はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

映画評1055 ~ ムーラン 美しき英雄

2022-08-19 | 映画評
今日はCSで放映していた「ムーラン 美しき英雄」を見ました。

国を救い、英雄となったムーランのその後を描くアクションアドベンチャー。
本作は長年愛されてきたムーランの優雅さ、気品はそのままに、周囲が望むような女性になれないことや、男性と偽って戦いに赴くなど、複雑な心境を持っていながらも前に突き進む、逆境に耐えて咲く花のように美しい強さを持ったキャラクターの魅力を失うことなく、実写だからこその臨場感と優れた身体能力や武術の才能を活かしたアクションシーンは必見

主演:リウ・ヨンシー
共演:フー・ロンフェイ、ユー・カイニン、ジュー・リン、ワン・チェンなど


<ストーリー>
ムーランが暮らす北魏に遊牧騎馬民族の柔然が攻め込んできた。父の代わりに戦地で功績をあげ英雄となったムーランは、故郷に戻ってからも男装のまま正体を隠し生活していた。再び戦地に赴いたムーランは城を守る皇帝の息子である将軍を救い出すが、自らは捕虜となってしまう。敵陣で捕虜となっても持ち前の勇敢さ、利発さ、公正さで柔然の大汗(君主)の娘や一族からも一目置かれる。そんな中、柔然で内乱が起き大汗は暗殺され…。


ディズニーが、愛する父の身代わりとなり兵士として国の運命をかけた戦いに身を投じるヒロインを描いた1998年のディズニー・アニメ「ムーラン」を実写化した作品で、2020年公開予定だったものの新型コロナの影響で劇場での公開がなくなり、ディズニー系の番組での有料配信のみになっていた作品・・・かと思っていたら、全然違いました。

ディズニー版と同じ2020年の作品ですが、実はチャイナが作成したもので、同時期に何と出演者がそれぞれ異なる「ムーラン」3部作みたいなものを作っていました。

その2作目のようですが、いきなり冒頭でムーランが「将軍」と呼ばれていたので、違和感はあったのですが、途中まではディズニー版だと思って見ていました。

さすがに、途中から「あれ?何かおかしい」と気づきましたが、まあ原作アニメが面白いのを知っているので、最後まで見ることにしました。

物語としての違和感はあまりなかったのですが、所々で時系列が飛ぶ、というのか、いきなり少女時代の描写が出てきたりするので、少しわかりにくかったかも知れません。

展開にしても、特にヒネりもなく、盛り上がりも中途半端でしたので、全体的にはスケールの大きさだけに助けられた感じの内容でした。

まずまず楽しめたのが、評価は「C」にしておきます。

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