昨日の「キング・オブ・コント2011」
出場チームは、以下の8組
1.トップリード
2.TKO
3.ロバート
4.ラブレターズ
5.2700
6.モンスターエンジン
7.鬼が島
8.インパルス
では、例によって、個人的な感想と評価を・・・
1.2.の番号は演技順で、①②はネタ順、( )内は私の評価、その後の数字は実際の得点
1.トップリード
①タクシー運転手コント:何だろうねえ、何がやりたかったのかよくわからない(C)750
得点は妥当、というか、芸人が大目に見ても面白くなかったということだろう。
②予言コント:よく考えてはいる。ただ、セリフ回しがヘタだ(C)765
2.TKO
①手品師コント:相変わらず。これで芸歴20年とは・・・(C)757
得点もこんなものだろうと思う。
②裏口入学コント:ちょっと笑ったけど、オチはダメ(C)877
3.ロバート(1876)
①忍者村コント:いつものパターンだけど・・・ここまででは、上位だろうか(C)942
ただ、この得点は高すぎ!
②自動車修理コント:秋山のキャラだけで持っているようなもの。内容は平凡(B)934
この得点も高すぎ!
4.ラブレターズ(1588)
①卒業式コント:初めて見るが、このラップ調は個人的にはまったくダメ。意味不明(D)790
②追試コント:う~んという感じ。なかなか練っているとは思うガ・・・(C)798
5.2700(1809)
①リズムコント:リズムコントだとか、変な歌だけど、思わず笑ってしまった(B)884
得点は、まあ妥当だろうか
②リズムコント:キリン、キリンと連呼するだけだけど、何だろう、よくわからない。(C)925
6.モンスターエンジン(1762)
①ヒーローコント:結成まだ4年だって。もうベテランの風格がある。ところどころ面白かったけど、結局中途半端だった。(C)843
②アトラクション船の添乗員コント:完全な失敗、キャラだけで持たせようとしても無理(C)919
7.鬼が島(1679)
①腹話術コント:意味がわからない上に気持ち悪い。オチも最悪、どうして、こんなグループがファイナルに出場できたのかわからない(D)874
この得点は異常だ。
②鬼女コント:まったく意味不明。松ちゃんが言う通り「どんな台本になっているのか見てみたい」(D)805
8.インパルス(1696)
①囚人と看守コント:さすが安定している。今回のメンバーの中では、唯一ちゃんとしたネタだし、面白かった(A)815 得点低すぎ
②面接コント:これまたよく練っている。これで優勝しなければウソ(A)881
私の予想通り、まったく私の評価とは違う得点・順位になってしまった。
この結果、優勝はロバート
最終順位は、以下の通り
1.ロバート(1876)
2.2700(1809)
3.モンスターエンジン(1762)
4.インパルス(1696)
5.鬼が島(1679)
6.TKO(1634)
7.ラブレターズ(1588)
8.トップリード(1515)
終わった後で思ったことは、昨年までと同じ。
つまり、毎年「何だよ、このコンテストは」と思いながら見てしまっているわけだ。
今年も、全体的には低調。
レベルが低すぎる。
少なくとも、昨年よりもヒドい。
ロバートは、もはや人気が固定化した感もあるけど、コントはいつも秋山のキャラだけで持っていて、後の二人はたぶん誰がやっても同じ。
にもかかわらず、得点が高すぎる。
そんなに面白いコントでもないはず。
そういう意味で、一番きちんとしたネタをやっていたのはインパルスだけど、意外にも、というか唖然とするほど得点が低かった。
その一方、鬼が島の1回目と、モンスターエンジンの2回目は、得点が異常に高いとしか言いようがない。
モンスターエンジンは、割と安定しているはずなのに、今回のネタはちょっとレベルが低かった。
で、問題は・・・
2700である。
コンビの片方は変な歌を歌っているのだが、相方の方は、ただ踊っているだけ。
最初は、いったい何のことだかさっぱりわからない。
しかし、そのうちその踊りの意味(?)がわかってくる。
いや、実は・・・
不覚にも笑ってしまった。
確かに、あの得点は高すぎる。
でも、何だか頭に残ってしまうし、妙におかしい。
今回最大のナゾのコンビだと思う。
さて、そんなこんなで、改めてこのバラエティを見て感じたことは・・・
審査員である若手芸人たちは、決して「きちっとしたコントには高得点をつけない」ということだ。
つまり、「きちっとしたコント=実力がある」ということなので、予選や準決勝で落ちた芸人たち、すなわち「実力のない」コンビやグループにとっては、意地でも高得点をつけたくないのだと思う。
そして、ネタの中身はともかく、キャラの立っているヤツが出ていると、安心して大笑いするのだろう。
面白いキャラクターは、天性でこそ面白いのであって、ネタの中身や練習ではなかなか作れるものではない。
だから、ロバート・秋山や、鬼が島の気持ち悪いヤツ(操り人形の役をやっていた子)などがウケるのだと思う。
決して、コントの中身を採点しているのではない。
これまで4回見て、やっと気がついた。
これからは、コントの面白さを評価するのではなく、どんな面白いキャラクターが出てくるのかを見なければならない。
そう気付いた今回、改めて順位を見てみると・・・
TKOは、これから大丈夫か?
