老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

秋の帽子

2015-10-16 23:17:49 | 俳句


帽子の天辺と、鍔を少し上に折った部分に木のボタンを付けた。わざわざは買うことをしなかったから、手持ちのボタンになった。本当は円いのがよかったかもしれないが、縦形のボタンになった。当人は気に入っている。



この帽子は厚手の安曇野木綿の生地で作った、まさにちょうど今かむれる帽子である。
同じ材質で、柄の違う布で六枚にはいだ、帽子である。
鍔を付けた、ハンチングである。



次の帽子の材料も、同じく安曇野木綿である。
今、散歩に毎日かむって行っている。
折りたたんでも、形は崩れない。鞄の中に入れることができて、便利である。軽いのも良い。



この帽子は丸い、プラムがついている。
配色は少し、明るい茶系統。一番愛用しているかもね。

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ひび是好日

2015-10-16 11:28:31 | 俳句


久しぶりに美容室に行く。若い、店主と会話をする。
たまたま、インターネットの話から、ブログの話になる。
「私、暇潰しに、ブログ、始めたの。」
「ほんと、僕はもう書き始めて、八年になります。」
「それは、それは、頑張っているんだ。」
「私は、五月から。 毎日やることがないから、続けて書いてる。」
「最初は、毎日、書いてたんだけど、途中から、ネタ切れになって、この頃は、二日おきになった。毎日、書きたいのだけど忙しい時もあるし。初めは文章もそこそこだったけど、だんだんと、すらすら出てくるようになった。」



「僕は店のことと、主に子供のこと。」
「私は俳句のこと。我が町に、新聞俳句で、日本一になった人もいるのよ。」
「へー、僕は子供の頃から、俳句は興味はあるけど、今の所、門外漢だから、そんな人がいるのは知らなかった。お友達?」
「お友達と言うより、歳は私より若いけど、時々、学させてもらってる。俳句も色々とあるのよ。表現方法が違うの。彼女は素晴らしい俳句作るけど、少し私と違うの。でも、とても立派な人なのよ。」
「そうですね。僕も先人から、勉強させてもらうことは、沢山あります。学ぶように心がけています。」



久ぶりに行った店なのに、この不景気?な時に弟子が二人も増えている。若い店主だけど日々、努力を重ね、頑張っている様子が見てとれた。
ブログの覗きあいをすることにした。

      石橋にアーチ木の実の降りしきる

      猫の名は姫寝てばかり小六月

      月の舟早よ乗りたまえアダムイブ

自分では不思議現象のこと。私の俳句が、一人歩きしているページがある。一日一句載っている。その句がこの子達。私が生んだから、子なのである。


        



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