今回は「沈黙の鉄槌(CS)」です。
日本では「沈黙」シリーズ第45作目のタイトル作品となっている。2022年現在、スティーヴン・セガール主演の"沈黙シリーズ"の最新作となっている。ちなみに監督のジェームズ・カレン・ブレザックは、"沈黙シリーズ"の第一作、「沈黙の戦艦」が公開された1992年に生まれている。
主演:スティーヴン・セガール
共演:ジョニー・メスナー、DMX、ビル・コッブス、チェスター・ラッシング、サクソン・シャービノなど
<ストーリー>
引退し田舎に引っ込んだ元刑事フランク・ウィルソンは、刑事のレイ・マンスから、連絡の取れなかった息子のチャンスが殺されたことを知らされた。隠しておくよう言われていた金を守れず激怒したデズモンド・パッカードに殺されていたのだった。犯人を見つけるため街へ戻り独自の調査を進めたところ、ギャングのボスであるアウグスティノ・フィン・アデアのバカ息子デズモンドが絡んでいることを突き止めるが・・・
タイトルからもわかる通り、スティーヴン・セガールの映画である。
この「沈黙」シリーズも、実に45作目となるらしい。
1992年の「沈黙の戦艦」の評判が良かったので、その後このタイトルがつけられるようになったが、原題はすべて違っていて、実は第一作も含めて「沈黙の」というタイトルのついた作品は一つもない。
しかも、「沈黙の戦艦」の続編と言えるのは、第3作にあたる1995年の「暴走特急」だけで、にもかかわらず「沈黙」シリーズで唯一「沈黙」のタイトルがついていない、という何だか変な流れになっている。
今作の原題は「Beyond the Law」であるが、セガール作品にもかかわらず、今回彼は悪役である。
だから本当の主役は、フランク・ウィルソンを演じるジョニー・メスナーである。
しかし、悪役でもセガールは死なない。
なぜなら、セガールだから。
もっと言うと、最後まで生き残るのはセガールのみである。
彼は、自分を裏切ったバカ息子の手下どもを抹殺するし、そのバカ息子を殺したのはフランクであるが、最後はそのフランクも殺してしまう。
では、どういう結末かと言うと、フランクが自らを犠牲にしてセガールを刑務所にぶち込むように仕向けるのである。
直接対決となったフランク対セガールで、あっさりとセガールが勝つのだが、フランクの手には警察に通報したままの携帯電話が握られていた、というオチになっているわけだ。
まあ、監督はセガール自身ではないので、若い監督がセガールに気を使ったのかな?
物語・展開的に特に違和感はなかったけど、特に盛り上がる部分もなかったので、そこそこ楽しめたというところでしょうかね。
評価は「C」にします。
さて、ネットなどで「沈黙シリーズの難問クイズ」というのがあった。
映画のタイトルと、その簡単なあらすじ、そしてその映画の一シーンが選択肢としてあって、それぞれ正しいものを線で結べというものだが、はっきり言って、どれも似たようなものなので、さっぱりわからなかった。
日本では「沈黙」シリーズ第45作目のタイトル作品となっている。2022年現在、スティーヴン・セガール主演の"沈黙シリーズ"の最新作となっている。ちなみに監督のジェームズ・カレン・ブレザックは、"沈黙シリーズ"の第一作、「沈黙の戦艦」が公開された1992年に生まれている。
主演:スティーヴン・セガール
共演:ジョニー・メスナー、DMX、ビル・コッブス、チェスター・ラッシング、サクソン・シャービノなど
<ストーリー>
引退し田舎に引っ込んだ元刑事フランク・ウィルソンは、刑事のレイ・マンスから、連絡の取れなかった息子のチャンスが殺されたことを知らされた。隠しておくよう言われていた金を守れず激怒したデズモンド・パッカードに殺されていたのだった。犯人を見つけるため街へ戻り独自の調査を進めたところ、ギャングのボスであるアウグスティノ・フィン・アデアのバカ息子デズモンドが絡んでいることを突き止めるが・・・
タイトルからもわかる通り、スティーヴン・セガールの映画である。
この「沈黙」シリーズも、実に45作目となるらしい。
1992年の「沈黙の戦艦」の評判が良かったので、その後このタイトルがつけられるようになったが、原題はすべて違っていて、実は第一作も含めて「沈黙の」というタイトルのついた作品は一つもない。
しかも、「沈黙の戦艦」の続編と言えるのは、第3作にあたる1995年の「暴走特急」だけで、にもかかわらず「沈黙」シリーズで唯一「沈黙」のタイトルがついていない、という何だか変な流れになっている。
今作の原題は「Beyond the Law」であるが、セガール作品にもかかわらず、今回彼は悪役である。
だから本当の主役は、フランク・ウィルソンを演じるジョニー・メスナーである。
しかし、悪役でもセガールは死なない。
なぜなら、セガールだから。
もっと言うと、最後まで生き残るのはセガールのみである。
彼は、自分を裏切ったバカ息子の手下どもを抹殺するし、そのバカ息子を殺したのはフランクであるが、最後はそのフランクも殺してしまう。
では、どういう結末かと言うと、フランクが自らを犠牲にしてセガールを刑務所にぶち込むように仕向けるのである。
直接対決となったフランク対セガールで、あっさりとセガールが勝つのだが、フランクの手には警察に通報したままの携帯電話が握られていた、というオチになっているわけだ。
まあ、監督はセガール自身ではないので、若い監督がセガールに気を使ったのかな?
物語・展開的に特に違和感はなかったけど、特に盛り上がる部分もなかったので、そこそこ楽しめたというところでしょうかね。
評価は「C」にします。
さて、ネットなどで「沈黙シリーズの難問クイズ」というのがあった。
映画のタイトルと、その簡単なあらすじ、そしてその映画の一シーンが選択肢としてあって、それぞれ正しいものを線で結べというものだが、はっきり言って、どれも似たようなものなので、さっぱりわからなかった。
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