いわゆる「市民」の皆さん

愛知県日進市が、「市民」の抗議を受けて、花火大会で福島県産の花火を使わなかった件で、福島県川俣町に謝罪したそうな。

http://www.asahi.com/national/update/0922/TKY201109220570.html

まあ、典型的なお役所仕事という気がする。

「市民」と称する者から「汚染された花火を使うな」と恫喝されれば「はい、わかりました。では中止します」と言い、それ以上の抗議が来ると、これまた「はい、わかりました。では来年使います」と言う。

事なかれ主義というのか、何も考えないで、とにかく「はい、わかりました」と「すみません」ばかり。
そこに必要な「説明」というものが一切存在しない。

「安全だ」と思うのなら、いわゆる「市民」にはきちんと説明すべきだし、中止すべきと判断したのなら、なぜ中止したのか、市民（本物の方）に説明すべきだろうに。

どちらの側にも、「はい、はい」言っているだけ。
たぶん「めんどくせえヤツらだ」とは思っているのだろうが、顔では済まなそうにして、ひたすら謝る。
その場さえしのげば、後はどうでもいい思っているのだろう。

どうせ、「来年は使用する」ということを、エセ「市民」には説明しないのだろう。

なんちゃって「市民」にしたところで、そんな説明はハナから求めていないわけで、とりあえず今回「中止に追い込んだ」ことで成果を挙げたことになるのだと思う。
来年は、放射能騒動のことさえ忘れてしまっているかも知れない。

だいたい、「ゼッタイ安全なのか」と詰め寄るのであれば、花火をあげること自体、かなり危険な行為だから、「花火なんて、そんな危ないことはやめろ」と言うべき。

そもそも素人にはできないことでもあり、そこには「安全確保」に対するルールがいろいろとあるはずで、そういう意味では原発などと基本的な部分では同じ。
むしろ、すぐ近くに人が密集しているのと、打ち上げる本数等を考えると、事故の起こる可能性は決して低くない。

結局のところ、クソ「市民」どもは、文句を言い、行事を混乱に陥れることだけが目的としか思えない。

こういう役人も困るけど、やはり文句を言いたくなる相手は、そういうヤツらになってしまう。

もっと言えば、このような状態を放置し続けている民主党政権には、一刻も早くご退場願いたい。


それにしても・・・

「福島」と名のつくものには、すべて拒否反応を起こしてしまう輩が多いようだけど、こういう連中って、どうして「あの国」のヤツらには拒否反応を起こさないのだろう。

ホント、「害悪を撒き散らしたら、どうするんだ！！」と言いたくなる。