みんなが待ちに待った「流行語大賞」が決まった!
予想通り(?)「ふてほど」に決定だそうだ。
はあ????
先日候補に挙げられた30個の言葉の中では、おそらく「こんなのが選ばれるわけないじゃん」と思った人がもっとも多かったのではなかろうか、とも思えた言葉だ。
私はまったく聞いたことがなかったのだけど、TBSのドラマ「不適切にもほどがある!」の略称なんだとか。
そんなに流行ったのかね、とも思ったので、いちおう内容について調べてみた。
舞台は1986年で、主人公は学校の体育教師だけど、ひょんなことから2024年にタイムスリップしてしまう。
しかし主人公の言動は、令和の世界ではコンプライアンスにひっかかるような「不適切」なものばかりなので、彼は戸惑う。
しかし、彼は「本当に大切なことは何なのか」を令和の人々へ問いかけていくことになる・・・
まあ、こんなことが書いてあった。
タイムスリップものなんて、特に珍しいものではないし「はあ、そうなんですか」という感じだ。
しかし、その選考理由を見て驚いた。
「大手自動車メーカーの認証不正、パーティー券収入の収支報告書不記態など、2024年は不適切事案が目白押しであった。一方、昨今強化されているのがコンプライアンス。企業は顧客・株主への社会的責任はもちろん、従業員一人ひとりにもハラスメントだ、働き方改革だと配慮が求められる」
何言ってんのか、よくわからない。
ドラマの内容とは全然関係ないじゃん。
選考委員の一人で、毎年わけのわからない説明をしているやくみつるも、こんなことを言っていたそうだ。
「この選出はまことにアイロニカルであったと思っているわけです」
要は、現代への「皮肉」として評価したそうだ。
だけど、もしそれが本当の理由であるとすれば、流行語大賞として選出されるべきなのは、ドラマのタイトルそのものである「不適切にもほどがある」か、あるいは「不適切」という単語なのではなかろうか。
バラエティ番組しか思い浮かばないので申し訳ないけど、例えば、「めちゃめちゃイケてる!」という言葉が流行ったとしても、これを「めちゃイケ」としてしまうと単なる番組名だ。
「ガキの使いじゃないんだから」という言葉が流行ったとしても、これを「ガキ使」と言ってしまえば、これまた単なる番組名だ。
「うわっ、めちゃイケやん」とか「ガキ使やんけ」とかいう言い方は、通常しないからだ。
ニュアンスは通じたでしょうか?
つまり「ふてほど」という言葉は、「不適切にもほどがある」という意味ではなくて、単なる番組名の略称という意味しか持たないと思うわけだ。
主人公を演じた阿部サダヲ自身も「こんな言葉は使ったことがない」と言っているみたいだし、こっちの方がよっぽど不適切だ。
しかも、「不適切」な事例よりも、どう考えたって「裏金」の方が流行っていただろう。
特にメディアは、この言葉を必要以上に連呼していた。
衆院選では、当確の結果を報道する際、自民党議員にだけ、わざわざこの言葉をつけていたくらいだから、「もしかして流行語大賞を狙ってんのか?」と思ったほどだ。
にもかかわらず、どうしてこちらを選ばなかったの?
誰かから何かを言われたの?
野党議員あたりから「あれは、自民党議員に限ったことではないので、あんまり大きく取り上げないでほしい」とか何とか。
いずれにしても、相変わらず選ばれた言葉とその選考理由が理解不明で、今年もまた笑ってしまいました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2974e37aa7d7b2a4839097cfc3587a0a8165a268
それはいいとして、記事には「近年であれば『歴女』や『カープ女子』、あるいは『オバタリアン』などジェンダ一限局の語は今やNG」と書いてあるけど、「オバタリアン」はともかく、「歴女」や「カープ女子」は禁句なのか?
誰がそんなことを決めたの?
だったら、どうして今だに「美人○○」とか「美しすぎる○○」とかいう表現を平然と使っているのか、わかりやすく説明してほしい。
結局のところ、「だからメディアは信用できないんだ」という結論になってしまいそう。
予想通り(?)「ふてほど」に決定だそうだ。
はあ????
