中国広東省で日本人の小学生がイカれたチャイニーズに刺されて亡くなった事件。
ニュースでも、「日頃よくある傷害事件」程度の報道しかしていなかったのだけど、もちろん政府も同様で、相変わらずの「遺憾砲」を発動しただけで、駐日大使を召還するとかの対応は一切なし。
政府のおエラ方って、「今、チャイナを刺激するとマズい」と思っているのか、あるいは「総裁選が盛り上がっている中、そんな小さなことでざわざわ騒ぐのは面倒臭い」と思っているのか、いずれにしても「これは大変だ!」と思っているヤツは皆無のようだ。
もちろん、個人で猛烈に抗議している人はいるんだろうけど、日本政府として何の反応もしていないのだから、彼らもそのうちの一人と見られてしまってもしょうがない。
しかし、ヒドいのは現地で働いている日本人が勤めている企業の対応だ。
以下、いくつかの企業・団体のコメントが掲載されていた。
・三菱電機「現地の安全状況について情報収集している。判明次第、中国の各拠点に注意喚起する」
・トヨタ自動車「駐在員に対して大使館から発出されている情報や、現地の日本人学校が出す情報を共有している」
・日本自動車工業会「自動車業界は世界中に根を生やして活動している。政府には在留邦人の安全確保について今まで以上に強化をお願いしたい」
・全国銀行協会「中国政府には再発防止に向けた徹底的な対策に努めていただきたい」
・ある商社「現段階で渡航禁止などにはせず、駐在員や家族に対し、より一層の注意を呼び掛けた」
恐ろしいことに、どこの企業・団体も「すぐ帰国しろ」という指示は出していないようだ。
何だよ「情報を収集している」って。
チャイナ自体がほとんど情報を出してこないのに、どうやって収集するの?
それに、収集した後どうするつもりなの?
「注意しろ」って、具体的にはどうすればいいの?
どこの企業・団体とも「まあ、時間が経てば落ち着くだろうから、当社としては何もしない。それまでは自分たちで身を守れ」って言っているわけである。
ある企業などは、堂々とこうコメントしている。
「家族連れを中心に赴任を辞退する動きが続出すれば、企業活動が成り立たなくなる」
つまり、「たった一人子供が殺されたくらいで企業活動を中止になんかできるか!」と言っているわけだ。
スゴいよ、ホント。
もう何年も前から「チャイナに進出するなんてメリットは何もないどころか、デメリットばかりだからやめておけ」と主張する人が結構いるのに、これらの企業は「だって儲かるんだからいいじゃん」ということでまったく聞く耳を持たない。
あの「日本はこのままだと滅びる」とか言っていたユニクロの柳井なんかは、その最先端を行っているのだが、「儲けるためには、少々の犠牲はやむなし」と言っているのと同じだ。
企業のトップがこういう姿勢でいる限り、今後も犠牲者が出るのは防げないだろう。
しかし、もっとヒドいのは、やはり日本のメディアだろう。
その代表格である朝日新聞は、この事件をこう伝えていた。
『地元の男性(54)は花束を持って現場を訪れた。事件の起きた18日が満州事変の発端になった柳条湖事件の日であることが気になったという。この日は中国では「国恥の日」とも呼ばれ、反日感情が高まるとされる。男性は「私たちは歴史を忘れてはいけない。だが、(被疑者の)男のしたことは犯罪行為だ。私は中国人として非難する」』
朝日新聞が伝えたいことは、まとめるとこういうことになる。
・この事件については、チャイナの人たちもわざわざ花束を持って弔意を示してくれている。何と慈悲深い人たちなんだろう。
・そもそも事件の起きた日(9/18)は柳条湖事件の日であり、チャイナでは「国辱の日」と呼ばれているのだから、こんな事件が起きてもしょうがない。悪いのは日本である。
要は「これは犯罪行為だ」の前に「私たちは歴史を忘れてはいけない」の方が先に来ているわけだ。
まるでチャイナのメディアのような報道のし方で、読んでいて胸糞が悪くなる。
https://www.asahi.com/articles/ASS9M1JH0S9MUHBI018M.html
こいつらは、もしも日本でチャイニーズかチョー〇ン人が事件に巻き込まれたら、鬼の首を取ったように「これは大事件だ!!!」と大騒ぎするんだろうな。
今さらながら、ホント情けなくなってくる。
