で、誰？

どうでもいいニュース。

聞いたこともないのに、「世界中で大人気」のDJとやらが、イベントでほとんど下着同然の恰好をしてファンの間に飛び込んだところ、体を触られたとか何とかで訴訟騒ぎになっている、という、ホントにどうでもいいニュースをわざわざテレビでやっていた。

ここまで大袈裟に騒ぐ理由の一つが、このＤＪがあの国の女性ということがあると思うが、そうでもない限り、こんなニュースを大々的に報じること自体意味不明だ。

しかも、この女はわざわざ「こんなことをされたのは、日本が初めて」とかほざいているらしいので、日本を貶めることが大好きなメディアが取り上げたとしか思えない。

ネットでは当然のごとく批判の声が挙がっているが、その大半が「そんな恰好をして、しかも酔っ払いまでいる大勢の人だかりの中に、自分から寄っていったのだから、自業自得だろう」というものだ。

これに対して、これまた当然のごとく「そういう問題ではない。そもそも痴漢は犯罪だ」という反論が持ち上がっているのだけど、じゃあ何がいけなかったのか、ということになると、そんなもの企画したイベント会社の警備不足以外にはないだろう。

しかも、訴訟を起こしたのが、このイベントを企画したイベント会社だというのだから、余計に胡散臭さを感じるのは私だけではあるまい。

「お前ら、わざと騒ぎになるように、このハレンチなＤＪを観衆の中に飛び込ませて、どっかのバカがアホなとこをするよう誘導したんじゃないの？」ということだ。

さらに、痴漢行為をしたというバカ２人が、すぐに自首してきたというのだから、さらに胡散臭さは増していく。

この２人って、ホントに日本人か？とも思うわけだ。

さらにさらに、このバカ女が「実は幼い頃からヒドい仕打ちを受けてきた」とか告白するものだから、「だったら、余計に恰好とか対応とか慎重になるんじゃないの？」と思ってしまう。

もちろん、日本のメディアも負けてはいない。

悪名高い「羽鳥慎一モーニングショー」の名物男・玉川徹が、この件に関して「例えば露出が多い格好してたから自業自得って、じゃあ海とかプール行って露出の多い格好してたら、触られても自業自得なんですかね」とかアホなコメントをしている。

当然「状況が全然違うだろ」というツッコミが殺到しているが、問題なのは「そういう恰好をしている」ことではなく、「そんな恰好でわざわざ群衆の中に飛び込んだ」ということじゃないの？

コンサートなどで、演者がわざわざトランス状態にある観衆の中に飛び込んでいったりするか？ということだ。

これについても、GACKTがわざわざ「オレも似たようなことをされた」とかツイートしていたけど、「そりゃあお前が悪い！」としか言いようがないだろう。

「誰がどんな格好をしようが個人の自由」とか言っているようだけど、じゃあ街中をほぼスッポンで歩き回ってもいいのか、ということにならんか？

少なくとも危機管理もできないようなヤツが、イベントなんかに参加するな、ということだと思う。