はぶて虫のささやき

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映画評988 ~ ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

2021-01-24 | 映画評
本日は、昨日の続きで「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」です。

大人気テレビアニメーション「新世紀エヴァンゲリオン」を映画化した、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』全4部作のうちの第2部。前作で汎用ヒト型決戦兵器エヴァンゲリオンで戦うという決断を自ら下した少年が、謎の生命体“使徒”とさらに激しい戦いを繰り広げる様子に肉迫する。本作でもテレビシリーズを手掛けた庵野秀明が原作と脚本、総監督を担当。今回、初登場となる新キャラクターや、新型エヴァンゲリオンの勇姿に大興奮!

<ストーリー>
汎用ヒト型決戦兵器エヴァンゲリオンに乗ることで、自ら戦うことを選んだ碇シンジ。大きな運命を託された14歳の少年の物語は、ここから未知の領域へ突入する。また、綾波レイと人気を二分するヒロイン、アスカがエヴァンゲリオン2号機に乗って参戦。加えて魅惑の新ヒロインが登場する。そして、謎の生命体“使徒”とEVAシリーズの戦いは新エヴァンゲリオンの参加で、さらに激しくエスカレートしていく。


本作からアスカとマリが登場するが、テレビ版にはマリがいなかったとは知らなかった。

あと、アスカの名前も本作では「式波」だけど、テレビ版では「惣流」だったことも。

それと、登場人物の名前は、戦前の軍艦・駆逐艦等の名前がモチームなんだとか。

ただし、一部漢字は変えているので、「綾波」はそのままだけど、「敷波」⇒「式波」、「蒼龍」⇒「惣流」、「巻波」⇒「真希波」になっているそうだ。

それ以外にも、以下のように軒並み歴代の錚々たる船の名前をつけているらしい。

葛城ミサト=空母・葛城
赤木リツコ=空母・赤城
青葉シゲル=巡洋艦・青葉
日向マコト=戦艦・日向
伊吹マヤ=空母・伊吹、重巡洋艦・麻耶
冬月コウゾウ=秋月型駆逐艦・冬月

ついでに言うと、「ラングレー」はアメリカの空母、「イラストリアス」はイギリスの空母なんだとか。

ここまでくると、もはや「軍事オタク」の世界だ。

ついでに言うと、登場人物の名前(姓名の名)は、すべてカタカナだ。

苗字ほど意味を持たないので、あえて漢字にする必要はないと思ったのかどうかはわからないが、何と言うか、見やすいのは確かかも!?

さて、内容であるが・・・

これまた改めて説明する必要もないけれど、アスカの乗ったエヴァ3号機が第9使徒となり、その攻撃を命令されたシンジが、エヴァ初号機での迎撃を拒否したため、「ダミーシステム」によって、アスカ=第9使徒をボコボコにしてしまったシーン、マリの乗ったエヴァ2号機が第10使徒によってボコボコにされ、さらにこれを援護しようとして零号機に乗ったレイが、エヴァごと第10使徒に食われたシーンは、割と強烈だ?

初号機にボコボコにされたアスカは、どう考えても生きているとは思えなかったが、その後「Q」で眼帯をして再登場したのは、監督によると「亡きものにしたら、アスカファンから殺されてしまう」ということらしい。

原作からの改変は結構あって、そもそもミサトも原作では殺されているので、そうすると、「Q」に出てきた反ネルフ組織である「ヴィレ」を登場させることはできないわけだし・・・

まあ、最後にシンジがレイを助け出して「サードインパクトか?」というところで、渚カヲルが出てくるのだけど、確かにこれを見ただけでは、「カヲルって何者?」としか思わないわなあ。

「Q」でようやくその正体が判明するのだけど、うまいこと引っ張っている、というところだろうか。

ということで、これまた普通に面白かったですし、意外と前に見たことを覚えていて、ちょっと自分にビックリしました。

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