いことを言う。
 父は怒り、南道(なんどう)に発つようにいい渡す。

 本来両班の伊判を殺すのは、イスの役目だったようだ。しかしそれが何故かよそへ回ってしまった。
 
 夜中、ユ夫人、母の元へチェヨンが訪ねてきた。甘えながら父さんが僕に厳しく当たるのは僕が大事だからですよね。母はそうだという。自分の生命より子供が大事、そう思って育ててきたという。しかし、母の隙を見て机の引き出しから何かを持ち出し、チェヨンは部屋を出る。
 
 鍵だ。秘密の金庫箱を開け、その中から銀貨を盗み出す。 

 チェ・ソチャンは下男とチェヨンが船で旅立ったことを知った。娘のトンヒは呑気によかったと言うが、チェヨンは8年前に天靴を買うから金を貸してくれと訪れた少年だった。そのチェヨンのために女将が清の皇后の誕生日の招待状を渡してまでも預かってほしいというのはがてんがいかない。

 しかしチェヨンは船から逃げ出し、最初から用意していた小さな船に乗り移る。

 トンヒと兄のジャンボっクは探ろうとするが、街に人間はチェヨンのことに口が堅い。街の大半の人と仲良くしてるようだ。どうにもできないとチャンボックはいう。
 しかしトンヒには案があるようだ。キ―センの情を引いて情報を引きだした。
 
 その頃、ヨジンの所へはホドチョンの人間がチェヨンのことを聞きに来ていた。そしてお前は女か?と聞く。医者の娘でもないし。ヨジンの身分が判らないという。ヨジンは少し怒り、無礼ではないか。女は貞操が大事なのに、私の身分も知らず、ホドチョンの人間なら証拠を見せろと、静かに詰め寄った。

 ヨジンをお嬢様と呼ぶ人間が訪ねてきた。ホドチョンからポジョン訪ねてきて慌てているという、そして託された手紙を読んだ。
 今調べをしているのはポドと言う人で清廉潔白で汚職と縁のない人。部下にも厳しい人だ。あなたの手は通じない。あなたの行方を必死に探してる。
 いつか、無料診察の漢方医院を作ってくれると言ったわね。期待してるわ。
 と書かれていた。

 新しい伊判は前の伊判の従兄弟らしい。
 トンヒ達はその新しい伊判とパク・フチョンが通じてると呼んだ。トンヒが長男の目は殺気に満ちているという。
 チェヨンはまだ見つからずタン親子が探していた。

 ミン医院を訪れ、お嬢様にお箸があると行列を止めたチェヨンだったが、そのお嬢様がヨジンだと判ると、いえ、顔が見たかっただけだと言って消えた。
 チェヨンは飯を食べているホドチョンの役人に銀貨2両を出し、死刑が決まった友人に会わせろという。もし会わせてくれるならもう2両出す。

 俺はパク・チェヨンだ。探していたんだろう?と挑む――――。