こすもすの海に泳ぐ子とがめまじ 葉

こすもすの畑秋桜の海と化す
空の青こばむコスモスの海なりき
こすもすに風いづくからいづくへと
コスモスの畑を囲んで案山子どち
コスモスや賑はつてゐるドックラン
コスモスの風来る丘の茶房かな
めくるめく風に吹かれる秋桜と
音たてず秋の疏水の流れゆく
車椅子こすもす日和なりにけり
ハリポッターコスモスの海飛んでゐる
ぶらんこを漕ぐコスモスの上に漕ぐ
秋桜の夢の中なりバスの揺れ
土煙あがるコスモス畑かな
豆殻を焼く遠ちの畑近ちの畑
ミルクキャラメルの味のす秋桜
秋の水鯰の髭の見えにけり
まずは吟行の句。推敲、推敲。
多く詠めたからっていいってもんでもない。

コスモス畑に行く。今まであちらこちらの何万本と咲いている、コスモス畑を見に行ったが、ここ丹波のコスモス畑は規模としては一番広く、花も沢山咲いていた。種類も豊富で初めて見る、品種もあった。

しりとり俳句で詠まれた句。
夜に入りてコスモスのなほ揺れ続け ラスカル
鬱の字の画数いくつ秋桜 ラスカル
コスモスの揺れつつ風の色変はる ラスカル
ケーキ皿に残るセロハン秋桜 ラスカル
あの日あの目コスモスの向う側 ぴのこ
頬杖を揺れにまかすや秋桜 陶子
手から手へおさなの笑みや秋桜 てまり
秋桜百恵はラストマイク置く 登美子
秋桜映画のロケ地巡りけり むめこ
秋桜この里休耕田ばかり むめこ
秋桜胸に抱へて尼僧来る むめこ
捨て畑黄花コスモス叫んでる 菊子


案外、コスモスの句は詠まれていなかった。ラスカルさんの繊細な心。ぴのこさんの句には、参ったな~。コスモスを挟んで、お相手の気持ちをおしはっかている心が滲み出ている。
皆さん、これからもよろしく。