久しぶりに美容室に行く。若い、店主と会話をする。
たまたま、インターネットの話から、ブログの話になる。
「私、暇潰しに、ブログ、始めたの。」
「ほんと、僕はもう書き始めて、八年になります。」
「それは、それは、頑張っているんだ。」
「私は、五月から。 毎日やることがないから、続けて書いてる。」
「最初は、毎日、書いてたんだけど、途中から、ネタ切れになって、この頃は、二日おきになった。毎日、書きたいのだけど忙しい時もあるし。初めは文章もそこそこだったけど、だんだんと、すらすら出てくるようになった。」
「僕は店のことと、主に子供のこと。」
「私は俳句のこと。我が町に、新聞俳句で、日本一になった人もいるのよ。」
「へー、僕は子供の頃から、俳句は興味はあるけど、今の所、門外漢だから、そんな人がいるのは知らなかった。お友達?」
「お友達と言うより、歳は私より若いけど、時々、学させてもらってる。俳句も色々とあるのよ。表現方法が違うの。彼女は素晴らしい俳句作るけど、少し私と違うの。でも、とても立派な人なのよ。」
「そうですね。僕も先人から、勉強させてもらうことは、沢山あります。学ぶように心がけています。」
久ぶりに行った店なのに、この不景気?な時に弟子が二人も増えている。若い店主だけど日々、努力を重ね、頑張っている様子が見てとれた。
ブログの覗きあいをすることにした。
石橋にアーチ木の実の降りしきる
猫の名は姫寝てばかり小六月
月の舟早よ乗りたまえアダムイブ
自分では不思議現象のこと。私の俳句が、一人歩きしているページがある。一日一句載っている。その句がこの子達。私が生んだから、子なのである。