芸歴20年が、まったく生きていないぞ。
以上、今回の感想でした。
出場チームは、以下の8組
1.トップリード
2.TKO
3.ロバート
4.ラブレターズ
5.2700
6.モンスターエンジン
7.鬼が島
8.インパルス
では、例によって、個人的な感想と評価を・・・
1.2.の番号は演技順で、①②はネタ順、( )内は私の評価、その後の数字は実際の得点
1.トップリード
①タクシー運転手コント:何だろうねえ、何がやりたかったのかよくわからない(C)750
得点は妥当、というか、芸人が大目に見ても面白くなかったということだろう。
②予言コント:よく考えてはいる。ただ、セリフ回しがヘタだ(C)765
2.TKO
①手品師コント:相変わらず。これで芸歴20年とは・・・(C)757
得点もこんなものだろうと思う。
②裏口入学コント:ちょっと笑ったけど、オチはダメ(C)877
3.ロバート(1876)
①忍者村コント:いつものパターンだけど・・・ここまででは、上位だろうか(C)942
ただ、この得点は高すぎ!
②自動車修理コント:秋山のキャラだけで持っているようなもの。内容は平凡(B)934
この得点も高すぎ!
4.ラブレターズ(1588)
①卒業式コント:初めて見るが、このラップ調は個人的にはまったくダメ。意味不明(D)790
②追試コント:う~んという感じ。なかなか練っているとは思うガ・・・(C)798
5.2700(1809)
①リズムコント:リズムコントだとか、変な歌だけど、思わず笑ってしまった(B)884
得点は、まあ妥当だろうか
②リズムコント:キリン、キリンと連呼するだけだけど、何だろう、よくわからない。(C)925
6.モンスターエンジン(1762)
①ヒーローコント:結成まだ4年だって。もうベテランの風格がある。ところどころ面白かったけど、結局中途半端だった。(C)843
②アトラクション船の添乗員コント:完全な失敗、キャラだけで持たせようとしても無理(C)919
7.鬼が島(1679)
①腹話術コント:意味がわからない上に気持ち悪い。オチも最悪、どうして、こんなグループがファイナルに出場できたのかわからない(D)874
この得点は異常だ。
②鬼女コント:まったく意味不明。松ちゃんが言う通り「どんな台本になっているのか見てみたい」(D)805
8.インパルス(1696)
①囚人と看守コント:さすが安定している。今回のメンバーの中では、唯一ちゃんとしたネタだし、面白かった(A)815 得点低すぎ
②面接コント:これまたよく練っている。これで優勝しなければウソ(A)881
私の予想通り、まったく私の評価とは違う得点・順位になってしまった。
この結果、優勝はロバート
最終順位は、以下の通り
1.ロバート(1876)
2.2700(1809)
3.モンスターエンジン(1762)
4.インパルス(1696)
5.鬼が島(1679)
6.TKO(1634)
7.ラブレターズ(1588)
8.トップリード(1515)
終わった後で思ったことは、昨年までと同じ。
つまり、毎年「何だよ、このコンテストは」と思いながら見てしまっているわけだ。
今年も、全体的には低調。
レベルが低すぎる。
少なくとも、昨年よりもヒドい。
ロバートは、もはや人気が固定化した感もあるけど、コントはいつも秋山のキャラだけで持っていて、後の二人はたぶん誰がやっても同じ。
にもかかわらず、得点が高すぎる。
そんなに面白いコントでもないはず。
そういう意味で、一番きちんとしたネタをやっていたのはインパルスだけど、意外にも、というか唖然とするほど得点が低かった。
その一方、鬼が島の1回目と、モンスターエンジンの2回目は、得点が異常に高いとしか言いようがない。
モンスターエンジンは、割と安定しているはずなのに、今回のネタはちょっとレベルが低かった。
で、問題は・・・
2700である。
コンビの片方は変な歌を歌っているのだが、相方の方は、ただ踊っているだけ。
最初は、いったい何のことだかさっぱりわからない。
しかし、そのうちその踊りの意味(?)がわかってくる。
いや、実は・・・
不覚にも笑ってしまった。
確かに、あの得点は高すぎる。
でも、何だか頭に残ってしまうし、妙におかしい。
今回最大のナゾのコンビだと思う。
さて、そんなこんなで、改めてこのバラエティを見て感じたことは・・・
審査員である若手芸人たちは、決して「きちっとしたコントには高得点をつけない」ということだ。
つまり、「きちっとしたコント=実力がある」ということなので、予選や準決勝で落ちた芸人たち、すなわち「実力のない」コンビやグループにとっては、意地でも高得点をつけたくないのだと思う。
そして、ネタの中身はともかく、キャラの立っているヤツが出ていると、安心して大笑いするのだろう。
面白いキャラクターは、天性でこそ面白いのであって、ネタの中身や練習ではなかなか作れるものではない。
だから、ロバート・秋山や、鬼が島の気持ち悪いヤツ(操り人形の役をやっていた子)などがウケるのだと思う。
決して、コントの中身を採点しているのではない。
これまで4回見て、やっと気がついた。
これからは、コントの面白さを評価するのではなく、どんな面白いキャラクターが出てくるのかを見なければならない。
そう気付いた今回、改めて順位を見てみると・・・
TKOは、これから大丈夫か?
芸歴20年が、まったく生きていないぞ。
以上、今回の感想でした。
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