ニュースでも、「日頃よくある傷害事件」程度の報道しかしていなかったのだけど、もちろん政府も同様で、相変わらずの「遺憾砲」を発動しただけで、駐日大使を召還するとかの対応は一切なし。
政府のおエラ方って、「今、チャイナを刺激するとマズい」と思っているのか、あるいは「総裁選が盛り上がっている中、そんな小さなことでざわざわ騒ぐのは面倒臭い」と思っているのか、いずれにしても「これは大変だ!」と思っているヤツは皆無のようだ。
もちろん、個人で猛烈に抗議している人はいるんだろうけど、日本政府として何の反応もしていないのだから、彼らもそのうちの一人と見られてしまってもしょうがない。
しかし、ヒドいのは現地で働いている日本人が勤めている企業の対応だ。
以下、いくつかの企業・団体のコメントが掲載されていた。
・三菱電機「現地の安全状況について情報収集している。判明次第、中国の各拠点に注意喚起する」
・トヨタ自動車「駐在員に対して大使館から発出されている情報や、現地の日本人学校が出す情報を共有している」
・日本自動車工業会「自動車業界は世界中に根を生やして活動している。政府には在留邦人の安全確保について今まで以上に強化をお願いしたい」
・全国銀行協会「中国政府には再発防止に向けた徹底的な対策に努めていただきたい」
・ある商社「現段階で渡航禁止などにはせず、駐在員や家族に対し、より一層の注意を呼び掛けた」
恐ろしいことに、どこの企業・団体も「すぐ帰国しろ」という指示は出していないようだ。
何だよ「情報を収集している」って。
チャイナ自体がほとんど情報を出してこないのに、どうやって収集するの?
それに、収集した後どうするつもりなの?
「注意しろ」って、具体的にはどうすればいいの?
どこの企業・団体とも「まあ、時間が経てば落ち着くだろうから、当社としては何もしない。それまでは自分たちで身を守れ」って言っているわけである。
ある企業などは、堂々とこうコメントしている。
「家族連れを中心に赴任を辞退する動きが続出すれば、企業活動が成り立たなくなる」
つまり、「たった一人子供が殺されたくらいで企業活動を中止になんかできるか!」と言っているわけだ。
スゴいよ、ホント。
もう何年も前から「チャイナに進出するなんてメリットは何もないどころか、デメリットばかりだからやめておけ」と主張する人が結構いるのに、これらの企業は「だって儲かるんだからいいじゃん」ということでまったく聞く耳を持たない。
あの「日本はこのままだと滅びる」とか言っていたユニクロの柳井なんかは、その最先端を行っているのだが、「儲けるためには、少々の犠牲はやむなし」と言っているのと同じだ。
企業のトップがこういう姿勢でいる限り、今後も犠牲者が出るのは防げないだろう。
しかし、もっとヒドいのは、やはり日本のメディアだろう。
その代表格である朝日新聞は、この事件をこう伝えていた。
『地元の男性(54)は花束を持って現場を訪れた。事件の起きた18日が満州事変の発端になった柳条湖事件の日であることが気になったという。この日は中国では「国恥の日」とも呼ばれ、反日感情が高まるとされる。男性は「私たちは歴史を忘れてはいけない。だが、(被疑者の)男のしたことは犯罪行為だ。私は中国人として非難する」』
朝日新聞が伝えたいことは、まとめるとこういうことになる。
・この事件については、チャイナの人たちもわざわざ花束を持って弔意を示してくれている。何と慈悲深い人たちなんだろう。
・そもそも事件の起きた日(9/18)は柳条湖事件の日であり、チャイナでは「国辱の日」と呼ばれているのだから、こんな事件が起きてもしょうがない。悪いのは日本である。
要は「これは犯罪行為だ」の前に「私たちは歴史を忘れてはいけない」の方が先に来ているわけだ。
まるでチャイナのメディアのような報道のし方で、読んでいて胸糞が悪くなる。
https://www.asahi.com/articles/ASS9M1JH0S9MUHBI018M.html
こいつらは、もしも日本でチャイニーズかチョー〇ン人が事件に巻き込まれたら、鬼の首を取ったように「これは大事件だ!!!」と大騒ぎするんだろうな。
今さらながら、ホント情けなくなってくる。
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