先日候補に挙げられた30個の言葉の中では、おそらく「こんなのが選ばれるわけないじゃん」と思った人がもっとも多かったのではなかろうか、とも思えた言葉だ。
私はまったく聞いたことがなかったのだけど、TBSのドラマ「不適切にもほどがある!」の略称なんだとか。
そんなに流行ったのかね、とも思ったので、いちおう内容について調べてみた。
舞台は1986年で、主人公は学校の体育教師だけど、ひょんなことから2024年にタイムスリップしてしまう。
しかし主人公の言動は、令和の世界ではコンプライアンスにひっかかるような「不適切」なものばかりなので、彼は戸惑う。
しかし、彼は「本当に大切なことは何なのか」を令和の人々へ問いかけていくことになる・・・
まあ、こんなことが書いてあった。
タイムスリップものなんて、特に珍しいものではないし「はあ、そうなんですか」という感じだ。
しかし、その選考理由を見て驚いた。
「大手自動車メーカーの認証不正、パーティー券収入の収支報告書不記態など、2024年は不適切事案が目白押しであった。一方、昨今強化されているのがコンプライアンス。企業は顧客・株主への社会的責任はもちろん、従業員一人ひとりにもハラスメントだ、働き方改革だと配慮が求められる」
何言ってんのか、よくわからない。
ドラマの内容とは全然関係ないじゃん。
選考委員の一人で、毎年わけのわからない説明をしているやくみつるも、こんなことを言っていたそうだ。
「この選出はまことにアイロニカルであったと思っているわけです」
要は、現代への「皮肉」として評価したそうだ。
だけど、もしそれが本当の理由であるとすれば、流行語大賞として選出されるべきなのは、ドラマのタイトルそのものである「不適切にもほどがある」か、あるいは「不適切」という単語なのではなかろうか。
バラエティ番組しか思い浮かばないので申し訳ないけど、例えば、「めちゃめちゃイケてる!」という言葉が流行ったとしても、これを「めちゃイケ」としてしまうと単なる番組名だ。
「ガキの使いじゃないんだから」という言葉が流行ったとしても、これを「ガキ使」と言ってしまえば、これまた単なる番組名だ。
「うわっ、めちゃイケやん」とか「ガキ使やんけ」とかいう言い方は、通常しないからだ。
ニュアンスは通じたでしょうか?
つまり「ふてほど」という言葉は、「不適切にもほどがある」という意味ではなくて、単なる番組名の略称という意味しか持たないと思うわけだ。
主人公を演じた阿部サダヲ自身も「こんな言葉は使ったことがない」と言っているみたいだし、こっちの方がよっぽど不適切だ。
しかも、「不適切」な事例よりも、どう考えたって「裏金」の方が流行っていただろう。
特にメディアは、この言葉を必要以上に連呼していた。
衆院選では、当確の結果を報道する際、自民党議員にだけ、わざわざこの言葉をつけていたくらいだから、「もしかして流行語大賞を狙ってんのか?」と思ったほどだ。
にもかかわらず、どうしてこちらを選ばなかったの?
誰かから何かを言われたの?
野党議員あたりから「あれは、自民党議員に限ったことではないので、あんまり大きく取り上げないでほしい」とか何とか。
いずれにしても、相変わらず選ばれた言葉とその選考理由が理解不明で、今年もまた笑ってしまいました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2974e37aa7d7b2a4839097cfc3587a0a8165a268
それはいいとして、記事には「近年であれば『歴女』や『カープ女子』、あるいは『オバタリアン』などジェンダ一限局の語は今やNG」と書いてあるけど、「オバタリアン」はともかく、「歴女」や「カープ女子」は禁句なのか?
誰がそんなことを決めたの?
だったら、どうして今だに「美人○○」とか「美しすぎる○○」とかいう表現を平然と使っているのか、わかりやすく説明してほしい。
結局のところ、「だからメディアは信用できないんだ」という結論になってしまいそう。
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