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はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

映画評1250 ~ レベルムーン パート1 炎の子(Netflix)

2025-02-11 | 映画評
今回は「レベルムーン パート1 炎の子(Netflix)」です。

「アーミー・オブ・ザ・デッド」「ジャスティス・リーグ」のザック・スナイダー監督が構想に20年以上を費やして完成させたSFスペクタクル2部作の第1部。黒澤明監督の名作「七人の侍」にインスパイアされ、銀河の支配者から自由を奪い返すべく立ち上がった7人の英雄の戦いを壮大なスケールで描き出す。
「アトミック・ブロンド」のソフィア・ブテラが主人公コラを演じ、ペ・ドゥナ、アンソニー・ホプキンス、チャーリー・ハナム、ジャイモン・フンスーら豪華キャストが集結。Netflixで2023年12月22日から配信。

主演:ソフィア・ブテラ
共演:ジャイモン・フンスー、エド・スクレイン、ミキール・ハースマン、ペ・ドゥナ、レイ・フィッシャー、チャーリー・ハナム、タズ・ネア、フラ・フィー、クレオパトラ・コールマン、スチュアート・マーティン、イングバール・シーグルズソン、アルフォンソ・ヘレラ、ケイリー・エルウィズ、リアン・リース、E・ダフィー、ジェナ・マローン、スカイ・ヤン、シャーロット・マギー、コリー・ストールなど

<ストーリー>
巨万の富と強大な軍事力を持つ帝国マザーワールドが支配する銀河。過去を捨てた女性コラは、宇宙の辺境にある小さな惑星の平穏な村でひそかに暮らしていた。しかしある日突然、帝国の軍勢が村を襲撃。コラは村人たちを守るため、そして自身の過去と向き合い償うために立ち上がることを決意する。宇宙へと旅立ったコラはさまざまな惑星を巡る中で、それぞれ贖罪や復讐を求める仲間たちと出会い、銀河の自由を勝ち取るべく壮絶な戦いに身を投じていく。


Netflixで2023年12月に配信された作品である。

「スターウォーズ」をベースに「七人の侍」を上乗せしたような内容だ。

ここのところアクションものばかりだったので、随所にアラが見えることから、今回は理屈なんか関係がないSFものにしてみたわけだ。

悪の帝国マザーワールドが銀河を支配し、服従しない星は次々と破壊していく、という壮大なストーリーであるかのような説明があったが、その割にはずいぶんと規模が小さいなという感じはしていた。

しかも、今作の主人公たちのいる星は、農業国(星?)であって、帝国の艦隊が現れなければ、中世を舞台にした物語にしか見えないような描写だった。

主人公コラは、もともと帝国の兵士であり、王女の護衛として仕えていたのだけど、王の部下の裏切りによって王女殺害の犯人として追われる身となる。

逃げた先の小さな星が今作の舞台なのだが、そこへ帝国の艦隊が食料を求めにやってくるのだけど、もちろん根こそぎ持っていく魂胆なので、星に住む人々と争いになる。

そこで、帝国と戦うために仲間を探す、というストーリーである。

しかし、仲間は簡単に見つかり、しかも簡単に仲間になってくれるので、そのあたりの描写は実にあっさりしている。

仲間集めの旅に出ている途中で、仲間だと思っていた一人に裏切られて、主人公たちは窮地に陥るのだが、仲間の強い絆(いつの間に?)のおかげもあって、帝国軍の提督をやっつける、という流れである。

ところが実は提督は生きていた、というところでパート1は終わる。

内容としては、「まっ、そんなもんか」というところだろうか。

小さな星の小さな出来事なので、そんな壮絶な戦いにはならないのだが、集まった7名というのが、それぞれの過去を持ってはいるものの、今いちインパクトに欠ける面々だ。

世界観がよくわからない、という部分もあると思う。

とは言え、まだ先はある話だし、まだ結論を出すのは早いかも知れないので、とりあえず評価は「C」にしておきます。


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